近年は趣味から産業用途まで、非常に幅広い分野に普及しているドローン。
ドローンは機種ごとに性能が異なるため、初心者の方にとって最初のドローン選びで迷ってしまいがちです。
また、ドローンの購入と併せて航空法などの法律も理解しておく必要があり、頭を悩ませてしまう方も多いことでしょう。
そこで今回は、ドローン選びからおすすめ機種、ドローンを始めるために知っておくべきことなどを徹底解説いたします。
これさえ読めば自分に合ったドローンを正しく飛ばせるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 初めてドローンを購入する際の選び方
- 初心者におすすめのドローンを目的別に紹介
- ドローンを始めるときに知っておきたい4つのステップ
ドローンにはどんな種類がある?
一口にドローンといっても実に多くの機種が販売されており、ネット通販などを見てみても膨大な商品量を前に混乱した経験がある方も多いのではないでしょうか。
自分に合ったドローンを購入するにあたって、まずはドローンの主な種類を知っておくことをおすすめします。
ドローンは、主な用途で以下の4種類に分けることができます。
- トイドローン
- カメラ付きドローン
- マイクロドローン
- 産業用ドローン
それぞれ何の用途に適しており、どんな特徴を持ったドローンなのかを詳しく解説いたします。
航空法が適用されない「トイドローン」
トイドローンとは、一般的に本体・バッテリーの総重量が100g未満のドローンを指します。
総重量が100g以上のドローンは航空法上で「無人航空機」という扱いになり、飛行方法・場所が制限される他、屋外で飛ばすなら機体登録の手続きやリモートIDの実装を済ませる必要があります。
トイドローンならそのような規制や手続きが不要となるため、初心者には特におすすめなタイプです。
また、トイドローンは5,000円~10,000円前後で購入できる機種が多いこともメリットと言えます。
安くとも近年は高性能なトイドローンが数多く登場しているため、コストパフォーマンス重視でドローンを選びたい方にも最適です。
空撮に最適な「カメラ付きドローン」
カメラ付きドローンは、文字通り機体にカメラを搭載しているタイプのドローンです。
上空からの視点から写真・映像を撮影する、「空撮」を楽しむことができます。
空撮は陸上での撮影では不可能な、ダイナミックな構図で風景や被写体をカメラに収められるという魅力があります。
従来の空撮はヘリコプターなどの航空機を使った大掛かりな方法が主流でしたが、小型・低コスト・優れた操作性のカメラ付きドローンが普及してからは誰でも簡単に空撮を行えるようになりました。
ただしカメラ付きドローンは性能が高いほど価格も高くなり、重量が増える傾向にあります。
初心者の方は、まず手頃な価格で軽量なカメラ付きドローンから始めてみるのがおすすめです。
機動力バツグンの「マイクロドローン」
マイクロドローンとは、機体の重量が100g未満かつ手のひらサイズの小さなドローンを指します。
トイドローンと混同されがちですが、マイクロドローンは「FPV」に対応している他、GPSによる姿勢制御機能などが搭載されていないという特徴があります。
FPVとは、ドローンを飛ばしながらカメラが撮影している映像を楽しむことができる機能のことです。
トイドローンよりも操作は難しいですが、姿勢制御機能に縛られない自由な飛ばし方とスピード感のある飛行を楽しむことができます。
そのため、FPVドローンレースやアクロバット飛行の技術を競うフリースタイルに使われることが多いドローンです。
業務に活用できる「産業用ドローン」
産業用ドローンは、農業・点検・測量・物流といった産業分野での活用を前提としたドローンのことです。
農薬タンクの積載が可能な農業用ドローン、カメラや赤外線センサーの搭載が可能な点検用ドローンといったように、用途ごとに異なる機能性を備えています。
多くの機種は高度な自律飛行システムも搭載されており、人力に依存しきらない高効率な業務の遂行を可能にしてくれるドローンです。
性能が高いぶん高額であり、重量もあるため操縦には一定以上のスキルが求められます。
事業者が初めてドローンを導入するのであれば、専門性の高い知識・技術を身に付けるために操縦士資格も取得することが望ましいです。
初めてドローンを購入する際の選び方
ドローンを選ぶ際に注目するべきポイントは、以下の5つです。
- リモートIDの有無
- 操作性
- サイズ感
- 飛行時間
- 機能
- メーカー
の6つです。
それぞれどのように注目して選べば良いのか、以下より詳しく解説いたします。
「リモートID」の有無
総重量100g以上のドローンを屋外で飛ばす場合、航空法に則り「リモートID」の実装に対応する必要があります。
リモートIDとは機体の識別情報を発信し続ける機器のことで、未実装のままドローンを屋外で飛ばすと航空法違反として罰則が科せられます。
リモートIDを実装する方法は、「外付けリモートID機器を機体に搭載する方法」と「リモートID機器が内蔵されているドローンを購入する方法」の2通りがあります。
外付けリモートID機器を機体に搭載する場合、リモートID機器の購入費も別途必要になるため初期費用が高くなります。
機種によってはドローン本体よりも高額な場合があるため、初期費用を抑えるならリモートID機器内蔵型のドローンを選ぶと良いでしょう。
操作性
