ドローン操縦士が請け負う仕事はどんな内容?需要はあるのか?

ドローンビジネスは、今や空撮や農業だけでなく、測量や監視・配送に至るまで、数え切れないほどの分野への活用が進められています。この空の産業革命に乗り遅れまいと、国全体でも法改正やイベント等の支援など、産業用ドローンの市場規模は年々増しています。

この影響を受けて近年知名度が増してきたのが、ドローンを操縦することを仕事とする「ドローン操縦士」です。もちろん、彼らはただドローンを操縦するだけでお金を稼いでいるわけではありません。いったい、どのような仕事をドローン操縦士は請け負っているのでしょうか?

本記事では、ドローン操縦士の仕事内容や、将来的な需要の話など、「ドローン操縦士の仕事」の現在と未来を解説していきます。

ドローン操縦士が請け負う仕事の分野

ドローン操縦士が個人で請け負う仕事としては、以下の5分野が主となっています。

・空撮
・農業
・測量
・講師(インストラクター)
・点検・検査

このうち、もっとも業界としての需要が高いのは「測量」「点検・検査」分野です。それぞれ詳しく解説していきましょう。

空撮

ドローン操縦士の仕事と聞いて最初に想像するのは、TVやWeb動画、PVに使われる映像を空撮する仕事だと思いますが、実は空撮業務のシェアはそれほど多くありません。空撮映像は、地上で撮影した映像の代替になるわけではなく、あくまで表現手法のひとつであるためです。

とはいえ、ドローンカメラマンとして年間1億円を稼ぐ操縦士もいますから、人脈やスキル次第でビジネスとして成立できる分野であるといえます。

 農業

2000年代から、農薬散布のドローン活用は進められてきました。ですが、今までの無人ヘリコプターは安い機体でも数百万円と高価で、大規模な農場でないと活かせないなど導入のハードルは高いものでした。

ですが、農薬散布用ドローンが30万円程度から導入可能になり、さらに小型で操縦も簡単など、多くの面において無人ヘリコプターの上位互換であるため、これから普及が進んでいく分野とされています。

ドローン操縦士として、地元の農家と提携するなど個人で農薬散布業務を請け負うドローン操縦士もいますので、まだまだ個人で参入できる余地のある業種です。

測量

もっとも「ドローン操縦士」の仕事として求人が多いのが、土木測量です。測量の現場では、従来のレーザー測量や航空写真測量よりも格段に低コストかつ精細な測量ができるため、ドローンビジネスの中でも農業に次いで実用化がなされています。

測量を請け負うには、もちろん測量の知識や3D図面を作るソフトの操作技術も求められますが、測量系の会社に勤めながら操縦士として活躍している方も多い業種です。

インストラクター・講師

2016年以降、ドローンスクールの開校ラッシュといえるほど、ドローンを学べるスクールは増えてきています。操縦士として教える立場に回るには、さまざまな知識・技術を体系的に身につける必要があるものの、需要が増してきている業種です。

 屋根・発電所等個人設備の点検

個人宅・施設に設置されている太陽光発電設備の点検など、インフラ点検の需要は現在進行形で高まっています。高所になればなるほど、人の手で行うことにはコストと危険を伴いますので、そうした現場にドローンを投入するメリットは大きいためです。

国家規模では、公共インフラ(発電所や橋梁など)のドローン利用もはじまっています。これは、個人のドローン操縦士が仕事として請け負うにはなかなか厳しいですが、ドローンの普及が進めば、いずれ個人単位でも仕事が請けやすくなる可能性があります。

上記5つは、ドローン操縦士の仕事として、実際に活躍している方もいる分野です。ドローンの自動化が進めばなくなる可能性も出てきますが、まだまだ人の手で飛ばし、人の目でチェックする必要も多い業種なので、もし参入を考えているのであれば、余地は充分にあるとみてよいでしょう。

 

「空の産業革命」は伊達ではない

ドローンビジネスとして、個人のドローン操縦士は「空撮」「農業」「測量」「講師」「点検・検査」など、幅広い業務に携わっています。フリーで仕事を請け負う人から、測量会社などに従事する人まで業態はさまざまですが、ドローンを操縦できる人の需要はあるとみてよいでしょう。

ドローン操縦士の仕事は、まだまだ確立されていない業種です。興味があるなら、本記事で解説した業種をもとに、ビジネスモデルを模索してみてはいかがでしょうか。

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