ドローンといえば「空の産業革命」という言葉で知られる通り、「空のもの」「飛行するもの」というイメージが強い。もちろんそのイメージ間違ってはいないのだが、この世の中には空のものではないドローン――飛ばないドローン――も存在する。
飛ばないドローンの1つめは水中用のドローンである。
現在、空を飛ぶドローンにはコンパクトで軽量なものが増えてきているが、水中用のドローンはある程度の水圧に耐えなくてはならないため、その見た目からして頑丈なものが多い。
従来、潜水調査は大掛かりな無人調査機が必要であったため、資金力のある団体のみが行ってきた。しかし水中の撮影や水質の検査を請け負う水中用ドローンの登場によって、低コストで可能となり、中小企業が取り入れやすくなっている。
また、5月に発売された『PowerRay』という水中用ドローンは、魚群探知などのフィッシング機能の付いたホビー色の高いもので、今後はこのジャンルが深まっていくことだろう(記事はこちら)。
もう1つは、車両型のドローンである。
車両型ドローンは、お馴染みの飛行型のドローンとペアとなり、これを目的地まで運搬するためのものだ。
現在、飛行型ドローンの飛行時間はせいぜい数十分程度と短い。車両型ドローンが飛行型ドローンを現場まで運び、飛行型ドローンのバッテリーを節約しようというわけである。おまけに飛行型ドローンの充電ステーションともなるというから、車両型ドローンは総じて飛行型ドローンのサポート役と言えるだろう。
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