ドローンは基本的に、プロポ(コントローラー)にあるスティックを上下左右へ傾けることで動かすことができます。
ただしドローンの操縦は見た目以上に複雑でコツが必要なため、少しでも操縦を楽にしてくれるようなサポート機能の有無も確認しておくと良いでしょう。
しかしあまり多くの機能を搭載している機種は混乱しやすく、かえって操作が難しくなってしまいます。
初心者の方は、以下のような機能に絞ってチェックすると良いでしょう。
・自動的にホバリングを行ってくれる「高度維持機能(オートホバリング)」
・機体と対面したときでも直感的に操作できる「ヘッドレスモード」
・簡単に離着陸できる「ワンキー操作」
サイズ感
ドローンは大型から手のひらサイズの小型まで様々なサイズが存在し、大きさに比例して機体重量も増していきます。
大きく重量のあるドローンは持ち運びが難しいですが、その分風への耐性が強く飛行中も機体がぶれにくい傾向にあります。
そのため、空撮映像のクオリティにこだわりたい方におすすめです。
一方、アウトドアなどで気軽な空撮を楽しんだり、操縦を楽しみたい方は小型で軽量な機体や折りたたみ式でコンパクトに収まるドローンを選ぶと良いでしょう。
飛行時間の長さ
ドローンはバッテリー式で動いているため、連続で飛行可能な時間に限りがあります。
多くの機種は10分〜20分程度までの飛行が可能となっており、単純に飛ばすことを楽しんだりちょっとした空撮を行う分には十分です。
一方、クオリティにこだわって空撮映像を作り上げたい場合は30分以上の飛行が可能な機種を選ぶと良いでしょう。
遠くの場所まで飛ばしつつ、アングルや構図の調整をしながらじっくりと撮影に臨むことができます。
また、長時間の飛行を予定している場合は、オプションとして販売されている予備のバッテリーを購入しておくこともおすすめです。
必要な機能
先述の通り、ドローンはただスティックで移動させるだけでなく操作性や安全性を高めてくれる様々な機能が存在します。
沢山の機能が搭載されているドローンは扱いが難しい傾向にあります。
初心者の方はドローンに搭載される機能の種類について把握してから、本当に必要だと思った機能の有無に注目してドローンを選ぶことをおすすめします。
ドローンに搭載されている主な機能は、以下の通りです。
GPS機能
GPS機能を搭載しているドローンは、自らの位置情報をGPSで把握しながら飛行する「自律飛行」が可能です。
あらかじめ設定したルートを自動的に飛行してくれるため、農薬散布や測量、物流といったビジネス目的での利用に役立ちます。
また、遠くまで飛ばしてしまい機体の行方が分からなくなってしまった…という時に、機体が自分の方へ自動的に帰還してくれる「リターントゥホーム」機能もGPSにより使えるようになるため、初心者の方も安心です。
ジャイロ機能
多くのドローンには、「ジャイロセンサー」という機能が搭載されています。
ジャイロセンサーとは、ドローンがどれくらいの速さで傾いているのかを検知する「角速度センサー」、ドローンが一定時間内にどれだけ移動したかを検知する「加速度センサー」のことです。
飛行中のドローンが風にあおられてもジャイロセンサーが角速度や加速度を検知すると、内蔵されたコンピューターが機体を水平に保てるようにモーター出力を計算します。
ジャイロセンサーの働きがあるからこそ、ドローンは飛行中の安定性を保つことができるのです。
障害物検知機能
超音波センサーや赤外線センサーにより、機体と障害物の距離を検知する「障害物検知機能」を備えたドローンもあります。
障害物を検知した場合、自動的に回避してくれるため衝突事故の防止に役立ちます。
自動ホバリング機能
機体を空中で静止させる「ホバリング」は、ドローンを操縦するうえでの必須のテクニックですが、習得するまでには練習を積み重ねる必要があります。
そこで、高度を検知して自動的に空中で静止してくれる「自動ホバリング機能」を搭載しているドローンがおすすめです。
自動的に静止してくれるため、スティックを前後左右に動かすだけで安定した水平飛行をすることができます。
操縦における難易度をぐっと下げてくれる機能と言えるでしょう。
自動帰還機能
「リターントゥホーム」とも呼ばれる自動帰還機能は、あらかじめ設定したホームポイントにドローンを帰還させる機能です。
飛行中に機体を見失ったり、バッテリーが切れそうになったりした際に指示をすれば自動的にホームポイントまで戻ってきてくれるため、墜落事故などの防止につながります。
メーカー
各ドローンメーカーは様々な機種を販売していますが、メーカーごとの機種を掘り下げてみると「どんなドローンが販売されているのか」という傾向が見えてきます。
また、購入後に万が一トラブルが起きたときに手厚いサポートを受けられるかどうかも、初心者にとっては重要なポイントです。
特にドローンは海外メーカー製の機種が多く、トラブルが起きても日本語での問い合わせができずスムーズに対処できないリスクがあります。
そのため、「高性能なドローンがほしい」「サポートがしっかりしているメーカーから買いたい」など自分が求める基準をもとに、特定のメーカーに絞り込んでドローンを選ぶこともおすすめです。
初心者におすすめなドローンメーカー
ドローンの機能性・サポートの充実度・知名度・商品数などを基準にすると、初心者におすすめなメーカーとしては以下の3社が挙げられます。
- DJI
- Holy Stone
- ジーフォース
以下より、各メーカーの特徴を解説いたします。
操作性・カメラ性能に優れた「DJI」
