ドローンのカメラの解像度や望遠機能
ダイナミックな空撮を楽しむことができるドローン、少し前までは単なる趣味程度にドローンを飛ばすというイメージでしたが、最近では産業用ドローンの導入も進み、ドローンそのもののスペックが急速に進歩しています。
ドローンに搭載されているカメラの解像度や望遠機能も、高スペックのデジタルカメラに負けて劣らない性能のものが増えています。
最近よく耳にする「4K」ですが、これはカメラの解像度のことで、画素数が「3840x2160」でフルハイビジョンの4倍の超高画質です。
4K対応カメラで撮影した画像は、そのままテレビで放送することができるくらい高画質で、まさにプロ仕様のカメラだと言うことができます。
DJI社のドローン「Inspire2」に接続できるカメラに至っては、「X5S」の解像度が5.2K,「X7」は6Kで、映画の撮影に使用されるプロ向けのカメラです。
空撮でズームインするためには以前まではドローンを被写体に近づける必要がありましたが、望遠機能の付いたカメラも誕生するようになりました。
例えばDJI社の「Zenmuse Z3」はデジタルズームと光学ズームの併用で最大7倍のズームが可能なことで注目を浴びました。
DJI社の「Mavic 2 Zoom」も光学2倍ズームを搭載し、最大4倍までズームが可能です。遠くから被写体を据えることができると、ドローンを不必要に接近させることなく安全に空撮を行うことができます。
夜でも被写体を据えることができるCANONの「ME20F-SH」のようなカメラも登場していますが、自然災害対策として大きなメリットがあります。
ちなみに夜間のドローン飛行は国土交通省への申請・許可が必要になりますし、加えて土地所有者の許可も必要になるので注意しましょう。
高スペックでも手頃に購入できるおすすめドローン
DJI Mavic Air
ドローンの大手DJI社の折りたたみ式ドローンです。持ち運びやすく価格も10万円ほどで手頃ですが、4K動画の撮影が可能な高スペックドローンでもあります。
DJI Mavic 2 Zoom
初代Mavicからさらなる進化を遂げ、さらに最大4倍ズームが可能なモデルです。価格は16万円ほどですが、画質と望遠機能にこだわりたい人におすすめです。
Parrot ANAFI
最大2.8倍のロスレスズーム機能が付いている4K対応カメラ搭載。「180度回転ジンバル」で真上と真下の撮影ができ、空撮の可能性を大きく広げたParrot社の自信作です。8万円台と手頃な価格なのも魅力です。
この記事と一緒によく読まれている記事
-
ドローンショーの仕組みを解説!演出や操縦はどうやっている?
-
ドローンを使ったスマート農業を解説!農業用ドローンの主な用途とは?
-
ドローンの免許(国家資格)の取得には年齢制限がある?何歳から取得できる
-
水中ドローンの操縦に免許は必要?水中ドローンに関する資格を解説
-
ドローンの操縦に無線技士の資格は必要?必要なケースや資格の取得方法を解説!
-
ドローン測量管理士とは?新しく登場したドローン測量の資格を取得する方法を解説!
-
海でドローンを飛ばす際の規制や必要な許可申請は?海で飛ばす時のルールを解説
-
ドローン国家資格の取り方を解説!取るまでの手順や取得期間はどれぐらい?
-
ドローン国家資格の難易度は高い?試験の合格率や勉強時間はどれぐらい?
-
ドローンを使った橋梁点検とは?メリット・デメリットや橋梁点検で使用される新技術を解説!
-
ドローンの目視外飛行は飛行許可が必要?目視外飛行を行う条件や練習方法を解説!
-
100g未満のドローンを飛ばせる場所を解説!チェックすべき法律や飛行ルールは?