ドローンの操縦士、ことにドローンスクールのインストラクターとなると男性をイメージしてしまいがちだが、そんなことはない。女性のインストラクターもおり、今後もどんどん増えていくと見られる。
株式会社スカイロボットでは、女性の採用を積極的に行なっており、現在2名の女性インストラクターが活躍している。
1名は元看護師、1名は現役のカーレーサーだ。
今回は、この元看護師であったという若きインストラクターにスポットを当てよう。
看護師だった黒江がドローンインストラクターになったきっかけは、何も大きな事件があってのことではない。
黒江はかねてよりドローンのことを知ってはいたが、せいぜいテレビなど紹介されるレベルのことであり、「なんだか面白そう」という感想を抱く程度であった。
しかし、色々と調べていくうちに、ドローンは人命救助にも使われていると知った。
当時の彼女は命の現場に携わる看護師だ。
看護師の資格のある自分であれば、ドローンで行方不明者や遭難者を捜索するだけでなく、その後の救護活動まで手伝うことができると考えた。黒江とドローンが見えない糸で繋がった瞬間だった。
その思いを抱き、スクールに入学。その後インストラクターとしてスカイロボットに入社した。
羊毛フェルト手芸と御朱印集めが趣味だという25歳の彼女は、女性ならではの気遣いや、きめ細やかな指導で受講者からの人気の高いインストラクターとなり活躍している。
もちろんインストラクターとしても働いてはいるが、彼女の大目標は「ドローンを人命救助に役立てること」だ。
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