DJIは、長年にわたり世界のドローンシェア率トップを維持し続けているドローンメーカーの最大手です。
一般向けドローンだけでなく、産業用ドローンも数多く開発・販売しています。
DJI製品はカメラ付きドローンがメインとなっており、4K/60fpsや5.4K/30fpsの高画質・高フレームレートな映像に対応したハイスペックドローンも揃っています。
さらに高度な「インテリジェントフライトモード」が搭載されており、空撮の経験が浅い人でも安定したカメラワークで映像を撮影できる点が大きな特徴です。
日本にはDJIの正規販売代理店が全国各地にある他、公式サイトでも日本専用のサポート窓口を利用できるため、初期不良や故障が起きてもすぐに対応してもらえます。
製品の価格帯は50,000円台~20万円台程度です。
高コスパなトイドローンが豊富な「Holy Stone」
Holy Stoneも中国のドローンメーカーで、100g未満の小型・軽量なトイドローンをメインに取り扱っています。
中国だけでなく、日本・アメリカ・ドイツ・フランスなど世界各地のユーザーから愛されているドローンメーカーの1つです。
主な販売経路としているAmazonにおいてHoly Stone製ドローンは、高評価レビューを数多く集めています。
トイドローンでありながら自動ホバリング機能・ヘッドレスモード・ワンキー操作機能など操縦の難易度を下げる機能が豊富に搭載されており、価格も安いため初心者が入門機を購入するメーカーとしては特におすすめです。
機体のコストパフォーマンスはもちろん、日本語にも対応しているサポート窓口と問い合わせ対応が迅速な点も高く評価されています。
製品の価格帯は4,000円台~10,000円台程度となっています。
安心の日本製ドローンを求めるなら「ジーフォース」
ジーフォース(G-Force)とは、ラジコン・ドローンやその関連製品の企画・輸入卸売販売会社です。
東京に本社を置いており、トイドローンメーカーとしては珍しい日本企業という点が特筆すべき特徴です。
自社オリジナルのトイドローンも複数開発・販売しており、いずれも高品質で操作性に優れた機体となっています。
通常は10万円以上の価格がついてもおかしくない4Kカメラドローンであるにもかかわらず、1万円程度で購入できる「Leggero」は特に人気な機種です。
製品クオリティの高さ、そして問い合わせのしやすさは日本企業であるジーフォースならではのメリットと言えます。
製品の価格帯は5,000円台~20,000円台です。
初心者におすすめのドローン
ここでは、初心者の方におすすめなドローン計30種類を以下の8タイプに分けてご紹介いたします。
- 操作に不慣れな方向け
- 空撮したい方向け
- コストを重視したい方向け
- 室内のみで飛行を楽しみたい方向け
- 子供と一緒に飛行を楽しみたい方向け
- ドローンレースをしたい方向け
- リモートID対応を楽にしたい方向け
- 航空法対象外のドローンで気軽に遊びたい方向け
上記で解説した選び方のポイントと併せて、自分に合ったドローンを購入する参考としてご覧ください。
【操作に不慣れな方向け】操作性の良い人気ドローン
HS130(Holy Stone)
「HS130」は、機体重量93gの折りたたみ式カメラ付きドローンです。
折りたたみ時はわずか12.6×7.9×4.8cmとコンパクトなサイズになり、外出先へ持ち運ぶときはバッグやポケットへ簡単に収納することができます。
機体には1080PのHDカメラが搭載されており、カメラ角度は90°まで調整可能なため、様々なアングル・角度から写真や映像を撮影できます。
初心者向けの機能として高度維持機能・ワンキー離着陸機能・ヘッドレスモード・緊急停止機能など豊富な機能があり、ドローンの操縦が初めての方も安心して飛行させることが可能です。
バッテリー1つあたり11分の飛行が可能で、付属の予備バッテリーと合わせれば30分以上の長時間飛行ができることも嬉しいポイントです。
価格 | 7,680円~ |
サイズ | 230mm×200mm×48mm |
重量 | 95.2g |
飛行時間 | 33分(バッテリー3個を合わせた飛行時間) |
HS420(Holy Stone)
「HS420」はプロペラガードが装着されているため安全性があり、手からトスして離陸できる「テイクオフモード」やスマートフォンを傾けて操縦できる「体感操作モード」による操作性の良さが特徴です。
他にも「高速旋回モード」や「3Dフリップ」機能など簡単な操作でテクニカルな動きを実現できる機能も充実しているため、長く楽しむことのできる機種と言えます。
価格 | 9,890円~ |
サイズ | 84mm×90mm×34mm |
重量 | 31g |
飛行時間 | 18分(バッテリー3個を合わせた飛行時間) |
Ryze Technology Tello(DJI)
「Tello」は、Ryze TechnologyがDJIより技術提供を受けて開発したトイドローンです。
操作性の良さに加え、DJIならではの機能性とリーズナブルな価格から入門ドローンの定番機種という位置づけにあります。
プロポだけでなくスマートフォンからの操縦も可能なので、いつでも気軽に飛行を楽しむことができます。
シンプルな操作性と、Intelプロセッサー採用によるハイクオリティな撮影性能で発売から現在もなお高い人気を誇るドローンです。
小さな機体に内蔵された大容量バッテリーで、13分という長時間飛行を実現している点もTelloの特長と言えます。
