ドローンのプロペラは、実は取り外しができるのをご存知でしたでしょうか。ドローンのプロペラは、飛行能力に関係があります。しかし、大きければ大きいほど良いというわけではありません。ドローンのプロペラは、だいたい1,500円もすれば、新しいものを買うことができます。詳しくお伝えしていきましょう。
一種類のドローンには一種類のプロペラ
たいていのドローンは、そのドローン専用のプロペラが発売されています。
取替も効くのですが、傷んだり、壊れたりしない限り、プロペラはあまり交換しないほうが良いでしょう。専用にデザインされたものなので、違うドローンのプロペラに取り換えると、故障の原因となってしまいます。
プロペラが壊れたときは、ドローンの型番で検索して、メーカーやAmazonから同じ型のプロペラを取り寄せましょう。プロペラをカバーするタイプの、スマホのようなケースに入ったタイプのプロペラでも、そのケースを外すことでプロペラを取り換えることができます。
プロペラはドローンの核となる部品です。ドローンは飛行用のプロペラ、エンジンなどの動力、そして空撮のためのカメラなどでできています。シンプルな構成ですがデリケートな製品で、ちょっとした衝撃で壊れてしまいます。プロペラを保護したいと思うのであれば、小型のカバータイプを使うと良いでしょう。
ドローンはどんどん小型化
ドローンが世の中に登場したときは、まだまだ大型で、値段も高価でした。しかし、ドローンは開発技術の発展とともに小型化し、なおかつ軽量化していきました。本当に飛ぶのだろうかと疑わしいほどに小さなドローンが発売され、いまでは手のひらサイズのドローンもあります。
ドローンが小さなプロペラでも飛ぶことができるようになったのは、軽量化がされているからです。かなりボディも軽くて、小型のプロペラでも飛行が可能となっています。
しかし実際には、ドローンのプロペラを折りたたんでいるだけで、プロペラそのものを広げると、手のひらのサイズを大きく超えてしまうものもあります。
驚嘆するのは、スマホのケースに入ったかのような箱型のドローンです。プロペラは前後左右に4つついていますが、その4つがすべてケースにおさまり、スマホサイズの箱がそのまま上空に飛行します。プロペラも小さく、換気扇をホイールサイズにしたようなものです。
しかも、こうした極小ドローンは、プロペラが小さいので騒音も小さく、なおかつしっかり飛びます。
ドローンのプロペラ、浮力に関係あり
しかし、そうはいってもやはりプロペラが大きいほど浮力が強いのは確かです。大型のドローンは長距離飛行や高高度飛行も可能です。
大きい分だけ浮力も強いので、大型のカメラを搭載することができ、空撮の画質もきれいです。やはりプロペラが小さなドローンは、カメラも小さなものしか載せられないので、それほどきれいな画質にならないのが難点です。
ドローンのプロペラは大型のものの方が良いですが、騒音などもありますので、適宜自分の使用用途に応じて選んでください。ドローンのプロペラは取り外しも可能ですが、持ち運ぶ際は折りたたんで、外さないようにしてください。
今回はドローンにおけるプロペラの大切さについて見てきました。
ドローンのプロペラはとても大切な部品です。プロペラをしっかりと保護して、持ち運ぶときは壊さないように気をつけましょう。プロペラをガードするボディがついているドローンもありますので、そうした小型のドローンを利用するのも良いでしょう。
この記事と一緒によく読まれている記事
-
ドローンで夜間飛行はできる?法規制や飛行ルール、申請方法を詳しく解説
-
ドローンの操縦にアマチュア無線の資格は必要?FPVドローンを飛ばす時の注意点を解説
-
災害時におけるドローンの活用法を解説!救助や捜索などドローンが活躍する場面を知ろう!
-
ドローンの飛行距離ってどれぐらい?電波が届く距離を詳しく解説
-
ドローンを使った太陽光パネルの点検を解説!従来の方法と比較したメリットとは?
-
雨の日はドローンを飛ばせる?降雨時の対応や注意点を解説
-
ドローンの係留装置を自作する方法を解説!自作する時のポイントは?
-
ドローンの民間資格による許可申請が廃止!今後の民間資格の位置付けを理解しよう
-
ドローンの立入管理措置とは?立入管理措置の目的ややり方を解説
-
AI搭載ドローンの活用方法を解説!AIの力で何ができる?
-
ドローンの登録記号とは?登録記号の発行方法や使い方を解説
-
ドローンを使った屋根点検のメリット・デメリットを解説!点検の流れや費用はいくら?