ドローンで桜を撮影したら綺麗だろうな〜
辺りを淡いピンク色に染め上げる桜は、毎年多くの方が開花を待ち望んでいる春の風物詩です。
ドローンを使って上空から撮影された桜景色は、地上から眺めたときには味わうことができない壮大な美しさと言えます。
今回はドローン空撮により捉えた桜のおすすめ映像を5つご紹介いたします。
- ドローンで空撮した桜のおすすめ動画
- 桜のドローン空撮にオススメのスポット
- ドローンで桜の空撮を行う場合の注意点
季節や場所を問わず、通常とは一味違ったお花見気分を楽しむことができる内容となっていますので是非ご覧ください。
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ドローンで撮影した桜の映像動画5選
春の風物詩である桜は地上から眺めても存分にその美しさを堪能することができます。
しかし、ドローンを活用することで人の手による撮影では叶わない特別な景色を楽しめるのです。
ここでは、ドローンによる空撮で桜の様子を捉えた動画の中で特におすすめな作品を5つご紹介いたします。
①日本各地の桜が1分の動画に
南伊豆、高見の郷、鶴の舞橋、 弘前城、久山町にて撮影した桜を1分の映像にまとめた作品です。
日本各地の様々な桜風景をこの動画1本で楽しむことができ、まるで旅をしているかのような気分となります。
DJI Phantom4 PROによる4K画質で捉えられた、自然の鮮やかな色彩に注目です。
②東湖桜花園に広がる満開の桜風景
中国の湖北省武漢市武昌区に位置する桜の名所、東湖桜花園の様子をドローンで捉えた動画です。
辺り一面に広がる満開の桜が芝生の緑色を鮮やかに彩る様が上空より映し出されており、地上からは味わうことのできない景色を楽しむことができます。
③標高1,200mで咲くソメイヨシノ
蓼科高原の標高1,200メートルに位置する、蓼科山聖光寺にて撮影された桜景色の映像です。
他の木々に囲まれ、桜色の絨毯のように咲くソメイヨシノはおよそ300本。
蓼科山聖光寺の建物と合わせ、とても風情のある景色を楽しむことができます。
④ドローンレーサー横田淳氏が率いる桜前線ツアー「桜ドローンプロジェクト」
ドローンの総合エンタメプロデュース会社、「株式会社ドローンエンタテインメント」にて発足したプロジェクトの映像です。
ドローンにて日本各地の桜景色を撮影したハイクオリティな映像に仕上がっており、臨場感のあるアングルから桜の姿を捉えています。
上記動画は、一部の映像となりますが、こちらから日本各地ごとの動画をご確認いただけます。ぜひチェックしてみてください。
2021年は和歌山・紀三井寺などLIVE配信も開催
2021年3月には、「オンライン花見」企画として日本屈指の桜の名所をリアルタイムで空撮したLIVE配信も開催していました。
外でお花見をすることが難しい情勢の中、オンラインで美しい桜景色を楽しむことができると多くの方を魅了した企画です。
⑤奈良 吉野山に広がる多彩な桜
奈良県吉野山の上千本に咲く桜をドローンで捉えた映像です。
山々の間に見える桜は1本1本が異なる色彩の花を咲かせており、そのコントラストと草木の緑色が融合して美しい景色を作り上げています。
桜のドローン空撮おすすめスポット4選
実際にご自身で空撮する場合におすすめしたい、有名なお花見スポットを4つご紹介いたします。
①京都・七谷川
約1kmに渡り1500本もの桜が咲く桜並木が続いた七谷川周辺「和らぎの道」と呼ばれ、丹波地方屈指の桜の名所として知られています。
色彩のグラデーションに惹き込まれる桜のトンネルは、空撮に映えること間違いなしです。
日没になるとライトアップされ、日中とは異なる幻想的な姿を楽しむこともできます。
●アクセス
名称 | 和らぎの道(七谷川沿い) |
住所 | 〒621-0003 京都府亀岡市千歳町千歳 |
アクセス | ・電車:JR亀岡駅から亀岡市ふるさとバスで「七谷川」下車後すぐ ・車:京都縦貫自動車道千代川ICから約10分 |
問い合わせ先 | 0771-22-0691 (JR亀岡駅観光案内所) |
駐車場 | あり(有料) |
②奈良・吉野山
平安時代から桜の名所として詠われる吉野山は、約1ヶ月にわたり見ごろが続きます。
特に花矢倉展望台は「上千本」と呼ばれる桜並木越しに、「中千本」の桜と街並みを一望することができる吉野山随一の絶景スポットです。
逆に中千本から見上げる上千本もまるで滝のように咲き乱れる桜景色となってお、り迫力のある構図で写真や動画に収めることができるでしょう。
吉野山駐車場から望める「下千本」の美しい景色も必見です。
●アクセス
名称 | 吉野山 |
住所 | 〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山 |
アクセス | 電車: ①近鉄吉野線近鉄吉野駅からロープウェイで約3分 ②吉野山駅下車徒歩15分 ③近鉄吉野線近鉄吉野駅から臨時奈良交通バスで約15分 (「中千本公園」下車すぐ) |
問い合わせ先 | 0746-39-9237(吉野町観光案内所) |
駐車場 | あり(上限500台 駐車料金2,000円) |
③埼玉・熊谷桜堤
荒川沿いの土手約2kmにわたり、500本にも及ぶソメイヨシノによる桜のトンネルが続く人気スポットです。
