Telloは、RyzeTech社から販売されているドローンで、100g以下のコンパクトな機体ながら、高性能な飛行機能を搭載しています。
ドローンを通じてプログラミングの勉強もできるため、初めてのドローンや子供向けのドローンとしてもおすすめです。
今回はTelloの特徴や価格、口コミを紹介します。
初めてのドローン選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
Telloはプログラミングも学べるトイドローン
Telloは、小型でコンパクトながら多彩な機能を搭載した高性能トイドローンです。
初心者でも手軽に操作が可能なので初めての1台にもおすすめですし、多彩な飛行機能やプログラミング機能など、しっかりと使いこめるのも魅力です。
Telloを販売するRyze Technologyとは?
Telleを販売しているRyze Technologyは、中国にあるドローンメーカーです。
世界最大手のDJIとアメリカのIntelが共同開発をしており、ドローンとしての飛行機能だけでなく、Scratchと呼ばれるコーディングシステムを使ってプログラミングができるようにもなっています。
Telloは機体重量80gのトイドローン
Telloは機体重量が80gの軽量なトイドローンです。
機体重量が100g未満なので法律で定められた機体登録の義務がなく、航空法の規制対象にも含まれないため、比較的自由に飛行できるのが特徴です。
トイドローンとはいっても、多彩な機能と高いスペックを備えているため、初心者だけでなく、ある程度ドローンに慣れた方でも楽しめる1台です。
Telloは一般販売で誰でも購入可能
Telloは個人向けのドローンなので、一般販売で誰でも購入可能です。
購入は公式オンラインストアの他、Amazonや楽天市場でも販売されています。
Telloの4つの特徴
Telloの特徴は主に以下の4点です。
- トイドローンでもパワフルな飛行性能
- 初心者でもスマホを使って簡単に飛行できる
- DJIの技術を導入した高い品質
- ドローンを楽しみながらプログラミングが学べる
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
1.トイドローンでもパワフルな飛行性能
Telloはトイドローンにカテゴライズされるドローンですが、トイドローンとは思えないほどのパワフルな飛行性能を搭載しています。
自動の離陸/着陸にも対応しており、初心者でも簡単に操作できますし、画面操作による宙返りやバウンド飛行など、多彩な飛行モードが用意されています。
初心者の方でもさまざまな飛行パターンが試せるので、練習機としてもおすすめです。
2.初心者でもスマホを使って簡単に飛行できる
ドローンの操縦に不安を抱く人も多いですが、Telloはスマホを使って簡単に操縦ができます。
操作はアプリを通じて行いますし、直感的な操作でドローンが動くため、焦る心配もありません。
ホバリングも安定して行ってくれるため、細かい調整をしなくても思い通りな飛行が可能です。
3.DJIの技術を導入した高い品質
「リーズナブルなトイドローンは品質が心配」と思う人も多いでしょう。
確かに、墜落や衝突などのリスクを考えると、しっかりとした品質のドローンが欲しいですよね。
TelloはDJIとIntelが共同開発したドローンなので、安くても品質はしっかりとしています。
さらに、バッテリーの残量が少なくなるとアラートで知らせたり、コントローラーの接続が切れても安全に着陸するなど安全機能も充実しています。
4.ドローンを楽しみながらプログラミングが学べる
Tello独自の特徴として、ドローンを楽しみながらプログラミングが学べる点が挙げられます。
scratchと呼ばれるコーディングシステムに対応しており、プログラミングを活用しながらTelloの飛行ルートを作成するなど、さまざまな使い方ができます。
子供のプログラミング教育にもぴったりなので、ドローンを使って楽しみながらプログラミングを学ばせたい方におすすめです。
同価格帯の他社ドローンとのスペック比較