価格 | 12,980円~ |
サイズ | 98mm×92.5mm×41mm |
重量 | 80g |
飛行時間 | 約13分 |
LARK(ハイテックジャパン)
「LARK」は様々なハンドサインにより、プロポで操作をしなくても動画・写真撮影が行える新感覚のドローンです。
ドローンに向かってVサインをすると写真撮影、手のひらを向けると動画撮影といったようなジェスチャー撮影機能が搭載されている他、貌認証機能により被写体人物を追跡しながら撮影することも可能です。
ユニークかつ便利な撮影機能が充実しているため、出掛けた先での記念撮影や自撮りにドローンを活用したい方に適しています。
価格 | 15,180円~ |
サイズ | 180mm×170mm×38mm |
重量 | 80g |
飛行時間 | 約8~10分 |
MAMBO MISSION PF727077(Parrot)
自動操縦機能を備え、抜群の飛行安定性を誇るドローン「MAMBO」シリーズの一つです。
「Easy」 「Drift」 「Racing」という3つの飛行モードを搭載しており、操縦スキルを磨きたい初心者からアクロバティックな飛行テクニックを身に付けたい中〜上級者まで様々なレベルに対応しています。
ボールを発射する「キャノン」や物を掴みながら飛行できる「グラバー」などのアクセサリーも活用すれば、楽しみ方の幅がより広がります。
価格 | ※現在購入不可 |
サイズ | 180mm×180mm |
重量 | 63g |
飛行時間 | 約8~10分 |
【空撮したい方向け】高性能で使いやすいカメラ付きの人気ドローン
Mini 2 SE(DJI)
DJI製の「Mini 2 SE」は、同社製「MINI 2」の兄弟機にあたるドローンです。
機体には2.7K/30fpsに対応したカメラが搭載されており、MINI 2と比較して撮影性能は限られたものになっています。
その一方で最大飛行時間は31分と、MINI 2よりも13分長く飛行することが可能です。
そのため、じっくりと時間をかけて空撮を練習したい初心者の方に適した機種となっています。
また、DJIのカメラ付きドローンにおける代表的な機能、「クイックショット」も搭載。
ドローンの操縦に慣れていなくても、様々なカメラワークで自動的に撮影・録画を行ってくれるため、プロに近いクオリティの写真・映像撮影が可能です。
ハイスペックでありながら、価格は50,000円未満とリーズナブルな価格設定です。
価格 | 47,519円~ |
サイズ | 245mm×289mm×56mm |
重量 | 246g |
飛行時間 | 31分 |
Air 3(DJI)
Air 3は、2023年8月の発売以降大きな話題となった、比較的新しいDJI製ドローンです。
1/1.3インチCMOSセンサー搭載の広角カメラと望遠カメラを採用しており、どちらのカメラも4K/60fpsの映像撮影に対応しています。
ズーム機能はデジタル3倍対応で、様々な構図で高画質な写真・映像を撮影することができます。
全方向デュアルビジョンシステムを搭載しており、飛行中にどの方向から障害物が近づいても自動的に回避してくれる優れた安全性も特徴です。
最大飛行時間は46分、最大風圧抵抗は12m/sという動力性能もポイントで、屋外のどんな環境でも長時間にわたり安定した飛行を行えます。
価格 | 129,800円~ |
サイズ | 258.8mm×326mm×105.8mm |
重量 | 720g |
飛行時間 | 46分 |
Mini 4 Pro(DJI)
Mini 4 Proは、DJI史上最高レベルの品質として発売となった「Mini」シリーズの最新機種です。
総重量249gと比較的軽量でありながら、1/1.3インチCMOSセンサー搭載のカメラで4K画質の鮮やかな映像を簡単に撮影することができます。
あらかじめ設定したポイントを辿って飛行する「ウェイポイント飛行」も、スムーズな映像撮影をアシストしてくれます。
障害物センサーが搭載されており、安全性も抜群です。
ビジョンセンサのデザインは前モデルから刷新されていて、前後・左右・上下と前歩行の障害物検知が可能となりました。
自動ホバリング機能は搭載されていますが、ヘッドレスモードは非搭載のため初心者の方は操縦の際に注意が必要です。
価格 | 128,700円~ |
サイズ | 298mm×373mm×101mm |
重量 | 249g |
飛行時間 | 45分 |
HS700E(Holy Stone)
「HS700E」は、Holy Stone製品の中でもカメラ性能・飛行性能に特化した大人向けのカメラ付きドローンです。
同社では初の「EIS(電子動体ブレ補正)」を搭載しており、カメラの振動を大幅に抑えながら滑らかなカメラワークでハイクオリティな映像を撮影することができます。
カメラは4K画質に対応しており、130°FOVと90°調整可能なレンズでどんな場所でも思うままのアングルで空撮を楽しめます。
また、高性能ブラシレスモーターにより優れた動力性能を発揮し、飛行時の安定性も高いです。
バッテリー1つあたり21分、予備バッテリーと合わせて42分という長時間飛行も可能とするパワフルさも特徴と言えます。
初心者だけでなく中級者以上のユーザーにも申し分ない機能性でありながら、価格は30,000円台~と非常にコストパフォーマンスの高い機種です。
価格 | 36,990円~ |
サイズ | 380mm×230mm×125mm |
重量 | 557g |
