ドローンはもはや競技?今注目されているドローンレースとは

ドローン競技、ドローンレースって何?

最大時速100㎞にも及ぶ速度で飛行することができるドローンを使った競技であるドローンレースは迫力満点。最新技術の盛り込まれたドローンを使っていることもあり、未来感のある新競技です。まずは、ドローンレースの概要について知っていきましょう。

一般的なドローンレースの概要としては、ドローンを遠隔で操作しながら、一定のコースを飛行する速度を競うというルールになっています。決められたコースをより速く飛行した方が勝つという、シンプルな内容になっています。

機敏な動きを可能とするドローンの操縦に長けた操縦士たちが、スピード感とスリルに溢れるレースを展開するという魅力があります。

ドローンレースは、現在国内外で大会が開催されており、規模の大きなものであれば、賞金が1億円を超えるような大会もあります。もはや、ドローンレーサーが1つの職業として成り立つほど、このドローンレースというものは注目を集めているのです。

迫力のあるレースを見たい方や、ドローンの巧みな操縦テクニックを見たい方、ドローンで一攫千金を狙いたい方など、見るのも、参加するのもおすすめです。

 

世界で開催されている豪華ドローンレースとは

実際に世界中で行われたドローンレースには、一攫千金を狙えるものが多くあります。これまで開催されたレースをチェックしていきましょう。

ドバイWorld Drone Prix

2016年3月に開催された、賞金総額1億円超のビッグレースです。優勝したのはルーク・バニスターで、15歳の少年が優勝賞金約2,800万円を手にしました。

FAI World Drone Racing Championships

スイスに本部を置く国際航空連盟FAIによる公式世界選手権です。2018年第1回大会での優勝賞金は約260万円、賞金総額は約3,000万円です。この大会では日本チームも初エントリーをしています。また、2020年の世界大会を日本で開催する準備が進められていることでも注目されています。

Drone Champions League

ヨーロッパ最高峰のドローンリーグです。これまで世界5か国で開催、76か国で放送されています。2017年、2018年の大会は日本でも放送されており、世界的に認知度の高い大会です。

 

国内開催されているドローンレース

国内でも様々なドローンレースが開催されています。ここではドローンレースを主催している3つの団体を紹介します。

JDRA

正式名称は一般社団法人日本ドローンレース協会です。ドローンレース公式ガイドブックを策定した団体で、ドローンレースのルールも法律、安全基準に則っていることが特徴です。

「JAPAN DRONE NATIONALS」「全国ドローンレース選手権」「NINJA DRONE 忍」など、全国各地で様々なレースを開催しています。スピードドローンレース、マイクロドローンレース、障害物ドローンレースなど、様々なカテゴリーがあり、エンターテイメント性が感じられるレース内容となっています。

JDL

一般社団法人ジャパンドローンリーグです。ドローンの可能性と技術への理解を深めてもらうことを目的とし、ドローンレースの運営や支援を行っています。

年間を通して数多くのレースがあり、JAPAN DRONE LEAGUE 2019では日本各地でRoundと呼ばれる7つの大会を開催しています。

練習と本戦の日が設けられており、獲得したポイントごとにオープンクラス、エキスパートクラス、プロクラスとランク分けされていくポイント制の大会です。

Drone Impact Challenge

2015年4月に結成された、ドローンレースDrone Impact Challengeの主催団体です。2017年8月開催の日本最大級のドローンレースと言われた「DRONE IPACT CHALLENGE2017 YOKOHAMA」は2万人超の観客が集まり、Drone Impact Challengeの認知度を高めました。

2019年8月には、川崎でDrone Impact Challenge2019が開催され、今後も国内のドローンレースを盛り上げていく存在となっていくことでしょう。

 

ドローン競技に参加するためには何を用意する必要がある?

