ドローンに搭載されたカメラを用いれば、臨場感のあるリアルタイム動画で見ることができる。特にパイロットがFPVゴーグルをつけて臨むドローンレースは、この臨場感がレースそのものの興奮度に大きくかかわることは言うまでもない。
そして、ドローンが空を駆けるスピードもどんどん早まっている。
このたびのドローンレース「Drone Racing League」では、世界最速の時速263キロの新記録が出て、ギネス登録されたという。
このレースではパイロットのスキルを評価のベースとするため、レースでは全てDrone Racing Leagueのエンジニアチームがデザインした同じクアッドコプターが使われている。これは高額な費用をつぎ込んだカスタマイズによって差がつかないようにするためだ。
今回使用されたドローンは「RacerX」と呼ばれる機体。
1秒以内に約時速130キロまで加速できる新型のRacer3を開発したのと同じエンジニアチームが開発したという。総重量わずか800グラム、プロペラは毎分4万6000回転。
最高設計速度は時速289キロだが、ギネス認定されるためにはトップスピードの平均を出す必要がある。こうして行なわれたレース記録で時速263キロが叩き出された。
これまでの公式最速記録は時速201キロを大幅に上回る結果となった。
(※本文中の画像はイメージです)
参照:「まばたきしてたら見逃してしまう! 世界最速ギネス記録のドローン」
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