日本のラジコンメーカー「京商」のドローンとは?おすすめ機種も紹介!

更新日: 2023.06.13 公開日: 2023.02.08
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「ミニッツ」「アルティマ」など数多くのラジコンカーを生み出している日本企業、京商ではドローンの製造・販売も行われています。

そこで今回は、「京商とはどんな企業なのか?」というポイントにも注目しつつ、京商製ドローンの特徴やおすすめ機種などもご紹介いたします。

国産のトイドローンを探している方、国内でドローンを製造しているメーカーについて知りたい方はぜひご覧ください。

目次

京商とは

正式には「京商株式会社」という、神奈川県厚木市に本社を置くラジオコントロールモデルメーカーです。

1963年に創業した老舗メーカーでもあり、自動車だけでなく飛行機・ヘリコプター・ボートなど多彩なモデルのラジオコントロールモデルを製造・販売しています。

近年はトイドローンシリーズも展開しており、リーズナブルでありながら性能とデザイン性の高さでどのモデルも高い評価を得ています。

京商の歴史

京商は1963年、「模型の楽しさを、人生を彩るかけがえのないものとして社会に根付かせたい」という理念のもと設立された企業です。

1970年には、1/8スケール規格の量産エンジンカーとしては世界初を争うタイミングでオリジナルのラジオコントロールカーの開発・販売を開始しました。

1987年、厚木市により大規模な本社ビルを建設・移転。

隣接地には220坪もの広大な開発車両テスト用コースも設営するという、世界的にも珍しい模型企業となりました。

1999年にはリアルかつ精密なフォルムと非常に優れた走行性能を備える有名モデル、「ミニッツレーサーシリーズ」を販売します。

その出来栄えとレーシーなキャラクター性が人気を集め、世界的なブームを巻き起こしました。

その後も数々のラジオコントロールモデルを製造・販売する中、2016年に初のレース向けドローン「DRONE RACER」の発売に至りました。

世界・日本から見る京商の現在の立ち位置

京商は国内屈指のラジオコントロールモデルメーカーですが、世界においてはどのような立ち位置なのでしょうか。

世界における立ち位置

京商はアメリカやヨーロッパにもオフィスを構えており、「KYOSHO」として世界50ヶ国で製品を販売しています。

また、2010年に1/8エンジンレーシングバギー界最高峰のレースにおいて、京商製「インファーノ」シリーズが通算8回目の優勝を遂げた記録は世界的にも有名です。

世界の頂点に君臨するとされるインファーノシリーズを中心に、京商の製品は世界各国で愛され続けています。

日本における立ち位置

京商は、オモチャとは一線を画す「ホビーの世界」という概念を日本国内に浸透させた企業のひとつといえます。

特に1991年に発売開始となった「ダイキャストカー」は、精密な製造技術によるハイクオリティな出来栄えで全国的なミニカー人気の火付け役となりました。

その後は大規模なレースを幾度も開催し、国内におけるラジオコントロールレーシングカーの人気もさらなるものとしました。

京商の製品は世界と同様に国内でも非常に評判が高く、子供から大人まで幅広い年齢層の嗜好に対応した、日本屈指の模型メーカーという立ち位置にあります。

京商製ドローンの特徴

京商といえばラジオコントロールカーやミニカーを中心に製造・販売しているメーカーですが、先述の通りドローン製品も展開していることにも注目です。

現在はラジオコントロールモデルにおけるブランド「KYOSHO」の他、トイモデル専門のブランド「KYOSHO EGG」にてトイドローンを販売しています。

KYOSHOでは、レーシングドローンシリーズ「DRONE RACER」を展開しています。

いずれもレーシングモデルらしいスタイリッシュなデザインと、スピーディでスリル満点な操作感が特徴です。

カスタムパーツも多数販売されており、中級者~上級者を中心に親しまれています。

一方、KYOSHO EGGにおけるトイドローンは安定性に特化していることが特徴で、価格もドローンとしてはリーズナブルなためビギナーも安心して扱えると人気を集めています。

京商を代表するおすすめドローン機種

京商における有名なドローンの中でも、おすすめな機種をご紹介いたします。

1. DRONE RACER ZEPHYR/G-ZERO

Photo by kyosho

2016年に発表された、京商初のレーシングドローンシリーズです。

当初はブラックを基調としたカラーリングのZEPHYR、ホワイトを基調としたカラーリングのG-ZEROという2種類が展開されました。

どちらも超音波センサーと気圧センサーで高度を自動制御し、ワンタッチ操作で離着陸やホバリングを行う「LHFC(ローハイトフライトコントロール)」や京商独自のコントロールミキシングシステムなど、合計4つの新技術の特許取得を果たしたモデルです。

超低空飛行が可能な性能と空飛ぶクルマのように近未来的なデザインが相まって、SF映画の世界に登場するマシンを思わせます。

他にもZEPHYRでイエローを基調としたカラー、G-ZEROでパステルピンク・ブルーを合わせたポップなカラー、レッドを基調としたカラーが登場。

レッドカラーのG-ZEROにおいては、一人称視点の映像がリアルタイムに映し出されるKYOSHOオンボードモニターを同梱したコンボセットも販売されています。

2.DRONE RACER b-pod

Photo by kyosho

b-podは、DRONE RACERシリーズの第6弾にあたるモデルです。

電動バイク「zecOO」やトヨタのコンセプトカー「Camatte」、ダイハツの「COPEN」などの開発を手掛けたznug designの根津孝太氏がボディデザインを担当したことで知られています。