飛行時間 | 42分(バッテリー3個を合わせた飛行時間) |
Mavic Pro(DJI)
「Mavic Pro」最大の特徴は、アームとローターを分解せず折りたたんで収納することができるという点です。
コンパクトサイズに収まるため持ち運びがしやすいだけでなく、組み立て時間の手間も最小限に抑えられるためスムーズに飛行を開始することができます。
4K動画撮影に対応したカメラも搭載している他、3軸のジンバルにより高画質で滑らかな映像を撮影できるという性能も魅力です。
価格 | ※現在購入不可 |
サイズ | 83mm×83mm×198mm(プロペラ折りたたみ時) |
重量 | 743g (ジンバルカバーを含む) |
飛行時間 | 約27分 |
X4 HD(Hubsan)
51gという超軽量のトイドローンでありながら、200万画素HDカメラを内蔵しており十分な撮影性能を備えた機種です。
ローターガードも付属しているため、室内での飛行時に壁や障害物とぶつかっても破損の恐れがありません。
付属のプロポが大きいため操作性が良く、初心者の方でも安定した飛行がしやすいため練習用としての購入もおすすめです。
価格 | 11,500円~ |
サイズ | 83mm×84mm×33mm |
重量 | 51g |
飛行時間 | 約6分 |
Galaxy Visitor 6(ハイテック)
「Galaxy Visitor 6」は映像や静止画撮影だけでなく、FPVにも対応した軽量ドローンです。
プロポの裏側にあるボタンで、動画撮影モードと静止画撮影モードを切り替えることができるという操作性の良さも魅力と言えます。
4本のモーターアームには前後で色の異なるLEDライトが搭載されているので、夜間飛行時も機体の向きが分かりやすくスムーズに操縦することができます。
価格 | 38,500円~ |
サイズ | 199mm×54mm×199mm |
重量 | 122g |
飛行時間 | 約5~7分 |
【コスト重視の方向け】1万円以下で手に入る安い人気ドローン
P7(Potensic)
70gに満たない小型のトイドローン「P7」は、同じPotensicドローンとの対戦機能が搭載されたユニークな機種です。
相手のドローン目掛けて赤外線を飛ばし、赤外線に4回当たった方のドローンは自動的に墜落します。
他にも操縦者のスキルに合わせてスピードの切り替えが可能な「3段階スピード調整」、ボタン1つでドローンが宙返りする「3Dフリップ」など多種多様な機能も搭載。
リーズナブルな価格でありながら、遊びごたえ抜群のドローンです。
価格 | 6,900円~ |
サイズ | 145mmx134mmx36mm |
重量 | 68g |
飛行時間 | 約10分 |
SP500(SNAPTAIN)
「SP500」は1万円程度のリーズナブルな価格でありつつ便利な機能も搭載している、コストパフォーマンスの高い人気機種です。
対象を自動で追跡する「フォローミーモード」や二段階速度調整機能、飛行可能距離が30m以内まで制限される「初心者モード」などの機能が搭載されています。
最大26分間の長時間飛行も可能となっており、機体に搭載されたカメラでじっくりと空撮を楽しむことができます。
折りたたみ式のドローンなので、持ち運びがしやすい点も特長です。
価格 | 10,800円~ |
サイズ | 3270mm×3270mm×570mm |
重量 | 134.5g |
飛行時間 | 26分 |
DEERC D30(HolyStone)
飛行の安定性が高い「DEERC D30」ですが、スピードが出やすいドローンであるため初心者の方が操縦する際は注意が必要です。
DEERC D30の最大の特徴は、連携したスマホを通して操縦することができる点です。
指で画面上に描いたラインの通りにドローンが飛行する「軌跡飛行モード」は、他の機種では味わえない新感覚の操作性となっています。
価格 | 7,909円~ |
サイズ | 330mm×310mm×70mm |
重量 | 約174g |
飛行時間 | 約17分 |
HS160(HolyStone)
720pHDカメラを搭載した小型ドローン「HS160」は、折りたたみ式により持ち運びがしやすく自撮りを楽しみたい方に適した機種です。
専用アプリをインストールすればスマートフォンで操縦できるため、どこでも気軽に飛行を開始することができます。
高度維持機能による離陸後の安定感も含め、初心者の方から多くの高評価を集めている機体です。
価格 | 8,789円~ |
サイズ | 185mm×155mm×30mm |
重量 | 83.5g |
飛行時間 | 15分 |
【室内のみで飛行したい方向け】室内でも安心して飛行できる人気ドローン
HS210(Holy Stone)
手のひらに収まるちょうどいいサイズ感の「HS210」は、全方位にプロペラガードが装着されているため室内で飛ばしても人や物を傷つけず安心して遊ぶことができます。
機体にはカメラも搭載されているため、室内を撮影する際にも適しています。
トイドローンはバッテリーが1つしか付属されていない機種も多いですが、HS210は3つ付属されているため長時間の飛行が可能なことも嬉しいポイントです。
価格 | 5,850円~ |
サイズ | 80mm×80mm×30mm |
重量 | 22g |
飛行時間 | 約20分(バッテリー3個を合わせた飛行時間) |
YC003(DEERC)
