他人のクレジットカード情報を使って、転売することを目的として小型無人機ドローンの購入を行おうとした詐欺未遂の容疑で、警視庁麹町署は2018年4月11日までに無職の久本誠容疑者49歳(住所不定)を逮捕しました。
久本容疑者は容疑を認めており、「ドローンは需要があるので、値下がりしないと思った」と供述しているといいます。
警視庁は3月に、他人のクレジットカード情報を使用して東京都内にある企業からドローンの詐取を行おうとした韓国籍の男性38歳を同容疑で逮捕しており、手口などに似ている点があることから、関連を調べることにしています。
久本容疑者に対する容疑は、2月21日に東京都千代田区在住のドローン販売会社が運営しているインターネットショップのサイトで、不正に入手した他人名義のクレジットカード情報を使用し、23万9,000円相当のドローン1台を購入しようとしたという内容です。
同署によりますと、久本容疑者は2月20日〜21日にかけて、別々の人物のカード名義を使用して、この企業から計約72万円相当のドローン計3台を別々に購入しています。
詐欺未遂罪で起訴されている仲間の男性が、その都度、企業の店頭までドローンの受取りに出向いてきたといいます。不審に感じた社員が警視庁に通報を行い、事件が発覚しました。
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