梨の人工授粉にドローン活用 千葉で試験

更新日: 2021.11.24 公開日: 2017.05.01
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ドローンを使った梨の人工授粉試験が先月28日、千葉県香取市助沢の「高はし梨園」で行われた。おしべの花粉入りの溶液を空中散布することで、作業の効率化や省力化を図る。

梨農家イメージ

園主の高橋章浩さん(54)の依頼に、ドローンの販売・開発を手掛ける株式会社スカイロボットが協力した。

梨は人工授粉を行うことができるが重労働であり、ミツバチでの受粉は確実性に乏しいというデメリットがある。

同園ではすでに3年前からカメラ付きドローンを導入し、施設管理に役立てていたが、今回人工授粉への応用を思ついた。

この日は農薬散布用のドローンで上空から水をまき、高度やスピード、風圧によって散布範囲がどう変わるかなどのデータを取った。結果は梨農家の仲間にも共有するとのこと。

参照:「梨の人工授粉省力化へドローン、飛行散布試験

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