羽ばたき飛行をする航空機、オーニソプター。
かのレオナルド・ダ・ヴィンチによってあるスケッチが描かれた時が、オーニソプターが世界の歴史に初めて登場した瞬間だった。
ダ・ヴィンチは昆虫ではなく、鳥やコウモリを手本としてオーニソプターの開発について真剣に検討を重ねた。
しかし残念ながら1900年代のライト兄弟の登場まで、航空機の開発が成功しなかったのは、皆さんもご存知のとおりだ。そしてその世界初の航空機はオーニソプター型ではなくグライダー型であるし、私たちが現在慣れ親しんでいる航空機も同様だ。
では、もうオーニソプターに目を向けることは馬鹿らしいことであり、そんな研究開発を行う人々はこの世から消え去ったのか?
いや、進化したドローンの誕生により、オーニソプターの発想が再び注目されていると言える。
たとえば去年、イギリスで鳥のように着陸ができるドローンの開発が進められているという報があった(その時の記事はこちら)。
物資の配送などを始めとして、今後ドローンは私たちの日常生活に根ざした利用法がされようとしている。そのため、地上滑走に必要なスペースを減らすことは課題の一つである。
鳥や昆虫などが飛行にあたって滑走を必要としないことは、皆さんも想像がつくだろう。
オーニソプターの技術をドローンに反映し、より急角度での着陸を可能にしようというわけだ。
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