小学生におすすめのドローン22選!子供向けのカメラ付きドローンや飛ばす時の注意点を解説

更新日: 2024.12.04 公開日: 2022.11.17
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ご自身のお子さまがドローンに興味を示したとき、

「免許がない子供もドローンを操縦して良いのか」
「小学生でも安全に使える壊れにくいドローンはあるのか」

など様々な疑問が浮かぶのではないでしょうか。

今回は子供がドローンを操縦する際に注意したい法規制や、小学生でも使える安全な子供用ドローンの選び方などについて、詳しく解説いたします。

子供用におすすめなカメラ付きの人気ドローンも22種類ご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

小学生がドローンを操縦するのはOK?

ドローンは本格的な空撮やレースなどに使われることが多く、「子供では扱いが難しいのではないか」と不安に感じる方も多いことでしょう。

結論から述べると、小さな子供でもドローンを操縦することは可能です。

ドローンに触れたばかりの段階では操縦に手間取る可能性もありますが、練習を重ねるうちに機体を思いのままに動かせるほどに慣れていきます。

子供のうちからドローンの操縦を体験させることで、空間の認識力や手先の器用さが養われるなどの効果にも期待ができます。

ただし、ドローンには対象年齢が設けられています。

安全を確保するために、ドローンを選び際は必ず対象年齢を確認し、子供の年齢に合わせて購入を判断しましょう。

対象年齢が14歳以上のドローンが多い

100gに満たない小型・軽量なトイドローンであれば、対象年齢が10歳未満からとなっている機体も少なくありません。

しかし100g以上200g未満のドローンの場合、トイドローンであっても対象年齢が14歳以上に設定されていることが多いです。

200gを超える機体となれば、ほとんどのドローンが18歳以上対象となっています。

ドローンの対象年齢について法的な規制はありませんが、先述の通りドローンは人が触れると怪我につながる可能性があります。

小学生以下の子供にドローンを贈る場合、軽量かつ安全性に考慮された製品を選ぶと良いでしょう。

子供に適したドローンの選び方については、後ほど詳しく解説いたします。

対象年齢が5歳のトイドローンもある

ドローンにも様々な種類があり、点検業務やプロのカメラマンによる空撮で使われる本格的な機体もあれば、子供でも簡単に飛ばすことができる「トイドローン」と呼ばれるドローンもあります。

対象年齢は製品によって異なりますが、5歳以上の子供であれば指先を自分の意思でスムーズに動かし機体をコントロールできる場合が多いです。

ただし高速で回転するプロペラやハイスピードで移動する機体が人・物に触れれば、傷を付ける可能性があります。

幼い子供ほどそのような危機感をもつことができないため、ドローンを操縦させている間は大人の付き添いも必要です。

小学生用ドローンの法規制について解説

日本国内の屋外でドローン(無人航空機)を飛ばす際、「航空法」により定められた以下のような法規制を遵守する必要があります。

  • 飛行前に機体登録とリモートIDの実装を済ませておくこと
  • 規制対象の場所・方法でドローンを飛行させないこと
  • 規制対象の場所・方法でドローンを飛行する場合は許可申請の手続きをすること

航空法で規制されている場所・方法は以下の通りです。

場所・空港等の周辺の上空
・150m以上の高さの空域
・人口集中地区の上空
・緊急用務空域
方法・夜間飛行
・目視外飛行
・人や物から30m以内の距離
・催し場所での飛行
・危険物輸送
・物件投下