UFOのような円盤状がユニークな「YC003」はコントローラーがなく、手の上からトスして浮遊し、手を近づけることで機体が反対方向へ移動します。
LRDライトで光りながら飛行する様は見ているだけでも楽しく、軽量かつ柔軟性のある素材で怪我もしにくいため小さなお子様と一緒に遊ぶドローンとして最適な機種です。
価格 | 4,389円~ |
サイズ | 110mm×110mm×85mm |
重量 | 90g |
飛行時間 | 5~8分 |
LACIERO(ジーフォース)
「LACIERO」は、ジーフォース製ドローンとしては初の全方向対応のプロペラガードがついたドローンです。
プロペラガードは柔軟性のある素材を採用しており、前後・左右・上下のどの方向においても人や物を守ります。
重量はわずか80gでありながら、4基の小型ブラシレスモーターが優れた動力を発揮して飛行の安定性を格段に向上させています。
さらに角度調整が可能な4K/2Kカメラを搭載しており、高画質な写真・映像撮影も楽しめる、機能性に富んだトイドローンです。
価格 | 17,800円~ |
サイズ | 104mm×134mm×42mm |
重量 | 80g |
飛行時間 | 7分 |
4D-V2(4DRC)
「4D-V2」は720pHDカメラを搭載しており、専用のアプリをインストールすればスマートフォンからリアルタイムに映像を楽しむことができるFPV機能も備わっています。
バッテリーは3個付属しており合計で約30分の長時間飛行が可能なため、クオリティにこだわりながらじっくりと空撮映像を撮影できます。
価格 | ※現在購入不可 |
サイズ | 950mm×950mm×450mm |
重量 | 50g |
飛行時間 | 30分(バッテリー3個を合わせた飛行時間) |
【子供と一緒に飛行したい方向け】簡単で楽しい!子供向けの人気ドローン
HS350-B(Holy Stone)
「HS350-B」は本体とプロポが2台ずつのセットになっており、赤外線レーザーで攻撃し合える対戦機能が備わっています。
全方位のプロペラガードにより、保護者の方と一緒でもお子さま1人でも安全に飛行を楽しむことができます。
操縦スキルに合わせた「三段階スピード調整機能」や「高度維持機能」により、抜群の安定性を兼ね備えている点も特長です。
価格 | 7,871円~ |
サイズ | 830mm×890mm×390mm |
重量 | 35g |
飛行時間 | 6分 |
HS370(Holy Stone)
「HS370」はスマートフォンと連動してFPV映像を楽しむこともできるトイドローンです。
「ヘッドレスモード」や「ワンキーリターン」などの操作性を高める機能も搭載しているため、お子さまと一緒に飛ばすだけでなく練習用ドローンとしても適しています。
三段階のスピード調整も可能で、操縦に慣れない間は低速、慣れてきたら高速といったようにスキルに合わせた飛行を行えます。
価格 | 7,678円 |
サイズ | 180mm×173mm×3mm |
重量 | 46g |
飛行時間 | 22分(バッテリー2個を合わせた飛行時間) |
HS177(Holy Stone)
対戦型トイドローンの「HS177」は機体とプロポが2台ずつ同梱されたセットになっており、お子さまが友達や保護者の方と一緒に遊ぶことができる画期的な機種です。
通常は1台で8,000円前後することも多いトイドローンですが、HS177は1台につき4,000円弱というコストパフォーマンスの高さも魅力と言えます。
機体が人や物にぶつかってもプロペラを覆うように装着されたプロペラガードが守ってくれるため、室内で飛行させても安心です。
価格 | 7,490円~ |
サイズ | 125mm×125mm×40mm |
重量 | 66g |
飛行時間 | 9分 |
DRESSA(ジーフォース)
「DRESSA」最大の特徴は、同梱された全5色のボディカバーからその日の気分に合った色で機体を彩ることができるという点です。
ホワイトカラーの機体に加えてピンク・イエロー・グリーン・ブルーのボディカバーが装着可能となっており、女の子へのプレゼントにも適した可愛らしい見た目をしています。
プロペラ展開時も十分コンパクトなサイズ感ですが、折りたためばポケットにしまって持ち歩けるほどの携帯性を備えていることも魅力です。
オートホバリング機能や、機体の向きに関係なく操縦できるオリエンテーションモードなどの便利機能も充実しています。
価格 | 6,400円~ |
サイズ | 150mm×190mm×120mm |
重量 | 300g |
飛行時間 | 8分 |
【ドローンレースを楽しみたい方向け】低価格で購入できる人気FPV対応マイクロドローン
D50(DEERC)
「D50」は初心者に嬉しいワンキー起動ボタン・高度維持機能・ヘッドレスモード・4段階スピード調整機能などの機能が充実したFPV対応ドローンです。
1万円もしないリーズナブルな価格でありながらスペックの高さも兼ね備えており、コストパフォーマンスの高さは抜群と言えます。
カメラは2048×1152p写真撮影に対応と申し分ない撮影性能となっており、90°までアングル調節が可能なため、空撮写真のクオリティにこだわりたい方にもおすすめです。
価格 | 8,800円~ |
サイズ | 427mm×237mm×107mm |
重量 | 178g |
飛行時間 | 12分 |
H501A(Hubsan)
「H501A」の重量は450gのため航空法の規制ルール対象となりますが、その分パワフルさと風への耐性を備えており、ドローンの操作に慣れてきた方におすすめの機種です。
