ドローンは、四方を囲まれた屋内空間で安全に飛ばす楽しみ方もありますが、やはり何と言っても屋外で色々な景色を撮影したり、シチュエーションを変えたりして楽しみたいものです。この記事では、屋外でドローンを飛ばす際の注意点と、初心者におすすめのドローン4選をご紹介します。
ドローンを屋外で飛ばすときの注意点とは?
ドローンは雨、雪、風といった天候に大きく左右されます。そのため、屋外でドローンを飛ばすときは、事前に天気予報を確認しておくことはもちろんですが、急な天気の変更にも十分注意し、対応する必要があります。
雨や雪といった目に見えるものは分かりやすいのですが、風は目に見えません。そのため、自分が飛ばすドローンがどの程度の風速まで耐えられるのかを事前に知っておく必要があります。
一般的には、概ね風速5mを超える場合、飛ばさない方が良いとされています。風にあおられて墜落、衝突といった事故を起こしてしまうリスクや、操縦不能になり見失ってしまうといったリスクが生じます。
機体重量が軽いものほど風の影響を受けやすくなります。100gに満たないようなホビードローンは、屋外で飛ばす際、特に風に注意しなければなりません。
屋外でおすすめのドローン4選!
「屋外でドローンを思いっきり楽しみたい!」といったときにおすすめの、初心者でも使いやすいドローンをご紹介します。
DJI Tello考価格12,800円
DJIの大人気ホビードローンTelloです。機体重量81.6gと軽いため、風があると影響を受けやすいのですが、手のひらキャッチ&リリース、FPV、自動ホバリングといった機能から、スマホのアプリ画面上でスワイプすると宙返りをするなど、誰でも簡単に楽しめる機能が満載です。
Holy Stone HS200参考価格12,080円
機体重量116gと、ホビードローンにしてはしっかりした重量になっています。1万円を超えてしまいますが、高度維持機能、ヘッドレスモード、ワンキーリターン、FPV対応など、ドローンの魅力を存分に感じることができる一台です。
Holy Stone F181CK参考価格8,820円
機体重量136gとしっかりしているため、屋外での飛行にも向いています。その割に1万円以下とお手頃で、初心者でも簡単に楽しめるワンキー起動、自動ホバリング、ワンキーリターン、ヘッドレスモードなどが搭載されています。
Parrot Mambo参考価格31,790円
今回紹介する中では若干高めのMamboですが、機体重量63gと非常に軽いため、持ち運びに便利なホビードローンです。高度4mより下を測定する超音波センサーや圧力センサーが安定した飛行をもたらしてくれます。
何より、ボールを発射する「キャノン」、物を掴んだまま飛べる「グラバー」といったアクセサリを装着することができるため、友達と屋外で楽しむ際などに大活躍してくれます。
なお、ここで紹介したドローンは「風に強い」という意味ではありません。風が心配な人は、5m以上の風速で飛ばさないことを心がけるか、機体重量がある程度(できれば200g以上)あるドローンを購入しましょう。
屋外でドローンを楽しむためのポイントとは?
屋外で安全にドローンを楽しむには、改正航空法を熟知しておく必要があります。
国土交通省「無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール」をよく読んでおきましょう。
また、飛ばす場所によっては、自治体が定めた条例などの規制、あるいは敷地の管理者や所有者が定めたルールなども存在します。
屋外でドローンを楽しむときは、そうしたルールに則って飛ばしましょう。また、予備バッテリーは必須です。できれば2個ほど用意しておくことをおすすめします。
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