Telloと同価格帯の他社ドローンを比較します。
スペックを比較してどのような違いがあるのか詳しくみていきましょう。
Holy Stone HS430
基本スペック
機種名 | Tello | Holy Stone HS430 |
---|---|---|
参考価格 | 12,980円 | 9,980円 |
全長×全幅×全高 | 98×92.5×41 mm | 187×135×43mm |
重量 | 約80 g | 75g |
カラー | ホワイト/イエロー/ブルー | ホワイト/ブルー |
折りたたみ | 不可 | 可 |
飛行時間 | 13分 | 13分 |
充電時間 | 90分 | 100分 |
操作可能距離 | 100m | 40m |
スマホ/タブレット対応 | スマホ | スマホ |
対応OS | iOS/Android | iOS/Android |
搭載機能
機種名 | Tello | Holy Stone HS430 |
---|---|---|
Wi-Fi内臓 | 対応 | 非対応 |
ジェスチャーコントロール | 対応 | 非対応 |
GPS | 非対応 | 非対応 |
ジンバル機能 | 非対応 | 非対応 |
ホバリング機能 | 対応 | 対応 |
障害物検知 | 非対応 | 非対応 |
自動追尾機能 | 非対応 | 非対応 |
自動帰還 | 対応 | 非対応 |
GLONASS | 非対応 | 非対応 |
カメラ性能
機種名 | Tello | Holy Stone HS430 |
---|---|---|
カメラ搭載有無 | 有 | 有 |
動画解析度 | HD720p30 | HD1920×1080P |
FPV | 対応 | 対応 |
RAW撮影 | 非対応 | 非対応 |
Holy Stone HS430は、holystone社が販売するトイドローンです。
全体的なスペックはTelloと同程度ですが、Telloには自動帰還機能が備わっているため、より初心者でも安心して飛ばせます。
G-FORCE LEGGERO FPV
基本スペック
機種名 | Tello | G-FORCE LEGGERO FPV |
---|---|---|
参考価格 | 12,980円 | 13,200円 |
全長×全幅×全高 | 98×92.5×41 mm | 102×136×36mm |
重量 | 約80 g | 60g |
カラー | ホワイト/イエロー/ブルー | グレー |
折りたたみ | 不可 | 可 |
飛行時間 | 13分 | 10分 |
充電時間 | 90分 | 80分 |
操作可能距離 | 100m | 30m |
スマホ/タブレット対応 | スマホ | スマホ |
対応OS | iOS/Android | iOS/Android |
搭載機能
機種名 | Tello | G-FORCE LEGGERO FPV |
---|---|---|
Wi-Fi内臓 | 対応 | 対応 |
ジェスチャーコントロール | 対応 | 非対応 |
GPS | 非対応 | 非対応 |
ジンバル機能 | 非対応 | 非対応 |
ホバリング機能 | 対応 | 対応 |
障害物検知 | 非対応 | 非対応 |
自動追尾機能 | 非対応 | 非対応 |
自動帰還 | 対応 | 非対応 |
GLONASS | 非対応 | 非対応 |
カメラ性能
機種名 | Tello | G-FORCE LEGGERO FPV |
---|---|---|
カメラ搭載有無 | 有 | 有 |
動画解析度 | HD720p30 | 1920×1080 |
FPV | 対応 | 対応 |
RAW撮影 | 非対応 | 非対応 |
G-FORCE LEGGERO FPVは、FPV機能を中心に設計されたトイドローンで、スマホを装着したVRゴーグルを使って、ドローン目線を楽しみながら飛ばせるのが特徴です。
全体的な飛行性能はTelloの方が上なのですが、VRゴーグルを使ってドローンが楽しめる個性的な特徴があるので、FPV飛行を本格的に楽しみたい人はG-FORCE LEGGERO FPVがおすすめです。
Telloがおすすめな人は?
