ドローン搭載カメラの角度を変えるだけで映像の印象が大きく変わる
ドローン空撮を楽しむ人が増え、SNSに投稿される映像を見る機会が増えてきました。中にはアマチュアなのにまるで映画のような素敵な映像を投稿する人もいます。
上手に撮影するには様々なテクニックやコツがいりますが、カメラの角度を変えるだけで全く印象の違う映像を残すことができます。
ドローン空撮といえば上空から見下ろす映像です。もちろんそれだけでも楽しむことができますが、角度を変えるとさらにダイナミックで奥行きのある撮影ができます。
水平よりも見下げた角度、つまり俯角撮影が従来のドローン空撮の基本ですが、中には水平よりも見上げた角度、つまり仰角撮影ができたらいいのにと思う人もいます。
ドローンに搭載されているカメラは機体の下に位置していることが多く、上向きの撮影をしようとすると機体フレームやプロペラが入り込んでしまうので仰角撮影には不向きでした。
しかし最近では上向き撮影が可能なドローンが登場するようになりました。
上向き撮影が可能なドローンを使えば仰角撮影ができる
従来のドローン空撮は水平よりも見下げた俯角撮影のみに対応していましたが、カメラの角度を上向きにして仰角撮影ができるドローンも登場しました。
ドローン業界最大手のDJI社が発売している「Matrice210」は機体の上部にジンバルを取り付けることができ、真上の撮影をすることが可能です。
しかしMatrice210は空撮というよりは橋梁、高架道路を真下から撮影して点検する産業用ドローンです。気軽に空撮を楽しむにはオーバースペックかもしれません。
そこで登場したのがParrot社の「ANAFI」です。180度チルトジンバル搭載で真上の撮影も可能、しかも最大2.8倍までズーム撮影ができます。
MJX社の「MEW4-1」もカメラが真上から真下まで180度回転する高性能ドローンです。低価格なので手軽に仰角撮影を楽しみたい人におすすめです。
上向き撮影が可能なドローンを使えば、カメラの角度を変えながら自由自在に仰角撮影を行うことができます。
最後に、上向き撮影ができない従来のドローンの場合は、後進動作させると機体そのものに仰角が付きます。限定的ではありますが、この動きを活用して仰角撮影が可能になるでしょう。
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