ドローンにはドローン自体に生中継する機能が備わっているものがあります。
ここではYouTube、Facebook、Twitterなどのドローンと連携して簡単にライブ配信が可能なサービスを紹介します。
ドローンの撮影をどうやって生中継するの?
ドローンによる空からの動画映像をライブ配信(生中継)している映像を最近はよく見かけます。
個人でも配信している人がいますが、いったいどうやって生中継しているのでしょうか。
ドローンでのライブ配信では「ドローン自体にライブ配信する機能が搭載されている」もしくは
「スマホを装着できるドローン」が必要となります。
しかし広く利用されているのはスマホ搭載ではなく、Wi-Fiカメラや専用アプリを使ってリアルタイム配信できるドローンの方です。
ドローンのメーカーも、生中継を簡単に行えるドローンを次々に発売しています。
YouTubeを使ってドローンを生中継
DJIのファントム3ではYouTubeでのライブ配信が簡単に行えます。
まずYouTubeのアカウントにログインし、ライブストリーミングの設定を行います。
そしてドローン「ファントム3」を飛行可能状態にし、ファントム3の設定からYouTube中継を選べば設定はおしまい。
とても簡単な手順でライブストリーミングを行えるようになりました。
ファントム3を持っている人はぜひYouTubeで試してみて下さい。
注意点としては、Wi-Fi環境がない場合、通信制限によって映像が止まったりカクカクしたりすることが挙げられます。
とりあえず試しにやってみたいお手軽方法のひとつとしてご紹介しておきます。
Twitterでお手軽ライブ配信
ライブ配信で強いのはYouTubeですが、実はTwitterでもライブ動画を配信することが可能なんです。
Twitterには動画配信アプリ「Periscope」というものがありますが、早速ドローンによるライブ配信に対応してくれました。
ただ、現在のところ対応するという発表のみで実施はいつかは分かりません。
DJIのドローンに対応することはわかっているので、DJIのドローンを持っている人はTwitterで簡単に空撮ライブ配信ができるようになるかもしれません。
また、ドローンからの映像オンリーではなく、すでに配信対応しているGoProからの映像や
iPhoneカメラの映像と切り替えもできるとのこと。色々な視点からの映像を交えたライブ配信が期待できます。
企業も活用「Facebook live」
Facebookでもすでにスマホからのリアルタイムでの動画配信が可能になっています。
この「Facebook live」というサービスはドローンにも対応済みです。
Facebookは特に個人だけでなく企業がプロモーションに利用することも多いですが、
イスラエルでは「皮膚がん予防啓蒙」の宣伝にドローンを活用しました。
紫外線が世界でも強いイスラエルでは皮膚がん患者が多いため、とあるドラッグストアが啓蒙活動を行っています。
その活動にドローンのリアルタイム配信が使われました。
ドラッグストアは「紫外線が強い時間帯はビーチに行くのを避けて」というメッセージを送るため、空からビーチの様子を撮影し、ライブ配信。
ただ配信するだけでなくレポートを付けるなどテレビ番組のように作り上げることで、
紫外線の少ない時間帯に行けるビーチスポットを紹介し、リアルタイムならではの情報提供や啓蒙活動を実現させました。
このようにドローンでの動画を生中継することは難しくありません。
リアルタイムならではのライブ活動や企業宣伝を空からの映像と一緒にSNSで簡単に配信し、共有することができます。
今までは特別な設備がなければできなかった空撮でのライブ配信。
ドローンをお持ちの方はぜひ一度生中継にチャレンジしてみてください。
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