ドローンを持っている方の中にも、ドローンレースへの参加を考えている人は多いのではないでしょうか。ここでは、ドローンレースに参加するために必要なことをまとめていきます。

ドローンレースに参加するためには、レースで使えるような高性能なドローンが必要となります。一般的に空撮映像などに使われているドローンは、2.4GHzという電波帯を使用しているのですが、レースで使用する上では、操作にタイムラグが生じることがあります。

空撮ではそこまでの影響はありませんが、コンマ数秒のタイムラグが勝負を分けてしまうドローンレースには致命的な差になってしまいます。そのため、ドローンレースにおいては、5.6〜5.8GHzの電波帯の映像通信装置をつけたドローンを用意するといいでしょう。

この電波帯のドローンであれば、タイムラグが少なく、レースでの瞬間的に求められる操作にも対応することができます。

しかし、5.6〜5.8GHzの電波帯の通信機器を扱うためには、第4級以上のアマチュア無線技士の資格が必要となります。電波を扱うものですので、最低限の資格が必要であることを知っておかなければなりません。

アマチュア無線技士の資格に関しては、国家試験を受験するか、全国各地で開催されている講習会を受講するなどの手段があります。

ドローンレースに出場するためには、より高性能でタイムラグの少ないドローンを用意しなければならないという点と、そのようなドローンを扱うには資格が必要であることを知っておきましょう。

また、FPVゴーグルをつけたFPVレースは、航空法で規制されている、機体全体を目視で確認できない「目視外飛行」に当たります。200g以上のレース用ドローンであれば事前の飛行承認申請が必要です。

 

競技用のおすすめドローン3選!

ここでは、空撮映像ではなく、レース向けのドローンを紹介していきます。レース向けに機能が特化したものとなっているので、ドローンレースへの競技参加を検討している人は参考にしてみてください。

1.E-MAX NightHawk 280PRO

機敏な動きとコンパクトで軽量なボディが魅力のドローンです。本体後方にはLEDがついており、視認性も抜群となっています。

2.WALKERA 1

シンプルでコンパクトな設計になっているので、初心者でも扱いやすいドローンです。正確な飛行を可能とするシステムを採用しているので、レースでの機敏な動きにも対応できます。

3.WALKERA Furious320

本格的なレースでも十分に戦うことができるレース用ドローンです。タイムラグの少ない操作性は、瞬間的な操作が求められるドローンレースにもってこいです。

 

ドローンレースに参加したい!おすすめの練習方法

ドローンレースへの興味がわいてきた場合、練習は何から始めればいいのでしょうか。

まず、お勧めするのは目視ドローンレースです。初心者向けのレースの中には、ホビードローンを集めたレースもあるので、気軽に始めることができます。

ハイスピードのFPV映像を見ながら操縦する迫力満点のFPVレースはやや上級者向けなので、目視ドローンレースで操縦技術を上げてから挑戦しましょう。

目視ドローンを手に入れたら、基本的な操縦技術を磨くようにします。離陸、ホバリングは簡単なように見えますが、安定した動きをさせるには練習が必要です。

ホバリングがきちんとできるようになったら、機体を目の高さに合わせて地面と平行に前進、後進ができるようにします。その後、右旋回左旋回を練習し、アクロバティックな動きでドローンを自在に動かせるようにします。

ここでポイントとなるのが、機体正面と操縦者が向かい合った「対面」と、機体正面と操縦者が同じ方向を向いた「正面」の両方で練習することです。

目視でドローンを操縦する場合、対面と正面が変わるとドローンがどちらに動くのか混乱してしまいがちです。両方で練習することで、しっかりと感覚を身に着けるようにしましょう。

ドローンの操縦とレースの感覚に慣れてきたなら、いよいよFPVドローンレースへ挑戦です。ドローンレースに向けてFPV操縦のシミュレーターの練習から始めると良いでしょう。代表的なシミュレーターには「FPV Freeider」「Lifeoff」があげられます。機能が制限されますが、無料版もあります。

その後、ドローンを使って屋外で練習をします。練習の流れは目視と同じように、基本的な動きからアクロバティックな動きへと徐々にステップアップするようにしましょう。

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