人や建物が集まる都市部・市街地の多くは人口集中地区に該当するため、お住まいの地域によっては、外ではラジコンのように気軽に操作できないと認識して良いでしょう。

「法規制」や「許可申請」などと聞くと、子供がドローンを飛ばすにはハードルが高い印象を抱くのではないでしょうか。

実は、航空法の規制対象には含まれないドローンも存在します。

100g未満のドローンは航空法の対象外

航空法の規制対象は、「機体本体+バッテリーの重量が100g以上」のドローンです。

そのため、総重量が100g未満のドローンであれば、航空法に基づく機体登録や許可申請などの法的な手続きは不要です。

子供向けのトイドローンは、法規制を考慮して重量100g未満の機種も数多く販売されています。

100g以上のドローンよりも飛行のハードルがはるかに低いため、子供にドローンを購入する際は、必ず重量を確認しましょう。

自治体の条例やルール・マナーは守る必要がある

100g未満のドローンであれば航空法の規制対象にならないとはいえ、どこでも好きなように飛行できるわけではありません。

例えば、航空法以外にも「小型無人機等飛行禁止法」では、機体重量に関わらず、すべてのドローンを対象に飛行禁止区域が設けられています。

他にも、自治体の条例として公園などの公共の場所ではドローンの飛行が禁止されていたり、空撮をする場合は第三者のプライバシーに配慮するなどのマナーが求められます。

子供にドローンを贈る場合は「屋内だけで使うこと」と言い聞かせるか、屋外で飛ばす場合はドローンのルールやマナーを把握している大人が同伴するといった工夫が必要です。

ドローンを小学生にプレゼントする際の注意点

子供が安全にドローンの操縦を楽しむためには大人が以下のポイントを理解し、子供に伝えておくことが大切です。

  • ロストや故障のリスクがある
  • 自分や他人が怪我をする可能性がある
  • 親の目の届く範囲でドローンを飛ばす

ロストや故障のリスクがある

コントローラーで遠隔操作をしながら機体を動かすドローンですが、ラジコンカーとは操作感が違います。

ドローンは空中を飛び回るため、上下・左右・前後という3次元の動きを想像しながら操作する必要があります。

そのため、ラジコンカーよりも繊細な操作が求められるのです。

しかし多くの子供は操作を加減する感覚が分からず、つい機体を遠くへ飛ばしてしまう可能性があります。

コントローラーからの電波が届かない場所まで飛んでしまったドローンは制御が効かなくなるため、そのまま紛失したり障害物に当たって壊れたりするリスクが伴います。

自分や他人が怪我をする可能性がある

ドローンに付いているプロペラは、操縦している間は常に高速で回転しています。

加えて上空のあらゆる方向へ動き回るため、十分に注意しながら飛行させなければ他人と接触する場合があります。

小さなプラスチック製のパーツとはいえ、高速回転するプロペラが人の皮膚に接触すれば傷をつける可能性が高いです。

接触した箇所によっては、出血や失明などにつながるおそれもあります。

足元を走り回るラジコンカーと違い、ドローンは人のどこにでも接触して傷をつけかねないことを理解しておきましょう

ドローンで怪我をさせないための対策

自分や他人に怪我をさせず、安全にドローンを飛ばすなら以下の対策を心がけましょう。

  • プロペラガードが付属しているドローンを使う
  • 操縦練習は屋内でする
  • 屋外での飛行時は周囲に人や物がないかを確認する

子供向けドローンの多くは、プロペラの一方向または全方向を覆う「プロペラガード」が付属しています。

プロペラガードを装着のうえドローンを飛ばせば、万が一人と接触してもプロペラが直接当たらないため、怪我を防ぐことが可能です。

また、操縦に慣れないうちは屋内での練習をおすすめします。

十分なスペースのある屋内なら人と接触するリスクを抑えられるだけでなく、航空法の規制も気にせずに飛ばせます。

屋外で飛行させる場合は、飛行場所の周囲に人や接触してはいけない物がないかの確認を怠らず、開放的な場所での飛行の重要性を子供にも理解させましょう。

親の目の届く範囲でドローンを飛ばす

子供がドローンを飛ばしている間は、常に親・大人が近くで監視することも大切です。

ドローンの危険性や安全な飛ばし方を教えていても、子供だけでは安全管理や飛行中の咄嗟の判断が難しく、事故が発生する可能性がぬぐえません。

また、意図せずとも法規制に抵触する場所へ侵入してしまうリスクも考えられます。

大人も安全管理と法律遵守の意識を高く持ち、子供が適切にドローンを飛ばせるように監視・助言をしましょう。

小学生用ドローンを選ぶ際のポイント

子供に贈るドローンを購入する際は、以下のポイントを考慮しながら選びましょう。

  • プロペラガードがあると安全
  • サイズが小さいと持ち運びに便利で怪我のリスクが低い
  • 操縦が容易な体感モードがあると子供も飽きない
  • たっぷり遊ぶなら予備バッテリー付きを選ぶ

