ニューヨーク市警察は、タイムズスクエアで2018年の大晦日から2019年元日にかけたカウントダウンを祝うイベント「ボール・ドロップ」の安全のために、ドローンを使用することを計画していましたが、実際にはドローンは使用されませんでした。
ドローン使用中止の原因は雨です。ニューヨーク市警察長のTerence Monahanは、強い雨と風のため、安全にドローンを使用することが不可能であると判断したと語っています。
計画では、ドローン、制服を着た警察官、私服の警察官をそれぞれタイムズスクエアの各所に配置するなど、様々な安全策が行われる予定でした。当日はドローンの代わりにヘリコプターが使用され、100万人以上の人々が集まってお祝いするマンハッタンのカウントダウンは無事に終了しました。
またニューヨーク市警察は、タイムズスクエアの人混みの上空を民間のドローンが飛行することを防ぐため、カウンタードローン技術を用いました。
Monahanは2019年1月1日、自身のツイッターで「雨の中タイムズスクエアの安全を守ってくれた警察官、そして今も各区画でニューヨーク市民を見守っている数千人の警察官のみなさん、新年あけましておめでとう。家族と過ごしたい1日に立派に職務を全うしてくれてありがとう」と述べています。
(画像引用:https://dronedj.com/2019/01/03/no-nypd-drone-new-years-eve/)
この記事と一緒によく読まれている記事
-
ドローンで夜間飛行はできる?法規制や飛行ルール、申請方法を詳しく解説
-
ドローンの操縦にアマチュア無線の資格は必要?FPVドローンを飛ばす時の注意点を解説
-
災害時におけるドローンの活用法を解説!救助や捜索などドローンが活躍する場面を知ろう!
-
ドローンの飛行距離ってどれぐらい?電波が届く距離を詳しく解説
-
ドローンを使った太陽光パネルの点検を解説!従来の方法と比較したメリットとは?
-
雨の日はドローンを飛ばせる?降雨時の対応や注意点を解説
-
ドローンの係留装置を自作する方法を解説!自作する時のポイントは?
-
ドローンの民間資格による許可申請が廃止!今後の民間資格の位置付けを理解しよう
-
ドローンの立入管理措置とは?立入管理措置の目的ややり方を解説
-
AI搭載ドローンの活用方法を解説!AIの力で何ができる?
-
ドローンの登録記号とは?登録記号の発行方法や使い方を解説
-
ドローンを使った屋根点検のメリット・デメリットを解説!点検の流れや費用はいくら?