ドローンに携わると多く耳にするようになるのが「日本UAS産業振興協議会(JUIDA)」という言葉でしょう。
ここでは、日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の基本的な説明とともに、日本UAS産業振興協議会(JUIDA) が実施する講師養成講座について説明していきます。
日本UAS産業振興協議会(JUIDA)とは?
「UAS」というのは、Unmanned Aircraft Systemsの略で、ドローンなどの無人航空機を取り入れた産業のことを意味しています。
「日本UAS産業振興協議会(JUIDA)」は昨今、活躍し始めているドローンなどの無人航空機を、民生分野で積極的に活用していくことの推進の役割を担う協議会なのです。
日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の講師養成講座とは?
事業の効率化や人手不足の解消、人件費の削減やミスの減少など、ドローンなどの無人航空機を取り入れることで、ビジネスの問題を解消しようという取り組みが世界中で進んでいます。
時代のニーズと共に、急速な勢いで市場に必要とされてきているドローンなどの無人航空機ですが、安全かつ正しく操縦するには出来るだけ知識力や技術力が証明できる資格があった方がよいでしょう。
日本UAS産業振興協議会(JUIDA)には、日本初のドローンにおける講師養成講座が存在します。
受けられる資格は、
・操縦士
・安全運航管理者
の2種類があります
これら日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の講師養成講座は、与えられた講座を修了することで協議会から正式に認定され、実際に資格者証がもらえます。
日本UAS産業振興協議会(JUIDA)講師養成講座は国家資格ではなく民間資格となっており、2015年から実施されるようになりました。
日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の講師養成講座における認定資格を持っていれば、ドローンなどの無人航空機を操縦、運用するのに必要な知識や技術は、一定水準を持っていると考えられます。
持っていなくてもドローンの操縦は可能ですが、やはり証明があれば信用度も上がるのではないでしょうか。
日本UAS産業振興協議会(JUIDA)講師養成講座の要項は?
■操縦士コース
・定員:25名(平日コースは15名)
・受講料:30万円(税別)
・受講期間:大体1ヶ月間のうちに座学2日、実技2日
・場所:ドローン操縦士認定スクール東京校
実技講習では、日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の機体を使用します。また、表示受講料は、筆記や実技試験料、教科書、室内練習機を含んだ金額となります。
■安全運航管理者養成コース
・定員:25名
・受講料:10万円(税別)
・場所:ドローン操縦士認定スクール東京校
日本UAS産業振興協議会(JUIDA)における講師養成講座の要項は上記となっています。「ドローン講師になりたい!」という方は、どちらも受講するとなお良いでしょう。
日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の講師養成講座のカリキュラムとは?
とはいえ、これらの講師養成講座でどんなことを学ぶのか、詳しい内容が気になりますよね。簡単ではありますが、コース別に学ぶカリキュラムをご紹介していきます。
■操縦士コース
座学
・UAS概論
・法規制やルール
・気象
・技術
・運用
実技
・整備や点検
・手動操縦での移動やホバリング
・手動操縦での垂直着陸や可視範囲での遠方飛行
・自動航行
■安全運航管理者養成コース
・安全管理体制の構築
・安全管理情報の交換や更新
・安全管理の実施
・安全管理の評価や改善
・安全管理の教育訓練
安全運航管理者養成コースは座学のみとなっており、総時間数は1日で4.5時間となっています。
以上、日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の講師養成講座についてお伝えしてきました。
ドローンはまだ発展途上の機体で、ニュースで取り沙汰される中にはドローン墜落事故も散見されます。ドローンを正しく賢く使用できれば、ドローンの良さに気づいた人々が、もっとドローンを利用するようになるでしょう。
ドローンが世間に無くてはならない物になったとき、ドローン操縦士やドローン管理者の需要も大きく跳ね上がるのです。資格がないよりは、あった方が将来も有望であると考えられます。
ぜひこの機会に日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の講師養成講座を受けて、ドローンなどの無人航空機に対する知識力、技術力を付けておきましょう。
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