以下より、各ポイントの詳細を解説いたします。

プロペラガードがあると安全

子供向けのドローンは、プロペラを保護する「プロペラガード」が付いた機種も多いです。

プロペラガードとは、プロペラの全方位または一部を覆うように装着されているアクセサリーのことを指します。

円形や角が丸みを帯びていたりと、人の体に直接触れても深刻な怪我に繋がらないデザインとなっています。

特にプロペラの全方位を覆うプロペラガードは、耐久性が高いうえにどの角度から接触しても怪我となりにくいため安全性を重視する方にはおすすめです。

サイズが小さいと持ち運びに便利で怪我のリスクが低い

子供用のドローンとしては、手のひらにおさまる程度の小型ドローンがおすすめです。

大型のドローンは子供にとって扱いが難しく、人や物と接触した場合に影響が出やすくなります。

また、機体の重量が100gを超えており航空法の規制対象となる可能性が高いです。

小型ドローンであれば万が一人や物と接触してもダメージを抑えることができ、屋内・屋外問わず飛行を楽しめます。

外出や旅行の際に持ち運びがしやすいこと、自宅での保管にスペースを取らないこともメリットです。

操縦が容易な体感モードがあると子供も飽きない

ドローンの操縦は、「プロポ」と呼ばれるコントローラーから任意の方向へ2本のスティックを倒すという方法が一般的です。

しかしプロポの操作は大人でも迷いやすく、子供であれば尚のこと手間取る可能性が高いです。

まだドローンに触れたことがない子供には、「体感モード」を搭載している機体を選んでも良いでしょう。

体感モードを搭載しているドローンは専用アプリをインストールしたスマホとの連携が可能で、プロポの代わりにスマホを使って機体を動かすことができます。

スティックではなくスマホを傾けた方向へ機体が移動するため、プロポよりも直感的な操縦が可能です。

無理に難しい操縦をさせれば機体を制御しきれず人や物にぶつけてしまう恐れがあるため、操縦の感覚に慣れるまでは操作性の良いドローンを選ぶことをおすすめします。

たっぷり遊ぶなら予備バッテリー付きを選ぶ

ドローンはバッテリーで稼働しているため、連続で飛行できる時間が限られます。

具体的な飛行可能時間は機種によって異なりますが、子供向けドローンの場合は5分程度であることが多いです。

そのため、長く遊びたい場合は事前に予備バッテリーも用意しておくか、予備バッテリーが付属している機種を選びましょう。

なお、ほとんどのドローンにはリチウムイオンバッテリーが使われています。

扱い方を誤ると発火や爆発する恐れがあり危険なため、必ず純正の充電器で充電し、高温や衝撃にさら慣れない環境で保管しましょう。

小学生でも安心!安全性の高いおすすめのドローン22選

ここでは、小学生でも安心して遊べるトイドローンを22種類ご紹介いたします。

特徴に加え、価格・サイズ・機能・対象年齢などの情報も併せて記載していますのでドローン選びの際の参考にしてください。

プログラミングもできるビギナードローンの定番「 RyzeTech カメラ付きトイドローンTello」

Photo by ryzerobotics

Telloは、RyzeTechより販売されているビギナー向けのカメラ付きドローンです。

ドローン業界においてトップクラスのシェア率を誇る大手メーカーDJIや、世界的半導体素子メーカーIntelも開発に携わっていることで知られています。

小型かつ80gと軽量ながら飛行の安定感は抜群で、スマホと連携して操縦可能なため手軽に飛行を楽しむことができます。

加えて6種類のアクロバットフライトモードも搭載しており、自動飛行をしながら被写体を撮影したり、その場で空中回転をしたりとテクニカルな飛行も簡単に行えます。

プログラミングにより簡単な指示が出せることも特徴で、ドローンだけでなくプログラミングに興味がある子供へのプレゼントにも最適です。

飛行性能や操作性の良さやリーズナブルな価格により、2018年に発売して以降現在もなお高い人気を誇るドローンです。

基本情報

メーカーRyze Tech
価格13,037円~
サイズ92.5×98×41mm
重量80g
最大飛行時間13分
カメラ・静止画:500万画素
・動画:720p/30fps
機能・スマホ対応
・FPV対応
・高度維持機能
・自動撮影機能
・ジェスチャー撮影機能 など
対象年齢15歳~18歳以上

カラフルなLEDで見た目も楽しい「DEERC D33」

Photo by amazo

Holyton製のカメラ付きトイドローン「D33」は、カラフルなLEDライトが搭載されたプロペラガードが特徴です。

飛行中は緑・青・紫などの色に光るLEDライトが点灯し、4通りのモードで好きな点灯方法を選ぶことができます。

プロペラガードは全方位をカバーしているため、飛行時の安全性も高いです。

ヘッドレスモード・ワンキー離着陸・高度維持・手投げテイクオフなど多彩な機能を搭載しているため、子供はもちろん初心者の入門機としても適しています。

本体カラーは白・ライトグリーンの2色から選べます。

基本情報

メーカーHolyton
価格4,9909円~
サイズ147×121×38mm
重量59g
最大飛行時間16分(バッテリー2個分)
カメラ
機能・ヘッドレスモード
・ワンキー操作(離陸/着陸)
・高度維持
・手投げテイクオフ
・3Dフリップ機能 など
対象年齢

まるで光るUFO「DEERC YC003」

Photo by amazo

DEERC社製の「YC003」は、UFOを思わせる円盤形のデザインが特徴的な幼児向けトイドローンです。

4つのプロペラを装着した本体が円盤形のフレームで包まれており、LEDライトで光りながら飛行します。

通常のドローンとは違い、コントローラーではなく手のひらで操作することも特徴です。

手のひらから放り投げて離陸させ、ジェスチャーで移動方向を制御することができます。

5つの高精度センサーにより、飛行中は障害物を自動的に避けるため屋内での使用も安心です。

カメラはついていないものの、空中に浮遊する機体を手のひらで自由自在に制御する楽しい感覚に子供も喜ぶこと間違いなしです。

基本情報

メーカーDEERC
価格2,999円~
サイズ110×110×85mm
重量31g
最大飛行時間5~8分
カメラ
機能・ジェスチャー操作
・2段階スピード切替機能
・障害物回避機能 など
対象年齢

赤外線対戦ができる2台セット「対戦型ドローン HS177」

Photo by amazo

HS177は、機体本体とプロポが2台ずつのセットになった対戦型トイドローンです。

双方の機体に搭載された赤外線レーザーを使って対戦することができ、自機を飛ばしながら相手の機体に赤外線を4回当てれば墜落するという設計になっています。

ただ飛ばすだけではなく、兄弟・姉妹や友達と空中戦を楽しむことができる点はHS177ならではの特徴です。

ワンキー操作による離着陸や高精度気圧センサーによる高度維持機能で、繊細な操縦がなくとも安定した飛行が可能なのでドローンに慣れていない子供でも簡単に飛ばせます。

基本情報

メーカーHolyStone
価格7,490円~
サイズ120×120×40mm
重量33g
最大飛行時間9分
カメラ
機能・赤外線対戦機能
・高度維持機能
・ワンキー操作(離陸/着陸/360°宙返り)
・3段階スピード切替機能
・ヘッドレスモード など
対象年齢‎14歳以上

リーズナブルでも安定性はバツグン「ジャイロマスター G4 AH」

Photo by amazo

ラジコンメーカーのジョーゼンから販売されているトイドローンです。

6軸ジャイロセンサーや気圧センサーを内蔵しており、高度自動調整やオートホバリングも可能で非常に安定した飛行を楽しむことができます。

専用コントローラーの操作性もシンプルなので、初めてドローンを操縦する子供へのプレゼントにも適しています。

また、「ハイ&ロー」の2段階スピード切替機能も搭載しており、子供のレベルに合わせた操縦練習も可能です。

機体の外周を囲うようなプロペラガードも特徴的で、プロペラよりもやや上部に装着されているため人・物だけでなく天井に接触しても機体が壊れにくくなっています。

基本情報

メーカージョーゼン
価格2,580円~
サイズ180×220×50mm
重量
最大飛行時間
カメラ
機能・ジェスチャー操作
・高度維持機能
・障害物回避機能
・ワンキー操作(360°宙返り)
・手投げ離陸モード など
対象年齢‎10歳以上

クールなデザインが好きな子供におすすめ「4DRC 4D-V8」

Photo by amazo

トイドローンメーカーの4DRCから販売されている、ブラックとブルーのフレームがかっこいい小型ドローンです。

機体の周囲に搭載した高精度赤外線センサーが障害物を自動的に回避するため、屋内の飛行でも壁や天井に接触する心配がありません。

さらに各プロペラには全方位を保護するプロペラガードも装着しており、万が一機体が接触しても人や物へのダメージを最小限に抑えることが可能です。

専用のコントローラーによる操作だけでなく、手のひらを様々な方向から近づけて機体を移動させることもできます。

コントローラーの操作が難しいと感じる子供でも、手軽に飛ばして遊べる点も魅力です。

安全性・操作性ともに優れたドローンなので、小さな子供へのプレゼントにも適しています。

基本情報

メーカー4DRC
価格4,688円~
サイズ145×145×40mm
重量50g
最大飛行時間7~8分
カメラ
機能・高度維持機能
・2段階スピード切替機能 など
対象年齢‎-