未来のレースバギーをテーマとしており、人間工学と自動車工学の観点からデザインアプローチを行っている他、繭を意味するpodという名前を意識した丸みのあるフォルムが特徴的です。

レーシングカー的な印象を押し出したZEPHYRやG-ZEROと比べ、愛嬌を感じられるデザインでDRONE RACERにおける新たな世界観を展開しました。

カラーリングはブルーを基調としたパターン、オレンジを基調としたパターンの2種類があります。

3.LIVE STYLE Type-1000HD Matt Gray TS055

Photo by kyosho

KYOSHO EGGから2020年に登場した、カメラ付きトイドローンです。

トイドローンとしては初の「オプティカルフローセンサー」を搭載したモデルで、非常に優れた飛行安定性を発揮します。

機体の向きにかかわらず直感的な操作が可能なヘッドレス機能、手の動きだけでカメラのシャッターを切ることができるジェスチャー撮影機能など、初心者でも気軽に使用できる機能が充実していることも魅力です。

機体重量は100g未満なので、使用前に機体登録を済ませる必要もありません。

同梱されているプロポの他、スマートフォンまたはプロポとスマートフォンの組み合わせという3パターンの操作を楽しむことが可能です。

機体に搭載されたHDカメラはFPVにも対応しており、専用アプリをインストールしたスマートフォンからリアルタイムで映像を見ることができます。

機体とプロポの他にプロペラガードと予備プロペラも付属しているフルセットとなっており、初めてドローンに触れる人、屋内でも使用できる練習機を探している人に最適なトイドローンです。

4.LIVE STYLE Beginners TS053

Photo by kyosho

KYOSHO EGGにおけるトイドローンのうち、ビギナー向けモデルとしての性質が強い機種です。

重量はバッテリーを搭載しても16.5gと、超軽量タイプのミニドローンとなっています。

同梱のプロポは扱いやすいシンプルなデザインとなっており、ワンタッチ操作での離着陸にも対応。

気圧センサーを搭載しているため飛行の安定性が保たれており、万が一壁や障害物と接触しても全方位を保護するプロペラガードが故障を防ぎます。

初めてドローンに触れるビギナーはもちろん、子供へのプレゼントとしてもおすすめできる安全性の高い機種です。

京商直近の新製品発表の動向

「DRONE RACER b-pod」や「DRONE RACER G-ZERO」のオンボードモニターコンボセットなど が発売された2017年以降、京商から新たなドローン製品の製造・販売に関する情報は公開されていません。

京商はラジコンカーの製造・販売に力を入れているメーカーであり、なおかつ国内におけるドローン製品のシェア率は海外メーカーが大半を占めているという現状から、積極的なドローンの製造は行われないものと考えられます。

とはいえ、京商製ドローンは長年にわたり培われたラジコンカーの製造ノウハウに基づく確かな性能とデザイン性を備えた良質な機体です。

現状では時期に見通しがつきませんが、新たな京商製ドローンの登場に期待を続けたいところです。

京商に関するよくある質問

最後に、京商に関してよくある質問を回答と一緒にまとめました。

Q1.「京商」の読み方は何ですか?

京商(きょうしょう)という読み方で、海外においても「KYOSHO Corporation」という商号で事業を行っています。

Q2.京商の他に有名なラジコンメーカー一覧はありますか?

京商と並ぶ有名なラジコンメーカーの例としては、以下の通りです。

  • ヨコモ
  • タミヤ
  • ジョーゼン
  • ジーフォース
  • スクエア

また、ドローンの製造・販売に力を入れている有名なメーカーとしては以下の企業を挙げることができます。

  • DJI
  • Parrot
  • HolyStone
  • Potensic
  • SNAPTAIN

京商やジーフォースなどドローンの製造・販売を行っている国内企業は複数ありますが、現状としては海外企業がシェア率の大半を占めています。

Q3.京商製ドローンはどのように評価されていますか?

京商製ドローンはレース用モデルや初心者向けモデルが複数販売されていますが、公式サイトやAmazon、楽天市場ではおおむね「飛行が安定している」と良い評価を得ているようです。

凄い 安定ホバーリング、ハンドリングの動き申し分ありません。楽しいドローンです。扱い易いです。皆さんも是非

https://rc.kyosho.com/ja/20571w.html 

期待以上に安定してました。室内で安定して飛ばせます。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R313QEQURYQC2I/ref=cm_cr_getr_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B0891BQSQD

Q4.京商製ドローンのおすすめは何ですか?

初めてドローンを購入する初心者の方、子供にプレゼントできるドローンを探している方は、超軽量タイプのミニドローン「LIVE STYLE Beginners TS053」がおすすめです。

Q5.京商製ドローンでカメラ付きのものはありますか?

京商製ドローンのうち、「LIVE STYLE Type-1000HD」がカメラ付きモデルとなっています。

搭載されているカメラは、トイドローンとしては高性能な「200万画素・720HD/25fps」で動画・静止画の撮影が可能です。

まとめ

京商は日本屈指の老舗ラジコンメーカーとして有名な企業ですが、そのノウハウが反映された高性能なドローンの数々も魅力的です。

近未来的なデザインと各種センサーがもたらす抜群の安定性が特徴の「DRONE RACER」シリーズ、安定性に特化させた小型・軽量なトイドローン「LIVE STYLE」シリーズがあり、幅広いニーズを満たす製品が展開されています。

2017年以降は新たなドローン製品に関する情報は発表されていませんが、再び京商製ドローンの新製品が登場する時が来ることに期待をしたいところです。

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