
ドローンの操作練習できる場所少ないし…雨の日はできないし…
良い練習方法ないかな。。。
ドローンを操縦するにあたり、技術を身に付けるための練習はどの操縦者にも必要となります。
しかし、初心者の方はいきなり外で飛ばすには少々ハードルが高い…と感じる場合も多いかと思います。
そこで今回は、どこでも簡単にドローン練習をシミュレーションできる「ドローン練習アプリ」をご紹介いたします。
- 簡単にドローンの操縦練習ができる方法
- 通常飛行における操作練習ができるアプリ・ソフト
- ドローンレースにおける操作練習ができるアプリ・ソフト
を知ることができます。
目的にあったアプリやソフトを使って、効率よく練習してください。
操作方法の練習にアプリ・ソフトを活用するメリット
- 自宅にいながらドローンを飛行させる練習ができる
- 墜落させてもドローンが壊れる心配がない
- アプリ・ソフト内での飛行となるため、飛行許可などの申請手続きをする必要がない
- 時間問わずに、何度も練習することができる
ドローンを飛行させるにはさまざまな法規制を遵守し、安全に飛行させなければなりません。
アプリやソフトを活用することで、操縦に不慣れな方でも安心して飛行させることができます。
また、空いた時間にいつでも練習することができるので、練習に行く時間が取れない忙しい方も効率よく操作方法を身につけることができるでしょう。
【通常飛行用】ドローンの操作練習に最適なアプリケーション・シミュレーションソフト
一般的な飛行のシミュレーションを行うことができるドローン練習アプリをご紹介いたします。
【ソフト】DJI フライトシミュレーター(無料/有料)

大手ドローンメーカー「DJI」が提供しているフライトシミュレーターで、Windows PC専用ソフトです。
「Mavic」「Phantom」「Inspire」「Matrice 200」など、DJI製ドローンの様々なシリーズに対応しています。
無料版の他にエンタープライズ版、電力業界向け特化版があり、すべてDJIのホームページからダウンロードが可能です。※価格は要問い合わせ。
なお、無料トライアル版は機能に制限があり「Mavic」や「Phantom」などコンシューマー向けの機種にしか対応していません。
一方、エンタープライズ版や電力業界向け特化版は企業でのトレーニングに適した機能が充実しています。
DJIフライトシミュレーターでは、実際のDJIドローンの送信機を使って飛行シミュレーションを行なっていくため、リアルな操作感覚を養うことができます。
基本的な飛行スキルから様々な環境に合わせて自由に飛行させる機能、送電線の点検など様々なシチュエーションにおける飛行シミュレーションが可能です。
【ソフト】REAL FLIGHT7.5(有料)

最新の技術を用いて機体の細部までこだわり再現されたグラフィックが特徴のフライトシミュレーターで、Windows PC専用のソフトです。
同じ「REAL FLIGHT7.5」でも様々なシリーズが展開されていますが、初めて使用する方はプロポが付属している「REAL FLIGHT 7.5 InterLink Elite Controller Edition」をおすすめします。
ドローンだけでなく飛行機やヘリなど合計130機種以上の機種が登録されており、様々な航空機のフライトをシミュレーションすることができます。
デフォルトで用意されているシミュレーションコースも多彩ですが、自分好みにコースをカスタマイズすることも可能です。
風速設定もできるので、あらゆるシチュエーションにおける飛行の感覚を掴める優れたソフトと言えます。
※価格参考:約35,000円
【アプリ】ヘリトレ(無料/有料)

iOS、Androidどちらのスマホやタブレットにも対応している無料アプリです。
ラジコンヘリコプターや二重反転ヘリ、ドローンなどの航空機に対応しています。
順を追って操縦技術をマスターしていくチュートリアル機能が用意されているので、初心者も気軽に挑戦することができます。
タッチパネル操作の他に、USBホストケーブル接続のUSBゲームパッド(FMS等で使用可能な送信機)から操作することも可能です。
なお、ヘリトレは有料版(250円)も用意されており、チュートリアルの項目やフリーフライト時の使用可能機体がボリュームアップしています。
【アプリ】DJI Virtual Flight(無料)