コスパと安全性に優れたミニドローン「SNAPTAIN SP350」

Photo by rakuten

SNAPTAIN社より販売されているSP350の特徴は、本体と一体化したプロペラガードです。

飛行中に人・物と接触しても怪我や故障を防ぐことができ、機体から外れてしまうこともありません。

基本的な操縦は専用のコントローラーによるリモートコントロールですが、手のひらから放り投げて離陸させることも可能です。

ワンキー操作で自動的に円を描きながら飛行する「サークルフライ機能」や「3Dフリップ機能」、速度調整機能も搭載しており簡単かつ多彩な飛行を楽しむことができます。

バッテリーは3個付属しており、合計で21分と長時間の飛行が可能な点も特徴です。

リーズナブルな価格以上の機能性を備えており、子供にも大人にも嬉しいドローンと言えます。

基本情報

メーカーSNAPTAIN
価格3,580円~
サイズ78×76×30mm
重量82g
最大飛行時間7分
カメラ
機能・高度維持機能
・3段階スピード切替機能
・ワンキー操作(サークルフライ/3Dフリップ) など
対象年齢‎-

着せ替えできる可愛いドローン「G-Force DRESSA」

Photo by gforce-hobby

日本のドローンメーカーであるG-Force製のトイドローンです。

ブラックカラーの本体に、5色(ホワイト・イエロー・マゼンタ・ブルー・ライムグリーン)のボディカバーを自由に付け替えることができます。

好みやその時の気分でちょっとしたカスタマイズを楽しめる点は、「DRESSA」独自の魅力です。

付属のコントローラーはホワイト・ピンクの組み合わせで、ドローンと同じく可愛らしいデザインを好む子供にも嬉しいデザインとなっています。

アームは折りたたみが可能で、持ち運びや収納がしやすいこともポイントです。

コンパクトで可愛らしい外見と共に、8分強の連続飛行が可能なバッテリーと高度維持機能による優れた機能性も兼ね備えています。

プロペラガードが付属しているため、飛行中の接触事故を防ぐことができて安心です。

基本情報

メーカーG-Force
価格5,108円~
サイズ78×76×30mm
重量32g
最大飛行時間8分
カメラ
機能・高度維持機能
・ヘッドレスモード
・ワンキー操作(360°フリップ) など
対象年齢10歳以上

多機能で付属アイテムも充実「Holy Stone ミニドローン HS420」

Photo by amazo

HolyStoneのHS420は、機体や専用のコントローラーに専用ケース・バッテリー3個・予備プロペラ・ドライバーなどのアイテムも付属しているミニドローンセットです。

機体本体や細かなパーツ・アイテムをひとまとめに収納することができるため、紛失の心配がなく持ち運びもしやすくなっています。

手のひらから放り投げて離陸させる「テイクオフモード」やワンキー操作による高速旋回・360°フリップ機能、自動ホバリング、高度維持など多彩な機能が搭載していることも特徴です。

720p HDカメラも搭載しており、スマホと連携すれば手のジェスチャーでシャッターを切ることができる「ジェスチャー撮影」にも対応しています。

機能・付属品ともに充実しており、子供から大人まで幅広い年代が楽しめるとして高い人気を誇るミニドローンです。

基本情報

メーカーHolyStone
価格8,190円~
サイズ84×90×34mm
重量32g
最大飛行時間6分
カメラ720P
機能・スマホ対応
・手投げテイクオフモード
・高度維持機能
・ヘッドレスモード
・ワンキー操作(360°フリップ/高速旋回)
・2段階スピード切替機能 など
対象年齢14歳以上

力強さのあるデザインがかっこいい「Holy Stone 対戦型ドローン HS450-B」

Photo by amazo

HS450-Bは、2台の機体とコントローラーがセットになっている対戦型ミニドローンです。

同じHolyStone社製の対戦型ドローンとして「HS177」も販売されていますが、HS450-Bは横格子のようなプロペラガードで力強くかっこいいデザイン設計となっています。

対戦のルールはHS177と同じく赤外線レーザーを搭載した2台のドローンを飛ばし、レーザーを4回当てて相手を墜落させた方が勝ちです。

また、手で機体を放り投げるとしばらく飛行したあと自動的に戻ってくる「ブーメランモード」も搭載しています。

家族や友達との対戦だけでなく、1人で飛行を楽しむことも可能です。

低速・中速・高速の3段階に分けたスピード調整も可能で、周囲の環境やスキルに合わせて安全な速度で飛行することができます。

基本情報

メーカーHolyStone
価格9,260円~
サイズ83×89×39mm
重量35g
最大飛行時間6分
カメラ
機能・赤外線対戦機能
・高度維持機能
・ワンキー操作(離陸/着陸/360°宙返り)
・3段階スピード切替機能
・ヘッドレスモード
・ブーメランモード など
対象年齢14歳以上

誰でも安定した飛行ができる「Holy Stone ミニドローンHS210」

Photo by amazo

全方位プロペラガードが特徴的なHS210は、Amazonや楽天市場などのECサイトで初心者を中心に多くの指示を得ているミニドローンです。

気圧センサーによる高度維持機能や6軸ジャイロ飛行制御システムで、初心者や子供でも安定した飛行が可能です。

ヘッドレスモードも搭載しており、飛行中も迷わず直感的に操縦することができます。

バッテリーは3個付属しており合計で21分の長時間飛行が可能なので、ゆっくりと時間をかけて操縦を練習できることも嬉しいポイントです。

基本情報

メーカーHolyStone
価格3,960円~
サイズ83×89×39mm
重量21g
最大飛行時間7分
カメラ
機能・高度維持機能
・ワンキー操作(離陸/着陸/360°フリップ)
・3段階スピード切替機能
・ヘッドレスモード など
対象年齢14歳以上

