打ち上げ花火は地上から見上げても楽しむことができますが、もしも上空から間近で花火を眺めることができたら…と考えたことはないでしょうか。
ドローンを使って空撮を行えば、そんな光景も実現できるのです。
今回は、ドローンで撮影された花火のおすすめ映像を5つご紹介いたします。
- ドローンで空撮した花火のおすすめ映像
- 花火の演出をするドローンのおすすめ映像
を紹介しています。
地上からは決して体感できない迫力と美しさを、是非お楽しみください。
ドローンが大迫力の花火を捕らえた!おすすめの花火空撮映像動画5選
これまで、地上から見上げるような形で鑑賞してきた打ち上げ花火ですが、ドローンを使うことで、大迫力かつ美しい映像を楽しむことができるようになりました。
ここでは、ドローンによる打ち上げ花火の空撮映像を5つご紹介いたします。
おすすめ動画①:レースドローンで捉えた花火の中の迫力満点映像
2020年10月31日、岩手県陸前高田市にて開催された震災復興イベント「三陸花火大会」の様子を撮影した映像です。
1万発も打ち上げられた花火の中をレース用FPVドローンで撮影し、散り散りになった光の粒の美しさを間近に体感することができます。
動画終盤、視界一面に広がる色とりどりの火花の迫力には圧倒されること間違いなしです。
おすすめ動画②:花火の中をすり抜け!?今までにはない花火体験ができる
世界最大の花火としてギネス世界記録にも認定された四尺玉を、「こうのす花火大会」にて打ち上げた様子をドローンで撮影した映像です。
4K画質で鮮明に捉えられた花火の美しさはもちろん、打ち上げ時の音も一緒に収録されており、より臨場感を味わうことのできる映像となっています。
おすすめ動画③:Mavic Airが撮影した「小田原酒匂川花火大会」
小田原酒匂川花火大会の打ち上げ花火をMavic Airで撮影した映像です。
様々な距離やアングルから花火の姿を捉えており、ドローンによる空撮ならではの自由な見せ方をしていることが特徴と言えます。
また、BGMが付いておらず静かな空間に響く花火の音も楽しむことができるので、その場で花火を見ているかのように感じるほど映像に入り込めます。
おすすめ動画④:4000発の花火が夜空を彩る「花火ファンタジアFUKUOKA 2017」
RKB毎日放送にて生放送された、「花火ファンタジアFUKUOKA」の映像を再編集したダイジェスト版です。
ドローンによる撮影で生中継が行われたこの花火大会では、幅1km・高さ450mにも及ぶ範囲にて花火が打ち上げられました。
7分間に4000発もの花火が打ち上げられる圧巻のクライマックスに注目です。
おすすめ動画⑤:大迫力の映像を間近で「諏訪湖祭湖上花火大会」
第70回諏訪湖祭湖上花火大会の様子をドローンで撮影した映像です。
最初から連続で打ち上げられる、ダイナミックな構成となった花火の全体像を楽しむことができます。
中盤は花火により接近したアングルで、流れ星のように美しく落ちていく火花も鮮明に捉えられています。
撮影機材の役目だけではない!花火の代わりにドローンが夜空を彩る映像集4選
ドローンはただ打ち上げ花火を撮影するだけではなく、ドローンの機体そのものを活用して花火のように美しいパフォーマンスを披露することも可能なのです。
「新しい花火」とも称されるドローンの美しいパフォーマンスを、次の映像を通してご覧ください。
ドローン花火イベント①:日本初・ハウステンボス「インテルドローンライトショー」
夜のハウステンボス上空に、LEDイルミネーションを纏った300機のドローンが展開するショーです。
インテル・コーポレーションやhapi-roboと共同で開催されたこのショーは、2017年に日本初のドローンショーとして開催されました。
音楽に合わせて、ドローンの群衆が優雅に様々なシーンへと変化していく様子を楽しむことができます。
ドローン花火イベント②:中国・ドローン2020台が夜空に舞う光のアートに魅了
深セン市の経済特区指定40周年記念として開催されたドローンショーです。
2020台のドローンによる3Dアニメーションが、同市竜崗区の夜空に展開されました。
ドローンを使ったとは思えないほどの精巧なアニメーションや色彩が人々を魅了したと同時に、中国のドローン技術を称賛する声も多く上がった映像となっています。
ドローン花火イベント③:ギネスにも認定。中国・3051台のドローンが夜空を彩る
広東省珠海市の上空にて、3051台ものドローンを同時飛行させた美しい光のショーです。
「無人航空機の世界最多同時飛行数」としてギネス世界記録にも認定されたことで話題になりました。
めくるめく変化する色彩と、複雑な動きにより構築された3Dアニメーションの美しさは世界中から評価されています。
ドローン花火イベント④:東京オリンピック開会式
今年開催された東京オリンピック開会式の夜空を彩ったドローンショーです。
1824機のドローンが同時に東京の空を飛び、市松模様エンブレムや地球儀など様々な形に変化し夜の闇に消えていきます。
一般的に、日本ではまだ珍しい部類として見られがちなドローンショーの注目度が大幅に上がったショート言えます。
まとめ
ドローンは打ち上げ花火の美しさや迫力を間近に捉えた撮影を行うことが可能となります。
今回ご紹介した動画はどれも惹き込まれるハイクオリティな映像ばかりでしたが、いかがでしたでしょうか。
急速に普及しているドローンは、個人で飛行を楽しむほか、メディアでも多く取り入れられるようになってきました。今後、花火大会でドローン活用が広がり、自宅にいながら、全国各地の素晴らしい花火を間近で見ることができるでしょう。
また、打ち上げ花火だけでなく、ドローンそのものが花火となり空中を彩るアートとなるショーも魅力的です。
今後の更なる技術の発展により、日本国内におけるドローンショーがメジャーな文化となることを期待したいと思います。
この記事と一緒によく読まれている記事
-
ドローンショーの仕組みを解説!演出や操縦はどうやっている?
-
ドローンを使ったスマート農業を解説!農業用ドローンの主な用途とは?
-
ドローンの免許(国家資格)の取得には年齢制限がある?何歳から取得できる
-
水中ドローンの操縦に免許は必要?水中ドローンに関する資格を解説
-
ドローンの操縦に無線技士の資格は必要?必要なケースや資格の取得方法を解説!
-
ドローン測量管理士とは?新しく登場したドローン測量の資格を取得する方法を解説!
-
海でドローンを飛ばす際の規制や必要な許可申請は?海で飛ばす時のルールを解説
-
ドローン国家資格の取り方を解説!取るまでの手順や取得期間はどれぐらい?
-
ドローン国家資格の難易度は高い?試験の合格率や勉強時間はどれぐらい?
-
ドローンを使った橋梁点検とは?メリット・デメリットや橋梁点検で使用される新技術を解説!
-
ドローンの目視外飛行は飛行許可が必要?目視外飛行を行う条件や練習方法を解説!
-
100g未満のドローンを飛ばせる場所を解説!チェックすべき法律や飛行ルールは?