山の上でのドローン空撮!高度規制と落とし穴について徹底解説

更新日: 2021.11.19 公開日: 2020.01.31
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そもそもどのくらいの高さまでドローンを飛ばしてもいいのか

鳥のように空高く舞い上がり、上空からの映像を楽しむことができるのはドローンの醍醐味のひとつです。

最高高度はドローン機体のスペックにもよりますが、例えば「DJI Mavic Air」の場合、運用限界高度が海抜5,000mとなっていて、富士山よりもはるかに高く飛ばすことができることが分かります。

ところがDJI製ドローンの場合は高度制限がかかっていて、高度500mを超えることがないように設定されています。500mの高度制限とはいえ、333mの東京タワーよりも高く飛ばすことができるので十分だと考える人もいることでしょう。

どのくらい高く飛ばす能力があるかについて考えましたが、それに加えてどのくらいまで高く飛ばすことが許されているのかについても考える必要があります。

つまり、航空法によってドローンを飛ばしていい高さが定められているのです。201512月に航空法が改正され、高度制限は250mから150mになりましたので、このことを覚えておいてください。

さて、山の上でドローンを飛ばしたいときに疑問が生じます。

標高が1,000mある山だと、すでに航空法による高度制限をオーバーしていることになるのでしょうか?

 

山の上でドローンを飛ばすことはできるが、落とし穴に注意しよう

航空法による高度規制ですが、「地表から150m未満」であればよいので、標高にかかわりなく山の上でドローンを飛ばすことができることが分かります。

しかしここで落とし穴に注意しなければなりません。山には傾斜があるので、平行に飛ばしているだけなのに、あっという間に地表から150mを超えているということもあります。

離着陸地点からではなく、ドローンから見た地表からの高さが問題になることを忘れないようにしましょう。

さらに、私有地の上空を飛ばすためには許可が必要ですから、山の上で空撮をする場合は、事前に情報を集めるようにして、法律違反にならないことと安全に気を配るようにしてください。

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