障害物回避機能で安全に楽しく飛ばせる「Holytone ミニドローン HS330」

Photo by amazo

HS330はHolyStone製「HS210 Pro」とデザインがまったく同じのミニドローンです。

HS210Proのようにカメラは搭載されていませんが、そのぶんリーズナブルな価格に加え障害物回避機能が搭載されているという違いがあります。

プロペラには全方位のプロペラガードも付いており安全性が高く、小さな子供にも安心して遊ばせることができます。

障害物回避機能を活かし、コントローラーだけでなく手のひらのジェスチャーによる制御も可能となっています。

手のひらから放り投げて離陸させ、機体の様々な方向から手を近づけて自在に移動させることができます。

基本情報

メーカーHolytone
価格4,980円~
サイズ82×90×27mm
重量33g
最大飛行時間7分
カメラ
機能・高度維持機能
・障害物回避機能
・ワンキー操作(離陸/着陸/360°フリップ)
・3段階スピード切替機能
・ヘッドレスモード
・手投げテイクオフ など
対象年齢14歳以上

コントローラーにしまえるドローン「Holytonカメラ付き小型ドローン HT02」

Photo by amazo

HT02は、ドローン本体をコントローラーの中に収納することができるユニークなミニドローンです。

付属のプロペラガードは機体の上部をクロスするように覆うデザインで、メタリックなボディカラーと相まってスタイリッシュな見た目をしています。

バッテリーは3個付属しており、合計で24分と長時間の飛行が可能です。

高性能6軸ジャイロによる圧倒的な安定性と、ヘッドレスモードやワンキー離着陸機能による操作性の良さも魅力と言えます。

コントローラーには「3Dフリップボタン」が付いており、ボタン操作1つでアクロバティックな360°宙返りも簡単にできます。

基本情報

メーカーHolytone
価格3,590円~
サイズ115×80×45mm
重量19g
最大飛行時間8分
カメラ
機能・高度維持機能
・ワンキー操作(離陸/着陸/360°フリップ)
・3段階スピード切替機能
・ヘッドレスモード
・緊急停止機能 など
対象年齢14歳以上

コスパ・安全性ともに良し「Holyton HT20 ドローン」

Photo by amazo

HT20は手のひらにすっぽりとおさまるコンパクトなサイズかつ4,000円程度とリーズナブルな価格でありながら、頑丈なフレームや多彩なフライトモード、衝突回避機能など優れた性能を備えているトイドローンです。

プロペラには全方位を覆うプロペラガードが付いているため、衝突回避機能でも回避しきれず人や物と接触してもダメージを最小限に抑えることができます。

コントローラーによる操作だけでなく、ハンドジェスチャーで機体を自由に制御できる点も特徴です。

手で機体を水平に投げれば自動的に戻ってくる「ブーメランモード」が搭載されており、様々な飛ばし方で楽しむことができます。

基本情報

メーカーHolytone
価格4,156円~
サイズ91×84×33mm
重量31g
最大飛行時間7分
カメラ
機能・高度維持機能
・障害物回避機能
・緊急停止機能
・ワンキー操作(離陸/着陸/360°フリップ)
・3段階スピード切替機能
・ヘッドレスモード
・手投げテイクオフ
・ブーメランモード など
対象年齢14歳以上

安全・かっこいいデザインのプロペラガード付きミニドローン「Holyton D11」

Photo by amazo

Holytonのミニドローン「D11」は、楕円形で左右2つのプロペラを覆う全方位型のプロペラガードが特徴の機種です。

スタイリッシュでありながら安全性の高い仕様になっており、小学生でも楽しく安全に飛ばすことができます。

また、ドローンには珍しくパステルピンクの可愛らしいカラーも選ぶことができ、子供の多様な好みにも対応できる点は魅力です。

バッテリーは3個付属しており、合計24分間と長時間の飛行を楽しめます。

3Dフリップや高速旋回も簡単な操作で行える機能性も特徴です。

基本情報

メーカーHolytone
価格4,980円~
サイズ92×80×32mm
重量31g
最大飛行時間24分(バッテリー3個分)
カメラ
機能・高度維持機能
・緊急停止機能
・ワンキー操作(離陸/着陸/360°フリップ)
・3段階スピード切替機能
・ヘッドレスモード
・手投げテイクオフ360°ホバリングモード など
対象年齢

HS210にカメラが追加された後継機「Holy Stone ミニドローン HS210 Pro」

Photo by holystone

先述した「HS210」の後継機とされているミニドローンです。

プロペラガードが全方位カバーに変更されたり、機体にカメラが搭載されたりといった進化を遂げています。

カメラは720pのHD画質で視野角が広く、機体の安定性も高いためブレずに撮影することができます。本格的な空撮ドローンの画質には及びませんが、遊ぶ程度に空撮を楽しむのであれば申し分ない性能です。

FPVにも対応しているため、専用アプリをインストールしたスマホと連携すれば撮影中の映像をリアルタイムで確認することもできます。

また、スマホの連携により手の動きだけで写真・動画を撮影できる「ジェスチャー撮影機能」も搭載しています。

基本情報

メーカーHolyStone
価格8,790円~
サイズ82×90×27mm
重量33g
最大飛行時間5分
カメラ720p
機能・高度維持機能
・障害物回避機能
・スマホ対応
・FPV対応
・体感操作モード
・ワンキー操作(離陸/着陸/360°フリップ)
・3段階スピード切替機能
・ヘッドレスモード など
対象年齢14歳以上

