東京でドローンを飛ばせる場所はある?ルールや許可について理解しながらドローンを楽しもう

更新日: 2021.11.22 公開日: 2018.12.28
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ドローンを飛ばすためには、守らなければいけないルールがあります。規制があるエリアや飛行方法によっては、事前に許可を取らなければいけません。これには、法律で規制されているものと、各自治体の条例や管理者による規約によるものがあります。
ドローンを安全に楽しむためにはドローンの法規制に加えて、ドローンを飛ばすエリアでの規制を理解していなければいけません。ここでは、東京でドローンを飛ばすために覚えておきたい飛行許可を確認していきます。また、ドローンを飛ばすのが難しいと言われている東京で、ドローンを楽しめる場所の情報もお伝えしていきましょう。

目次

東京でドローンを飛ばす前に知っておきたいルールとは?

東京でドローンを飛ばす際に大きく関わる法規制は「航空法」です。ドローンは無人航空機の1つなので、航空法のルールに基づいて飛行許可が必要なことがあります。

航空法では3つの空域でのドローンを制限しています。

・地面または水面から150m以上の高さ
・空港施設または周辺上空
・人口密集地域上空

これらに当てはまる飛行をする場合は、許可を取らなければいけません。いかなる空域でも以下の6つの飛行方法をする際は、許可の申請が必要です。

・危険物の輸送
・物品の投下
・人や物との距離が30m未満の距離での飛行
・ドローンを肉眼で確認できない状態の目視外飛行
・催し物会場上空
・夜間の飛行

 

東京でドローンを飛ばせる市区町村は?申請や許可は必要?

東京は人が密集している地域で、羽田には東京国際空港もあります。そのため、東京のほとんどのエリアで、航空法の許可が必要な空域に当てはまってしまいそうです。

果たして、東京でドローンを飛ばせる場所はあるのでしょうか。

人口集中地域を調べると、やはり東京の中心部は、ほとんど許可が必要なエリアです。許可申請をすればドローンの飛行は不可能ではありませんが、自治体として禁止している場所も多いです。

そのため、中心エリアでドローンを飛ばしたい場合は「屋内施設」がおすすめです。区内の屋内体育館ではドローンを許可していることがあります。

屋内であれば、航空法の対象外になり、施設管理者の判断になります。ただし、必ず事前に施設管理者にドローンを飛ばしたい旨を伝えて、許可を求めましょう。

人口集中地域以外を探すなら、多摩市と町田市の一部、あきる野市、八王子市、日出町、奥多摩町などに人口集中地区外のエリアが見られます。

航空法の観点では許可は要りませんが、公共エリア、河川敷や広場などは自治体でルールを決めていることがあります。市役所や町役場に許可がいるかどうかを問い合わせるようにしましょう。

 

東京で確実にドローンを飛ばしたい方におすすめの場所はここ!

許可がいるかどうか確認していくのが手間であれば、ドローン練習場で飛ばすのが一番簡単です。「無許可の飛行をしてしまうのではないか」と心配しながらでは、ドローンも心から楽しめません。

その点、ドローン練習場なら飛行許可があるのは間違いありません。今回は、東京にある2つのドローン練習場を紹介します。

ライオンズファシリティ DJI日本正規代理店

住所 東京都墨田区立川2-10-10 M・吉原ビル1階

23区初のドローン練習場で、カフェやバーも併設されています。こちらで、ドローンを試してみてから購入することも可能です。

屋内施設であるため、許可申請のために10時間以上のフライト実績を積んだり、夜間飛行の練習が容易にできたりするので便利でしょう。料金は1時間3,240円です。

足立室内ドローン練習場@TPL

住所 東京都足立区花畑4-33-4 マイエススイミング花畑アウトプール内

こちらの練習場には、墜落しても機体を損傷しないようになっている初心者用スペースもあり、廃プールを使用した屋内施設で、5mの天井高で練習できます。さらに、ここでは珍しい水中ドローンもテスト走行ができます。

料金は1時間平日1,200円、土日祝日2,000円、3時間平日3,000円、土日祝日5,000円です。5人まで利用可能の貸し切り利用もありますので、参考にしてみてください。

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