自動追尾機能がついた機種も続々登場!ドローンを使った空撮の魅力とは

更新日: 2021.11.24 公開日: 2018.07.28
img

プライベートだけでなく産業界でも、ますますドローンの需要は高まっています。ドローンの性能も年々向上する一途で、自動追尾機能のついた機種も、続々登場しています。ドローンを使った空撮の魅力を味わいたい方は、是非とも自動追尾機能のついたドローンの購入を検討したいところです。

目次

ドローン空撮の魅力とは?

ドローンの魅力というと、何といっても空撮でしょう。われわれの見る世界は、地上からの風景が基本です。

飛行機やグライダーなどを使って、地上の風景を眺めることは可能ですが、自分の意思で飛ぶことはできず、非常に限られた範囲でしか、空から眺めることはできません。

その点、ドローンはわたしたちが眺めることのできない空からの風景を自由に撮影できます。その様は、まるで鳥のようです。

産業界でもドローンの需要がますます高まっています。従来ではヘリコプターを利用して空撮するため、コストが莫大にかかりました。しかし、ドローンの登場により、低価格で空撮できるようになりました。

ドローンを活用すれば、大きな胴体のヘリコプターでは空撮できない風景でも、動画や写真におさめられます。コストでも撮影能力でも、ドローンの空撮のメリットは計り知れません。

 

空撮用ドローンの自動追尾の仕組みとは?

ドローンの性能は、年々向上しています。そのなかでも自動追尾機能は、空撮するうえで非常に便利な機能を有しています。

ドローンの世界シェアNo.1のDJIが発売するPhantom 4は、2015年4月に発売されたPhantom 3の後継機です。2016年3月に発売されました。Phantomに搭載された目玉機能が、自動追尾機能です。

自動追尾機能とは、センシング技術を利用した新機能です。センシング技術は、センサーを駆使して、さまざまな情報を計測する技術のことで、Phantom 4の自動追尾機能によって、空撮を自動化できます。

「アクティブトラック」は、被写体を自動追尾する機能です。カメラを通して被写体を設定すると、自動で追尾しながら撮影できます。

アクティブトラック中でも、撮影者はドローンを左右に操作できます。そのあいだも、カメラは被写体を追うので、被写体を旋回しながら撮影します。従来では難しかった撮影も、ドローン一台で簡単に行なえます。

Phantom 4のアクティブトラックは、従来のドローンの自動追尾よりも高機能です。安価なドローンには、「フォローミー」と呼ばれる自動追尾機能があり、これは送信機に搭載されたGPS信号を追尾する機能です。

アクティブトラックがフォローミーよりも高度な自動追尾機能なのは、アクティブトラックだと被写体と一定の距離を保ったまま空撮できるためです。アクティブトラックを活用すれば、迫力ある空撮が実現できます。

 

200g以下の機種も!自動追尾機能付きのおすすめ空撮用ドローンはコレ!

以前は、自動追尾機能は高価格のドローンにしか搭載されないものでした。しかし最近では、200g以下のドローンでも自動追尾を搭載しているものがあります。

200g以下のドローンで自動追尾機能のついたおすすめの機種は、86gの超軽量ドローン「Kudrone」です。手のひらにのるコンパクトさにもかかわらず、自動追尾機能つきなのは驚きです。

2017年12月に発売されたばかりで、自動追尾機能つきのドローンのなかでも最安値となっており、27,400円という低価格が魅力的です。

その他には、「Dobby」も人気の機種です。199gというポケットに入るサイズのドローンで、200g以上だと無人航空機の法律に抵触するので、法律に抵触しないドローンの中では最大サイズとも言えます。

USBで充電可能なのも特徴的で、バッテリー1本で約9分しか飛行できない点を十分にカバーできます。白色のかわいいボディで、一番人気の機種となっています。

安価な空撮用ドローンでテクニックを学んでみたいという方は、上記のような機種で練習を行いつつ、ドローンスクールに並行して入学すると、さらに高い技術を身につけることができるでしょう。

この記事と一緒によく読まれている記事