多彩な飛行モードと安定性で空撮も思いのまま「Holy Stone HS340」

Photo by amazo

720p画質の撮影に対応しているカメラを搭載した、軽量なトイドローンです。

  • スマホの画面に描いたラインに沿って飛行する「軌跡飛行モード」
  • 手のジェスチャーで写真を撮影する「ジェスチャーコントロール」
  • アプリから設定したポイントを中心にホバリングしながら自動で飛行する「ホバリングモード」

など、空撮をサポートする多彩な機能が備わっています。

風で流されそうになったときは、「トリム調整」機能で機体を反対方向へ調整することが可能です。

加えてヘッドレスモードや3段階スピード切替機能など、安定した飛行をサポートする機能も充実しており、ドローン空撮に興味がある子供の入門機としておすすめです。

基本情報

メーカーHolyStone
価格6,480円~
サイズ180×173×38mm
重量50g
最大飛行時間11分
カメラ720p
機能・高度維持機能
・障害物回避機能
・スマホ対応
・軌跡飛行モード
・トリム調整機能
・3段階スピード切替機能
・ヘッドレスモード
・ジェスチャー撮影 など
対象年齢14歳以上

長時間の飛行と空撮を楽しめる「Tech RC TR008W」

Photo by amazo

Tech RC社が販売しているTR008Wは、初心者向けのカメラ付きドローンです。

5,000円未満とリーズナブルですが、最大20分の長時間飛行やFPV機能にも対応しており子供から大人まで満足できる性能を備えています。

スマホと連携すれば、操縦と同時に臨場感あふれる映像をリアルタイムで確認することが可能です。

全長はスマホ(iPhone7Plus)と同程度で、持ち運びも苦にならないコンパクトサイズとなっています。

基本情報

メーカーTech RC
価格4,999円~
サイズ130×130×30mm
重量42g
最大飛行時間10分(バッテリー1個あたり)
カメラ720p
機能・高度維持機能
・FPV対応
・スマホ対応
・ワンキー操作(離着陸)
・3段階スピード切替機能
・ヘッドレスモード など
対象年齢

2台以上で対戦も可能なカメラ付きドローン「TOMZON A24W」

Photo by amazo

TOMZON製「A24W」は、1080Pカメラを搭載しており空撮も存分に楽しめるトイドローンです。

シンプルな飛行や空撮だけでなく対戦機能も備わっており、同機種を2台以上揃えれば、機体に内蔵された装置で赤外線を撃ち合うことができます。

コンパクトながら多様な遊び方に対応した機能性、ワンキー操作・手投げテイクオフ・高度維持機能など操作性を向上させる嬉しい仕様が魅力です。

全方位対応型のプロペラガードが備わっている他、速度調節機能や低電圧時のアラーム機能など、安全性を確保するための機能も備わっています。

バッテリーは3個付属しており、最長24分間の飛行が可能です。

基本情報

メーカーTOMZON
価格4,980円~
サイズ92×80×30mm
重量33g
最大飛行時間24分(バッテリー2個分)
カメラ1080p
機能・高度維持機能
・ワンキー操作(離着陸)
・3段階スピード切替機能
・ヘッドレスモード
・低電圧アラーム
・対戦機能 など
対象年齢

本格的なデザインがかっこいい「DEERC D70」

Photo by amazo

DEERCの「D70」は、100g未満と軽量でありながら本格的な空撮ドローンを思わせる機体デザインのトイドローンです。

機体に搭載されたカメラはHD画質で、日常の様々な景色を空撮したり本格的な空撮を練習したりする機種としてもおすすめです。

アーム部分を折りたたんでコンパクトに収納できるため、屋外へ簡単に持ち運べます。

ワンキー操作による離着陸機能の他、障害物へ衝突しそうになったら自動的に停止する緊急停止機能も搭載されており、事故のリスクを抑えた仕様です。

スマホによる直感的な操作や、アプリで設定した経路を自動で飛行させる機能も備わっており、高度なテクニックがなくても思い通りのカメラワークで空撮を楽しめます。

ただしプロペラガードは付属していないため、小学生以下の子供の場合はある程度ドローンの操作に慣れた段階で贈ることをおすすめします。

基本情報

メーカーDEERC
価格5,024円~
サイズ236×200×48mm
重量94g
最大飛行時間22分(バッテリー2個分)
カメラ1080p
機能・高度維持機能
・ワンキー操作(離着陸)
・3段階スピード切替機能
・ヘッドレスモード
・緊急停止機能
・体感操作モード
・軌跡飛行モード など
対象年齢

タケコプターでふわふわと飛ぶドラえもん「FLYING I’m DORAEMON」

Photo by amazo

子供から大人まで大人気のキャラクター「ドラえもん」の姿をした、キャラクタードローンです。

頭にタケコプターに見立てたプロペラが2つ付いており、スイッチをONにするとプロペラの回転でドラえもんが上空へ飛び上がります。

付属のコントローラーから片手でONとOFFの切り替えが可能で、飛び過ぎによる事故を防ぐことができます。

基本情報

メーカーリンクス
価格1,680円~
サイズ157×137×157mm
重量150g
最大飛行時間
カメラ
機能手投げテイクオフ
対象年齢15歳以上

マント羽根で飛び回るマリオを再現「空とぶスーパーマリオコプター」

Photo by amazo

任天堂の代表的キャラクター「マリオ」の姿をしたキャラクタードローンです。

ゲーム中に登場するマント羽根で空を飛んでいるデザインとなっており、背中に付いた2つのプロペラで上空を自由自在に飛び回ります。

造形のクオリティも高く、フィギュアとしてそのまま飾るだけでも楽しめる点が魅力です。

飛行中は付属のコントローラーで、上昇下降や左右旋回の操作が可能です。

基本情報

メーカー京商
価格3,590円~
サイズ200(全長)×120(全高)mm
重量54g
最大飛行時間5分
カメラ
機能
対象年齢10歳以上

小学生用ドローンを買うなら「トイザらス」にお任せ!

