ドローン空撮を上達させる方法とは?すぐに使えるテクニックをご紹介

更新日: 2021.11.24 公開日: 2019.04.02
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ダイナミックな映像を撮れるのがドローン空撮の醍醐味です。しかし、空撮を始めたばかりのときは、なかなか思ったように撮れないものです。そこでダイナミックなドローン空撮を撮るための方法を見てみましょう。

目次

ドローン空撮を上達させる方法はある?まずは基本技法をおさらい!

ドローンの空撮の撮影方法は地上での撮影方法と異なります。空撮テクニックを磨くために、基本的な撮影方法を把握しておきましょう。

・上昇と下降

まさにドローンらしい撮影方法です。低い位置からの上昇は、被写体そのものから全体の映像へと画面が引いていくことで、動きのある映像になります。滝や崖などに合わせて下降していくのも高低差を感じられ、臨場感が増します。

・前進と後進

水平に前進、後進をすることで被写体をズームすることのできる方法です。いかに速度を一定に、また水平に動かせるかでズームのクオリティが決まります。

・斜め、横移動

動いている被写体を追従して撮影することができます。

・パン

左右に動いて360度の景色を撮る方法です。ゆっくりと動くのがポイントです。

・ノーズインサークル

被写体を中心にして、焦点を被写体に定めたまま周りを回ります。ミュージックビデオのような映像が撮れます。

 

ドローン空撮の上達に役に立つ練習方法とは?

ドローンらしい魅力的な映像を撮るにはカメラワークとアングルが重要です。思った通りのカメラワークとアングルになるように、ドローンを操縦するためには何といっても練習あるのみです。空撮に向けて操縦の練習方法のポイントを押さえておきましょう。

・離着陸を完璧にする

離着陸、特に着陸を完璧にできることは空撮した映像を回収するうえでも大事なポイントです。水平な場所から離陸させて、数分ほど安定したホバリングができるようになりましょう。

・カメラの角度を変えずにアングルを替えられるようにする

プロは空撮途中にチルトという部分を動かしてカメラの角度を調整します。しかし、ぶれやすいので、チルトを使わずに機体の角度を変えてアングルを調整する方が簡単です。アングルを決めるために、ドローンの角度を回す操縦方法を身につけましょう。

・目線からの上昇を練習する

ドローンらしい上昇の空撮を撮るなら、人の目線から徐々に上昇するテクニックがおすすめです。ポイントはゆっくり上昇しつつ、少し距離も離れていくようにすることです。そうすることで、映像に奥行きが出ます。

・旋回する

中心点を決めてその周りを旋回する練習をしましょう。最初は花や木などの小さいものから始めて、上達してきたら旋回の範囲を広げていきます。

 

こういったテクニックを1つずつ練習し、できるようになったら組み合わせていきましょう。

 

ドローン空撮で画質にこだわるなら撮影機材も重要

ドローンの空撮のクオリティは映像の画質にも左右されます。綺麗な空撮をしたいなら、機材も高画質な映像が撮れるようなものを選ぶことが欠かせません。搭載しているカメラの画素数が良いものを選ぶようにします。

また、小型のドローンは操作がしやすいですが、機体がぶれやすいため映像がぶれてしまいがちです。その場合は、ブレ補正機能がきちんとついているものにするといいでしょう。

良いカメラを搭載していると、ドローンは値段が張ることがあります。高価なドローンを使いこなせるか、壊してしまわないか不安になるかもしれません。それなら、安価な練習用ドローンと本番用の空撮用ドローンを使い分けるなどして、空撮をすることで高画質な映像が撮れるものにしましょう。

 

ドローン空撮を楽しむ際に気をつけるべきことは?

空撮を楽しむ前に気を付けなければいけないのがドローン規制です。例えば、航空法では空港周辺、人口集中地区での飛行や150m以上の高さで飛ばすことを禁止しています。空撮に夢中になっているうちに、いつの間にか禁止空域に入っていたということもあり得ます。

また、施設によっては条例や管理者によって規制していることもあります。私有地や人が映るような空撮もマナー違反です。空撮するときは、その場所がドローンを飛ばしても良い場所なのか、他の人に不快な思いをさせていないか確認するようしましょう。

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