iOSのみ対応している、DJI提供のフライトシミュレーターです。
無料でFPV対応ドローンの操縦体験が可能となっており、DJI FPVのゴーグルや送信機、モーションコントローラーと組み合わせて使うこともできます。
DJI Virtual Flightを使用する際は、DJIアカウントを作成する必要があります。アカウントを持っていない方は新規登録から始めましょう。
任意でチュートリアル機能を使うこともでき、初心者の方は操縦を学べるという点も嬉しいポイントです。
自由にフライトを楽しむことができる「フリーフライ」モードは複数の難易度が用意されているため、より高度な技術を身に付けたい上級者の方にもおすすめです。
【アプリ】Quadcopter FX Simulator(無料/有料)

Android端末に対応しているフライトシミュレーターです。
操作性に優れており、実際にドローンを操縦している時の感覚に近い形で操作練習を行うことができます。また、画面の両端に表示される2本のスティックと連動してドローンが動くので操作感を掴んでおきたい初心者の方に適しています。
三人称視点とFPVビューどちらにも対応しているので、FPV対応ドローンの練習にも活用できます。
無料版は用意されている機体やコースの種類は少なく機能も制限がありますが、有料版(813円)であれば機能のフル利用が可能です。
【アプリ】Electric RC Sim(有料)

iOSに対応した有料(370円)フライトシミュレーターです。
2種類のドローン、9種類の固定翼機(飛行機)の飛行練習が可能で、コースは4種類用意されています。
コースによって風の強さが変わったり、機体によって動きが異なったりなど、実機の飛行に近い形で操作方法を習得することが可能です。
操作性も実物のドローンと似ているため、ドローンを購入する前または購入したばかりの方にもおすすめです。
【ドローンレース用】おすすめ練習アプリケーション・シミュレーションソフト
ドローンレースに向けた飛行練習にも活用できるフライトシミュレーターをご紹介いたします。
【ソフト】DJI フライトシミュレーター(無料/有料)

先ほどもご紹介したDJIフライトシミュレーターですが、通常の飛行だけでなくレースモードも搭載されています。
レースモードは無料トライアル版から利用可能となっているので、気軽にダウンロードしてドローンレースを体験してみてはいかがでしょうか。
綺麗なグラフィックのコースでレースを体験することはできますが、3Dグラフィックゲームが滞りなく動く程度のスペックを持つPCでなければスピード感のある操作をするには難しいことだけ理解しておきましょう。
※有料版の価格は要問い合わせ。
【ソフト】FPV Freerider(無料/有料)

無料版と有料版($4.99USD)の2種類が用意されている、PC専用フライトシミュレーターです。
対応PCはWindows、Mac OS X、Linuxとなっています。
無料版はコースが1つしか選べず、詳細な設定が行えないなどの制限はありますがFPVドローンの操作は十分に体験できます。
購入を検討している方は、まず無料版から試してみると良いでしょう。
ゲームパッド、キーボード、タブレット、プロポの4種類から操作することが可能で、実際にFPVドローンを動かしているかのような操作感で練習できます。
【ソフト】Rotor Rush(有料)

Windows、Mac共に対応しているPC専用フライトシミュレーターです。
月額5ドルで利用可能ですが、ユーザー登録日から2週間は無料トライアルを試すことも可能です。
世界のドローンレースを再現したコースが用意されており、本番さながらの雰囲気で練習をすることができます。
オンラインにてチームを組むことができるという点が最大の特徴で、世界中のパイロットと交流できる貴重な体験を楽しんでも良いでしょう。
いずれはドローンレーサーとして活躍したい!と志す方は特におすすめなソフトです。
まとめ
ドローンは飛行できる場所が限られており、付近に練習場がなければ頻繁にドローンの操縦練習を行うことができません。
アプリやソフトを活用すれば、時間や場所を選ばず気軽にドローンの操縦を練習することができます。
無料でもハイクオリティなシミュレーターが多いので、まずは無料版で様々なソフトやアプリを試してみてはいかがでしょうか。
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