長寿命かつ高出力なハイパワーブラシレスモーターと1920×1080p画像撮影に対応したカメラの採用により、風が吹いてもブレずに美しい空撮写真を残すことができます。
GPSによる「リターントゥホーム」機能も搭載しているため、フライト中に見失っても機体が帰ってくる安心感があります。
価格 | 22,000円~ |
サイズ | 354mm×351mm×79.5mm |
重量 | 450g |
飛行時間 | 20分 |
BEBOP 2(PARROT)
「BEBOP 2」は、フルHD動画の撮影も可能なスペックの高さも備えているFPV対応ドローンです。
カメラには新魚眼レンズを採用しているため、光の少ない場所でも鮮明な画像・映像を撮影することができます。
GPSとGLONASSの組み合わせによる制御機能で、抜群の飛行安定性を実感できる点も特長です。
価格 | 60,280円~ |
サイズ | 380mm×330mm×90mm |
重量 | 500g |
飛行時間 | 25分 |
Mobula6(Happymodel )
27gの超軽量マイクロドローンである「Mobula6」はかなり機敏な動作をするため、マイクロドローンレースの練習用としてはピッタリです。
軽量ながら申し分ない解像度である1080pHDカメラも搭載しているため、空撮を楽しんでも良いでしょう。
価格 | 9,679円~ |
サイズ | 80mm×80mm×40mm |
重量 | 27g |
飛行時間 | 不明 |
【リモートID対応を楽にしたい方向け】リモートID内蔵型の人気ドローン
Mini 2(DJI)
DJIの「Mini 2」は、同社製「Mavic Mini」の改良版とされているリモートID内蔵型のドローンです。
4K/30fps画質の映像撮影に対応しており、4倍ズームまで可能という優れたカメラ性能を備えています。
映像伝送システムはMavic Miniが拡張WiFiであったのに対し、Mini 2ではOcuSync 2.0を採用。
飛行可能な距離が延長され、より遠くの被写体や風景を撮影しやすくなりました。
Miniシリーズは現在4とその派生機種まで展開されていますが、コストパフォーマンスの高さからMini 2は今でもなお多くのユーザーに選ばれています。
価格 | 47,000円~ |
サイズ | 245mm×289mm×55mm |
重量 | 199g |
飛行時間 | 18分 |
DJI FPV(DJI)
「DJI FPV」は、リモートID内蔵型のFPV飛行に特化した空撮ドローンです。
従来のFPVドローンは機体を1からカスタマイズし、プロポやFPVゴーグルなど自分で用意のうえ設定しなければならず、始めるまでのハードルが高いことが難点でした。
しかしDJI FPVは機体・プロポ・FPVゴーグルの3点がセットになっており、箱を開けたらすぐに本格的なFPV飛行を楽しめる画期的な製品となっています。
Nモード・Sモード・Mモードという操作性の異なる3つの飛行モードが搭載されており、操縦に慣れていない初心者からアクロバット飛行を楽しみたい上級者まで幅広い層のニーズに対応しています。
価格 | 47,000円~ |
サイズ | 245mm×289mm×55mm |
重量 | 199g |
飛行時間 | 18分 |
初心者がドローンを始めるためにやるべき4つのステップ
ドローンを購入して飛ばすだけならいつでも始められますが、楽しみ方を誤ると「知らなかった」では済まされないトラブルが起こる恐れがあります。
特に、ドローンを屋外で飛ばしたりプロの操縦士を目指したいと考えている方なら事前の準備が必要不可欠です。
ここでは、初心者がドローンを始める際に最低限押さえるべき4つのステップをご紹介いたします。
ドローンに関わる法律を理解する
ドローンを屋外で飛ばす場合、少なくとも以下2つの法律は知っておく必要があります。
- 航空法
- 小型無人機等飛行禁止法
航空法では「屋外で飛ばす総重量100g以上のドローン」を対象とした制度や規制が設けられているため、外で空撮などを楽しみたい方は必ずチェックしましょう。
制度としては機体登録制度やリモートIDの搭載義務というものがあり、飛行の実施前に対応しなければなりません。
規制については特定の場所・方法での飛行が禁止されており、それに該当する飛行を実施する場合は事前の許可申請が必要です。
小型無人機等飛行禁止法は、重量にかかわらずすべてのドローンを対象とした法律です。
国の重要機関や防衛施設など、特定の施設内やその周辺での飛行が禁止されており、こちらの内容も事前の確認が必要です。
他にも、飛行させる場所によっては道路交通法や自治体の条例など、様々な法律に抵触する恐れがあるため注意しましょう。
ドローンを購入する
ドローンの飛行に際して守るべき法律を理解したら、ドローンを購入しましょう。
航空法の適用外となる100g未満のドローンであれば比較的自由に屋外で飛ばすことができますが、小型・軽量なぶん風に煽られやすいという弱点もあります。
一方で重量がしっかりとしたドローンは多少の風にも負けず動力性能・カメラ性能も優れている機種が多いですが、航空法の制度や規制に対応する必要があります。
ドローンの重量や性能によって、どんなメリット・デメリットが生じるかは変わるため、総合的に考えて自分が無理なく扱えるものを選びましょう。
ドローンを飛ばす練習をする
ドローンを購入したら、実際に飛ばして練習してみましょう。