Telloがおすすめなのは以下のような人です。
- 初めてのドローンで練習を積みたい人
- 安くても高品質なドローンを選びたい人
- 子供にドローン教育をしたい人
- 練習用のドローンを持っておきたい人
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
初めてのドローンで練習を積みたい人
Telloは、価格や機体サイズ、重量、品質などの点で初心者に最適なドローンです。
誰でも気軽に購入できますし、屋内でも飛ばせるので、初めての方はTelloで練習を積むといいでしょう。
安くても高品質なドローンを選びたい人
Telloは、価格がリーズナブルなトイドローンの中でも品質の高さで高い評価を得ています。
Amazonなどで安いトイドローンは数多く販売されていますが、品質が心配な人は多いはずです。
Telloは、DJIとIntelの共同開発なので、高品質で安心してドローンを飛ばせるでしょう。
子供にドローン教育をしたい人
Telloにはscratchを用いたプログラミング機能があるため、子供の教育にもおすすめです。
ドローンを楽しませながらプログラミングにも興味を持たせれば、質の高い情操教育ができるでしょう。
さらに、子供でも簡単に操作できる手軽さもあります。
練習用のドローンを持っておきたい人
ドローンの操縦経験がある方にとっても、練習用のドローンとしてTelloがおすすめです。
リーズナブルですし、100g未満で比較的自由に飛ばせるため、屋内外で操縦の練習に使えます。
高価なドローンで練習するのは気が引ける方は、練習機としてTelloを使ってみてください。
Telloの口コミは?
Telloの口コミや評判をネット上で調査しました。
子供向けのドローン教育にも活用される機種でもあるようです。
ドローンを使った遊びをするのにも適している1台ですね。
軽量で小型のトイドローンでもあるため、室内での操作練習にも使えます。
初めてのドローンでまずは操作に慣れておきたい人にもおすすめです。
Telloは100g以下で機体登録の必要がなく、法律の規制も緩いので比較的自由に飛ばせるのがメリットです。
小型でリーズナブルながら高いスペックを搭載しているのも魅力です。
Telloに関するよくある質問
Telloに関するよくある質問をまとめました。
ここまでの内容で疑問が思い浮かんだ人は参考にしてみてください。
Telloは室内でも飛ばせる?
Telloは室内でも安全に飛行できます。
屋外での飛行の場合、風が吹いていると機体が流される可能性があるため注意してください。
屋内で飛行させる場合は、衝突などに備えるためにプロペラガードの装着を推奨します。
Telloの飛行時間・飛行距離はどれくらいですか?
Telloの飛行時間は13分程度となっており、飛行距離は100mとなっています。
Telloが飛行中にできることは?
Telloには8種類のフリップが搭載されており、手から機体をトスしてその場でホバリングする機能や、スマホ画面をスワイプして宙返りをする機能があります。
その他にも、Circle/360/Up & Awayを使って、ショートビデオを自動で撮影する機能もあります。
Telloは防水仕様ですか?
Telloは防水仕様ではありません。
雨の中で使用したり、機体が濡れたりすると故障の原因に繋がります。
まとめ
Telloの特徴や口コミを調査しました
リーズナブルで使いやすい上に多彩な飛行機能が搭載されているため、初心者向けながらも思う存分使い込める1台です。
最初の1台に最適なドローンなので、これからドローンにチャレンジしようと思っている方におすすめです。
今回の記事を参考にして、初めての1台としてTelloを購入してみてください。
Telloのスペック
基本スペック
参考価格 | 12,980円 |
全長×全幅×全高 | 98×92.5×41 mm |
重量 | 約80 g |
カラー | ホワイト/イエロー/ブルー |
折りたたみ | 不可 |
飛行時間 | 13分 |
充電時間 | 1時間半 |
操作可能距離 | 100m |
スマホ/タブレット対応 | スマホ |
対応OS | iOS/Android |
搭載機能
Wi-Fi内臓 | 対応 |
ジェスチャーコントロール | 対応 |
GPS | 非対応 |
ジンバル機能 | 非対応 |
ホバリング機能 | 対応 |
障害物検知 | 非対応 |
自動追尾機能 | 非対応 |
自動帰還 | 対応 |
GLONASS | 非対応 |
カメラ性能
カメラ搭載有無 | 有 |
動画解析度 | HD720p30 |
FPV | 対応 |
RAW撮影 | 非対応 |
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