ドローンを購入する場所としてはAmazon・楽天市場などのECサイトやドローン専門店、家電量販店などが代表的です。

しかしECサイト・ドローン専門店・家電量販店は本格的で扱いが難しいプロ向けのドローンから子供向けのトイドローンまで数多く揃っており、購入の際は迷う可能性があります。

最初から「子供へのプレゼント」という目的が決まっているのであれば、子供向けのおもちゃを専門的に扱っているお店でドローンを探すこともおすすめです。

例えば大手玩具販売店の「トイザらス」では、子供でも簡単に扱えるトイドローンが複数販売されています。

トイザらス限定のドローンもある!

トイザらスには人気ドローン「Tello」や「ジャイロマスター G40 AH」、キャラクタードローンなど様々なメーカーの製品が揃っています。

他にも、トイザらスオリジナルの「ナイトホーク スタントドローン」というトイドローンが限定販売されています。

リーズナブルな価格で子供も喜ぶ多彩な飛行モードが搭載されているため、子供へのプレゼントに検討してみてはいかがでしょうか。

トイザらス限定商品含め、トイザらスで購入可能なドローンはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

併せて参考にしてみてください。

小学生にドローンを与える前に教室・スクールに通わせよう!

トイドローンの多くは子供でも簡単に操縦ができるとはいえ、扱いを誤れば子供自身や周囲に傷をつける事故を起こしかねません。

そのため、種類にかかわらずドローンを操縦する際は誰であろうと安全に操縦する知識や技術を身につけることが大切です。

すでにドローンのことを理解している保護者がいる場合は子供に直接教えてあげても良いですが、子供・保護者ともにドローンの知識がない場合は「子供向けドローン教室(スクール)」の受講をおすすめします。

単発でドローン操縦体験できるスクールも多数

「ドローン教室」と聞くと、長期的に通い続ける習い事をイメージする方は多いのではないでしょうか。

もちろん教室によっては長期的な受講期間を設けてドローンの知識・技術をしっかりと学ばせてくれるところもありますが、1日だけドローンの操縦を教わりながら体験できる教室もあります。

ドローンで遊ぶ前に基本的な操縦方法だけを体験しておきたいのか、今後も本格的にドローンについて学びたいのか、子供の希望に合わせてドローン教室を選びましょう。

ドローンのレンタルも可能なので手ぶらでOK

子供向けと一般向けのどちらも、初心者用ドローンを貸し出しているドローン教室は多いです。

子供へドローンを贈る前に、まずは操縦から体験させて購入を検討してみても良いでしょう。

ドローンは小学生のプログラミング学習にも最適

ドローンはただ飛ばして遊ぶだけでなく、小学生の学習教材という一面もあります。

ドローンにおいて、「どんな操作でどんな動きをするか」といった制御はプログラミングにより実現しています。

そのため、自分自身でドローンを飛ばすために独自のプログラムを作って飛ばすという体験も可能です。

AIなどのIT技術が急速に発展する現代において、プログラミング教育の重要性が増しています。

プログラミングの知識を楽しく身につけるツールとしても、ドローンは最適です。

小学生がドローンでプログラミングを学ぶメリット

小学生のプログラミング学習にドローンを取り入れるメリットとしては、以下の2つが挙げられます。

  • 最先端の技術に触れられる
  • 楽しみながら将来に役立つスキルを伸ばせる

それぞれのメリットについて、以下より詳しく解説いたします。

最先端の技術に触れられる

ドローンは、その小さな機体に以下のような技術が使用されています。

  • ジャイロセンサーや加速度センサーによる姿勢制御
  • GPS
  • 無線通信
  • 超音波センサー
  • カメラ
  • AI  など

ドローンに凝縮された数々の最新技術に触れる機会として、プログラミングは最適です。

小学生のうちに上記のような技術に触れておくことで、さらなるIT技術の発展が見込まれる将来の社会にも適応しやすくなります。

楽しみながら将来に役立つスキルを伸ばせる

2020年度より、小学校ではプログラミング教育が義務化されました。

しかし実際の教育現場では教員側もプログラミングに不安があるだけでなく、「難しそう」というイメージから子供にも苦手意識を持たれがちです。

ドローンプログラミングではただプログラミングの知識を頭に入れるのではなく、「最先端の技術を搭載した機械を自分のプログラムで動かすこと」を体験できます。

テキストベースの学習では体験できない、刺激的なプログラミングの醍醐味を直接実感できるため、楽しみながらスキルを伸ばすことが可能です。

また、ドローンのプログラミングには機体の分解も行うため、STEM(科学・技術・工学・数学)要素を総合的に学べるという点もメリットです。

ドローンを使ったプログラミングの学習方法

自宅でドローンを使ったプログラミング学習をする基本的な流れは、以下の通りです。

  • プログラミングに使うドローンを入手する
  • プログラミングソフトを用意する
  • プログラミングを実践する
  • ドローンを飛行させる

各ステップをどのように行うのか、以下より解説いたします。

プログラミングに使うドローンを入手する

まずはプログラミングをするドローン本体を入手します。

プログラミングに対応しているドローンの代表例としては、「Tello」が挙げられます。

通常のTelloでも良いですが、よりプログラミング学習に特化した仕様の「Tello EDU」もおすすめです。

なお、ドローンに使われるプログラミング言語には様々な種類があり、どの言語でプログラミングできるかは機種によって異なります。

小学生の場合は、ドラッグ&ドロップで簡単にコードを組める「Scratch」や「Blockly」に対応したものがおすすめです。

プログラミングソフトを用意する

プログラムを作成するためのソフトも必要です。

先述した「Tello EDU」の場合は、専用のプログラミングアプリをインストールしましょう。

それ以外では、無料で利用可能な「Scratch」をダウンロードするのもおすすめです。

教育現場において最も使われているため、プログラミング授業の予習がしたい場合にも適しています。

プログラミングを実践する

実際に、プログラミングソフトをドローンを動かすためのプログラムを作りましょう。

ドローンを動かすための命令としては、以下のようなコマンドがあります。

  • takeoff:自動離陸
  • land:自動着陸
  • forward xx:前方にxx(指定のcm数)飛行
  • back xx:前方にxx(指定のcm数)飛行
  • cw xx:時計回りにxx°(指定の角度)飛行
  • ccw xx:反時計回りにxx°(指定の角度)飛行
  • speed xx:速度をxx(指定のcm/s数)に設定
  • speed?:現在の設定速度を取得する
  • battery?:現在の充電量を取得する  など

