Appleの公式サイトを覗くと、iPadのアクセサリとしてドローンが掲載されています。AppleがiPadのアクセサリとして公式におすすめするドローンとは、どんなドローンなのでしょうか?今回は、iPadを選ぶ際のポイントなども交えて紹介します。
iPadのアクセサリとして掲載されているドローンとは?
Appleの公式サイトでは、iPadアクセサリとしてドローンが掲載されています。
2018年9月時点で掲載されているドローンは、以下のとおりです(価格はすべて税別となっています)。
DJI Mavic Air Drone 96,280円
DJI Spark Drone 50,700円
Parrot Mambo Fly Drone 13,800円
DJI Inspire 2 Drone 360,000円
Parrot Bebop 2 Drone 54,800円
DJIの大ヒットドローン「Phantom4」も掲載されていたようですが、現在は確認できません。
しかし、DJI以外にParrotのドローンも追加されるなど、iPadのアクセサリとしてのドローンのラインナップも徐々に増えてきています。これらは主に「iPadと連携できるカメラ」といった位置付けのようです。
ドローンをiPadで操るなら何インチが最適?
iPadにはいくつか種類があり、モニターの大きさが違うものもあります。ドローンのモニターとして最適なのは何インチなのでしょうか?
iPad mini4は7.9インチ、iPad第6世代は9.7インチとなっています。あまりに大きすぎてもプロポのホルダーに収まりきらないことがあるため、いずれかがおすすめです。
ちなみに、インチとは液晶画面の対角線の長さを表したもので、1インチ=約2.54cmで換算します。iPad mini4は7.9インチなので、約20cm、iPad第6世代は9.7インチなので約24.6cmとなります。
大きさで言えば、どちらを使っても十分にドローンのモニターとして活躍してくれるでしょう。あとは、普段も使うか、どんな目的で使うかといった好みの問題になってきます。
iPadをドローンのモニターとして選ぶ際の注意点とは?
iPadをドローンのモニターとして選ぶ際、大きさと併せて気をつけたいのが「重さ」と「モデル」そして「目視外飛行のリスク」です。
プロポに装着してモニターとして使用する場合、短時間とはいえ重さが手首にのしかかります。iPad mini4は298.8g、iPad第6世代は496gです。この差は意外と重要かもしれません。実際に手にとって、しばらく持ってみるなどして感覚を確かめておきましょう。
また、iPadには「Wi-Fiモデル」と「Wi-Fi+Cellularモデル」があります。
どちらもWi-Fiでドローンに接続することは可能ですが、Cellularモデルの方は、SIMカードを契約することで、Wi-Fi環境がない場所でもネットに接続することができます。
Wi-Fiモデルを購入した場合、GPS表示が詳細に表示されなくなることがあるようです。それぞれ、メリットやデメリットがありますので、購入前によく検討しましょう。
そして、ついうっかり違反してしまいそうになるのが、「目視外飛行」です。改正航空法では「目視範囲内で、常にドローンや周囲を監視しながら飛行させること」とルールを定めています。
iPadの高解像度のモニターでドローンが撮影したダイナミックで臨場感あふれる映像を観ることは、大きな楽しみの一つです。
しかし、モニターにばかり目を取られてしまうと、周囲の監視が行き届かず、思わぬ事故を起こしてしまうかもしれません。改正航空法にも抵触する恐れがありますので、直接目視によるドローンの監視は忘れないように注意しましょう。
なお、単純にドローンのモニターとしてだけiPadを使用する場合、iPadは必ずしも新品である必要はありません。iPad mini2などは中古品なら3万円前後で購入できますので、中古品も検討しましょう。
ただし、より鮮明で迫力ある、綺麗な映像を楽しみたい場合、解像度は注目しておきたい部分です。解像度が低いと、鮮明な映像が映らず、せっかくiPadをモニターにしても十分に楽しめないかもしれません。
iPad mini4、iPad第6世代、iPad mini2などは、いずれも解像度2,048×1,536です。このあたりを基準にiPadを選ぶと良いでしょう。
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