桜の淡いピンク色、隣り合って咲く菜の花の鮮やかな黄色のコラボレーションは他では見ることができない美しさと言えます。
シーズンになると毎年「熊谷さくら祭」が開催され、期間中はライトアップされた桜を楽しむこともできます。
●アクセス
名称 | 熊谷桜堤 |
住所 | 〒360-0035 埼玉県熊谷市河原町2丁目 |
アクセス | ・電車:JR秩父鉄道熊谷駅南口から徒歩5分 ・車:関越自動車道東松山ICから約25分 |
問い合わせ先 | 048-594-6677(熊谷市観光協会) |
駐車場 | あり(上限250台 無料) |
④茨城・福岡堰さくら公園
岡堰・豊田堰と並んで「関東三大堰」と呼ばれる福岡堰は、約1.8kmも続く見応え抜群な桜のトンネルが特徴です。
「茨城観光100選」にも選ばれた桜の名所として知られており、川沿いの遊歩道に600本のソメイヨシノが咲いています。
水上から空撮し、水面に映る桜の姿や散り散りになって浮かぶ桜の花びらと一緒に、空色と桜色の美しいコラボレーションを映像に収めてみてはいかがでしょうか。
●アクセス
名称 | 福岡堰さくら公園 |
住所 | 〒300-2406 茨城県つくばみらい市北山2633-7 |
アクセス | ・電車: ①つくばエクスプレス線みどりの駅からバスで水門停留所下車徒歩5分 ②関東鉄道常総線水海道駅からバスで水門停留所下車徒歩5分 ・車: ①常磐自動車道谷和原ICから約15分 ②常磐自動車道谷田部ICから約15分 |
問い合わせ先 | 0297-58-2111(つくばみらい市役所) |
駐車場 | あり(上限600台 無料) |
桜のドローン空撮を行う場合の注意点
美しい桜を楽しむことができるスポットを空撮する場合、いくつか注意しなければならないポイントがあります。
ケースによっては法律違反とみなされるケースもあるので、十分に気を付けましょう。
航空法・その他法規制に抵触する場合は許可を得る必要がある
屋外におけるドローン飛行は、航空法や小型無人機等飛行禁止法などの法律で制限されています。
例えば「人口集中地区上空での飛行」や、「人や物件から30m以上近づいての飛行」をしたりすることは航空法により禁止されているため、撮影したい場所がこれに該当する場合は国土交通省へ許可申請を行う必要があるのです。
もちろん、該当するにもかかわらず無許可で飛行させた場合は法律違反として罰則が科せられます。
また、場所によっては自治体独自に定められたドローンの規制ルールに抵触する恐れもあります。
ドローンを飛行させる前に、まずは規制内容や申請方法について十分理解しておかなければなりません。
こちらの記事では、ドローンを飛行させるうえで必ず理解しておくべき法規制について詳しく解説していますので是非参考にしてみてください。
施設管理者等への確認・許可を得る必要がある
個人的な趣味としてカメラやスマホで桜を撮影する場合であれば、特に許可を得なくても問題はありません。
しかし、ドローンを使う撮影となると万が一の際に人や建物、植物などに被害が及ぶ危険性があります。
そのため、施設内で無断でドローンを使うと施設管理者からは不審に思われる場合もあるのです。
国土交通省など各機関への飛行申請だけでなく、撮影したい場所の管理者へ飛行が可能かどうかの確認も忘れずにしておきましょう。
また、管理者へ事前確認のうえ許可を得ることで、飛行中のドローンを見かけた通行人から通報されてもスムーズに対処できるというメリットもあります。
撮影場所・環境のチェック
撮影当日の環境によっては、ドローンを飛行させること自体が危険行為につながる恐れがあります。
ドローンは航空法で規制されたエリア内で飛行させる場合、風速5m/s以上の環境では飛行させてはいけないというルールが定められています。
ドローンにとって強風は天敵とも言える存在であり、風速5m/s以上の環境下で飛行させると墜落のリスクが高まるのです。
ドローンによる空撮の計画を立てる際は、気象情報も考慮しながら日程を決めましょう。
周囲の人に影響がないよう配慮する
桜のシーズンになると、スポット周辺はお花見を楽しむ人々が多く集まります。
そのため、周囲の人々の迷惑にならないよう配慮しながらの飛行を心がけましょう。
航空法においても他人に危険が及ぶような飛行方法は禁止されています。
また、空撮した写真や動画をインターネット上にアップする際のプライバシー・肖像権保護への配慮も大切です。
第三者の顔や車のナンバープレートなど、個人を特定できる要素が映り込んでしまった作品をそのままアップするとトラブルに発展する可能性があります。
本人に許可を得るか、ぼかしなどの加工を施しましょう。
周囲の人々への配慮することは、他人だけでなく自分へ降りかかるトラブルの回避にもつながるのです。
まとめ
ドローンによる空撮で捉えた桜の映像では、地上からのお花見では味わえない壮大な美しさを表現することができます。
どのため各地の桜景色を空撮したい方も多いとは思いますが、ドローンを飛行させる以上は様々な法規制に従わなければならないという意識を常に持つことが大切です。
各関係機関・管理者への飛行許可を得るなど入念に準備をしたうえで、安全に空撮を楽しみましょう。
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