ドローンは地上を走るラジコンとは違い、360°全方向に対応した姿勢・方向制御をマスターする必要があります。
まずはスムーズな離着陸から練習を始め、慣れてきたら上下・左右・前後移動や旋回、ホバリングといった動きの練習を行いましょう。
練習場所としては自宅の中が最も始めやすく安心ですが、屋外なら自宅の敷地内やドローン練習場がおすすめです。
公園や河川敷は一見してドローンが飛ばしやすい場所に思えますが、航空法の規制対象である「DID地区」に含まれていたり、自治体の条例でドローンの飛行が禁止されていたりするためおすすめはできません。
ドローン講習を受けて民間資格・国家資格を取得する
基本的にドローンの操縦に必須とされる資格はありませんが、以下に当てはまる人であれば民間資格や国家資格の取得がおすすめです。
- 趣味目的だが飛行許可申請が必要な場所や方法で飛ばすことが多い
- ドローンの知識や技術を確実に身に付けたい
- いずれはドローン操縦士の仕事を始めたい
国土交通省から認可を受けたスクールで民間資格や国家資格を取得すると、航空法で規制されている場所・方法で飛行させる際の許可申請が免除または簡略化されます。
手続きに伴う負担も減るため、必要に応じて取得すると良いでしょう。
民間資格がおすすめな人
ドローンにおける民間資格は、民間の認定機関により発行される操縦士資格のことです。
ドローンスクールにて、決まったカリキュラムを修了すると取得できます。
民間のドローンスクールには国土交通省から認定を受けているところもあり、国土交通省認定の民間資格を取得することで一部の飛行場所・方法に関する飛行許可申請が簡略化されます。
プロの操縦士とまではいかなくとも、飛行許可申請の機会が多い人やドローンの知識・技術を効率的に学びたい人はドローンスクールを受講のうえ民間資格の取得がおすすめです。
国家資格がおすすめな人
2022年12月から開始となったドローンの国家資格は、「一等資格」と「二等資格」の2種類があります。
取得により一部の飛行場所・方法に関する飛行許可申請が免除されるというメリットは、一等・二等資格のどちらにも共通します。
また、一等資格を取得すれば従来は禁止されていた「レベル4飛行(有人地帯での目視外飛行)」も可能になります。
そのためドローンの国家資格は、より高度な技術を身に付けてプロの操縦士として活躍の幅を広げたいと考える人におすすめです。
ドローン初心者についてよくある質問
最後に、ドローン初心者についてよくある質問を回答と一緒にまとめました。
最初のドローンはどれにすれば良いですか?
基本的には、以下のようなドローンを最初の練習機として購入するのがおすすめです。
- 総重量が100g未満
- 自動ホバリング機能やヘッドレスモードなどの機能が搭載されている
- プロペラガードがついている
上記のようなドローンは、航空法への対応・操作性・安全性という面で初心者にとってハードルが低いと言えます。
加えて空撮を楽しむならカメラ画質、長時間の飛行を楽しみたいなら飛行時間といったように、目的を考慮しながら機能面をチェックすると良いでしょう。
ドローンは資格がなくても飛ばせますか?
ドローンの操縦そのものは、無資格でも可能です。
しかし、ドローンの知識や技術を効率的に身につけたい人や操縦士の仕事を目指したい人は資格の取得がおすすめです。
また、ドローンの民間資格または国家資格を取得すると、飛行許可申請が簡略化されたり禁止されていた飛行方法の実施が可能となったり様々なメリットを得られます。
DJIドローンは初心者でも扱えますか?
DJI製ドローンは高度な技術で高い操作性・安全性を実現した機種が多く、初心者の方にもおすすめです。
ただし初心者の入門機としては高額な機種もあるため、50,000円程度で購入できる「Mini 2 SE」や「Mini 2」などから始めてみると良いでしょう。
まとめ
今回は初心者の方がドローンを選ぶ際に注目するべきポイントや、おすすめの機種をご紹介いたしました。
個人的に操縦スキルを磨きたい方は操作性が良く、できるだけリーズナブルな価格の機種を選ぶと良いでしょう。
お子さまと一緒に遊ぶ場合は、プロペラガードなどの有無に注目すると事故のリスクも減るため安心です。
また、法律に則って正しくドローンを楽しむため、基本的な規制ルールの理解や操縦練習を怠らないことも大切です。
この記事と一緒によく読まれている記事
-
水中ドローンの操縦に免許は必要?水中ドローンに関する資格を解説
-
ドローンの操縦に無線技士の資格は必要?必要なケースや資格の取得方法を解説!
-
ドローン測量管理士とは?新しく登場したドローン測量の資格を取得する方法を解説!
-
海でドローンを飛ばす際の規制や必要な許可申請は?海で飛ばす時のルールを解説
-
ドローン国家資格の取り方を解説!取るまでの手順や取得期間はどれぐらい?
-
ドローン国家資格の難易度は高い?試験の合格率や勉強時間はどれぐらい?
-
ドローンを使った橋梁点検とは?メリット・デメリットや橋梁点検で使用される新技術を解説!
-
ドローンの目視外飛行は飛行許可が必要?目視外飛行を行う条件や練習方法を解説!
-
100g未満のドローンを飛ばせる場所を解説!チェックすべき法律や飛行ルールは?
-
ドローンの高さ制限を解説!ドローンを飛ばせる高度はどこまで?
-
ドローンサッカーってどんな競技?ルールや始め方を詳しく解説
-
東京ディズニーリゾートがドローンショーを開催!ショーの中身や見た人の反応は?