上記のようなコマンドを組み合せて自由に移動範囲や取得情報などを指定し、ドローンを動かします。

ドローンを飛行させる

プログラミングができたら、実際にドローンを飛行させます。

屋内で飛ばす場合も周囲に人や物がないかをよく確認のうえ、大人と一緒に飛行させましょう。

なお、一度のプログラミングでも想像した通りにドローンが動かない場合もあります。

ドローンがうまく動かない原因や変更が必要な場所を考えながら、試行を繰り返すうちに、思考力や予測能力の養われることにきたいできます。

ドローンプログラミングを習えるスクールもある

自宅でドローンプログラミングを始めることにハードルの高さを感じる場合は、ドローンプログラミング講習を実施しているドローンスクールの利用もおすすめです。

ドローンスクールとして運営実績がある企業や団体が運営している講習なら、専用のトイドローンからツールまで用意してもらえるだけでなく、プロの講師による分かりやすい指導も受けられます。

また、ドローンを飛ばす環境も整っているため、保護者自身でスペースを確保して安全管理に気を配る手間も不要です。

小学生用ドローンに関するよくある質問

子供用ドローンに関してよくある質問を、回答と一緒にまとめました。

ドローンは何歳から操縦できますか?

ドローンは基本的にコントローラーのスティックで機体を動かすため、指先をスムーズに動かすことができれば、小学生はもちろん5歳からでも操縦が可能です。

子供用ドローンにカメラ付きはありますか?

子供向けのドローンでもカメラが付いた機種は珍しくありません。

ただし撮影可能な画質はHDであることが多く、あくまで趣味目的の空撮に適した性能です。

小学生の子供が初めてドローンを持つならどれがいいですか?

初めてのドローンであれば、「軽量(100g未満)」「安全性(プロペラガードや障害物回避機能)」といった条件を満たすドローンがおすすめです。

また、安定した飛行をサポートしてくれる「高度維持機能」などの機能が備わっているドローンであれば、初めての操縦も手間取りません。

子供用ドローンの価格相場はどれくらいですか?

子供向けドローンの価格は「1,700~14,000円」程度が相場です。

基本的に安価に購入できますが、高性能なカメラを搭載した機能は価格が高くなる傾向にあります。

小学生がドローンを飛ばすなら屋内限定にした方がいい?

屋内でドローンを飛行させるメリットとしては、「事故のリスクが低い」「航空法を気にしなくても良い」などがあります。

小学生の場合、操縦に慣れていないかったり大人による監視が難しかったりする場合は屋内で飛行させることをおすすめします。

逆に、ある程度操縦に慣れてきて常に大人が監視できる状況であれば、屋外で飛行しても問題ありません。

その場合は各種法規制に注意が必要です。

ドローンは100g未満ならどんな飛ばし方でも許可不要ですか?

100g未満のドローンは完全に無許可で飛ばせるわけではなく、以下のような場所での飛行時は原則として禁止されています。

  • 緊急用務空域
  • 空港等周辺
  • 高度150m以上の飛行

緊急用務空域は災害などの非常時に指定されることがある空域で、特別な事情がない限りはどんなドローンも飛行することができません。

また、空港周辺や高度150m以上の上空は航空機の飛行に影響を及ぼすおそれがあるため、無断でドローンを飛ばせません。

小学生でも続けられるドローンの練習方法は?

ドローンの操作感に慣れるには、前後左右移動・上昇下降といった基本的な動作や、8の字飛行や旋回を取り入れた動きを繰り返す必要があります。

単調な操縦を繰り返すだけでは練習が続かない場合は、操縦方法をある程度覚えた頃に遊びを取り入れた練習をしてみても良いでしょう。

ドローンを使った遊びとしては、機体に備わっている赤外線を利用した対戦機能や専用のバルーンを設置して割った数を競う「バルーンファイト」などがあります。

ゲーム感覚で楽しめる練習を繰り返すことで、モチベーションを維持しながら操縦スキルを磨けます。

いつも行ってる公園でドローンを飛ばしてもいいの?

公園でドローンを飛ばす場合、「航空法」や「自治体の条例」などによる規制に注意が必要です。

公園の場合、航空法の規制対象である人口集中地区に該当する可能性があります。

また、誤って150m以上の高度に飛ばしたり、人や物と30m以内の距離まで飛ばしたりしても航空法違反になります。

ただし100g未満のドローンなら航空法の規制対象外となるため、一部の場所を除けば公園で飛行させても違反にはみなされません。

なお、地域によっては公園でのドローン飛行が禁止されている場合もあります。

例えば東京都では、都立公園におけるドローンの飛行は全面的に禁止されています。

公園に限らず、公共の場でドローンを飛ばす場合は各種法令を必ず確認しておきましょう。

まとめ

ドローンは大人から子供まで、幅広い年齢層に親しまれているホビー用品の一面も持ちます。

小学生の子供でも安心かつ簡単に操縦できるトイドローンも多く、値段も比較的安価です。

ただしドローンを飛行させる場合は、航空法などの法令を遵守した飛ばし方や大人に夜安全管理のサポートも重要です。

本記事で解説したポイントやおすすめドローンを参考に、ぜひ子供と一緒に初めてのドローンを楽しんでみてください。

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