ドローン飛行のルールと許可申請が必要なケースについて
ドローンを安全に飛行させるために守らなければならないルールがあります。令和元年9月18日より4つのルールが追加されているので注意しましょう。
1.飲酒時の飛行禁止
2.飛行前確認を行うこと
3.航空機やほかのドローンとの衝突予防をすること
4.他人に迷惑を及ぼすような方法での飛行禁止
これらのルールは飛行場所を問わずに守る必要があります。従来のルール通り、5~10の項目に関しては地方航空局長の承認を受ける必要があります。
5.夜間飛行
6.目視外飛行
7.人や物件との距離が30m未満となる飛行
8.イベント上空での飛行
9.危険物輸送
10.物件投下
オンライン申請、郵送及び持参のいずれかの方法によりドローン飛行の申請をすることができます。
オンラインサービス専用サイトの「ドローン情報基盤システム(https://www.dips.mlit.go.jp/)」を使うと、24時間365日いつでも申請書を提出することができるので便利です。
ドローン飛行の申請手続きは余裕をもって行おう!
ドローン飛行の申請書を提出すればすぐに承認が下りてドローンを飛ばせるわけではありません。
国土交通省のホームページによると、申請書類は飛行開始予定日の少なくとも10開庁日前までに行うようにと勧められています。しかし、10開庁日前というのは標準的な処理期間なので注意が必要です。
ドローンの普及が拡大しているため、ドローン飛行の申請は込み合っています。そのため飛行開始予定日から3~4週間程度の余裕を持つようにという注意書きがあります。
申請書に不備がある場合は修正に時間がかかってしまうこともあります。特に初めて申請をする場合は修正の可能性も念頭に置いて、1か月から1か月半くらいの余裕を持つと安心です。
ドローン飛行開始予定日に許可が下りていないと、スケジュールの変更をしなければなりません。特に業務でドローンを使用する場合、申請手続きは余裕をもって行うようにしましょう。
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