ドローンと言えば、屋外で飛ばして空撮をするというイメージですが、実は屋内飛行に向いているドローンも存在します。
ドローンはGPS衛星から位置情報を取得し、自機の位置を固定するようにホバリングすることができ、安定した飛行を可能としているのですが、室内ではドローンがGPS衛星からの電波を取得することが難しくなっています。
GPSに頼らなくても屋内で安定した飛行ができるドローンにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、屋内でも使えるおすすめドローン4選を紹介します。
Hubsan X4 HD
出典:株式会社ジーフォース (G-Force Inc.)
Hubsan X4 HDは、コスパが良く720p対応200万画素HDカメラが内蔵されています。機体が83×84×33 (mm)で51gと、手のひらサイズで軽くて持ち運びしやすいという特徴があります。
付属のコントローラーで半径40mまで操縦を楽しめるため、特に屋内でのドローン使用であれば、この通信距離は殆ど問題ないレベルだと言えるのではないでしょうか。
また、屋内でのドローンフライトも安心して行えるように、壁や障害物からローターを守るローターガードも付属しています。さらに、機体の前後にLEDライトが配置されているため、機体の向きが把握しやすくなっています。
■ 製品仕様
・商品の大きさ 83cm×84cm×33cm(ローターを除く)
・商品の重量 51g
・連続飛行時間 6分
・ネットワーク可能距離・飛行距離 40m
Proto X
出典:Amazon
ドローンという名称は、飛行音がハチの飛び回る時の羽音に似ているところに由来しています。ここで紹介する「Proto X」はまさしくそんなハチのように屋内でも飛び回る小さなナノドローンです。
本体サイズが45mm × 45mmに11.5gと5円玉3枚ほどの重さしかなく、手のひらに載るほど小型で軽量になっています。そのため、狭い室内やクルマの中でも自在に飛ばすことが可能です。
コントローラーは、2本のジョイスティックで操作するのですが、これもまた本体と同じくらい小さいので、操作には慣れが必要といえます。本体と4つのアームについているLEDライトを、それぞれ点滅させることもできます。
コントローラーに電池を入れて、USBケーブルで本体を充電するだけですぐに飛ばせることができるので、手軽にドローンを屋内で飛ばしてみたいという人たちの間で人気となっています。
■ 製品仕様
・商品の大きさ 45mm × 45mm
・商品の重量 11.5g
・連続飛行時間 4〜5分
Bebop Drone
出典:Parrot
ドローン界のアップルとも呼ばれているParrot社から出ている「Bebop Drone」。400gと軽量で、ラスファイバーで補強されたABS素材を使用しているため、丈夫で危険性の無い製品です。
ショックを受けると、プロペラは自動的に停止し、 非常事態には「Emergencyモード」によってすぐにドローンを着陸させることができます。
また、屋内のドローン飛行における安全性を保証するEPP製のハル(バンパー)もセットでついてくるなど、安全性をとても重要視しているという点からも、屋内飛行に向いているドローンだと言えます。
3軸加速度計、3軸ジャイロ、3軸磁力計、超音波高度センサー、圧力センサー、対地速度計測用の垂直カメラによるデータから機体を高度に制御するため、驚くべき飛行安定性を発揮します。
また、軽量でありながら1,400万画素の魚眼レンズカメラを搭載し、視野角180度の高品質画像を撮影することが可能です。
■ 製品仕様
・商品の大きさ 28x32x3.6cm
・商品の重量 400g
・連続飛行時間 25分(Bebop 2の場合)
G-FORCE Rexi(レクシィ)
出典:株式会社ジーフォース (G-Force Inc.)
Rexiは室内飛行に最適な静音&コンパクト設計のため、気が向いた時にインドアフライトを楽しめます。
全長は143㎜で手の平サイズの小さな機体ですので、場所を選ばず気軽にフライトを楽しむことが出来ますし、持ち運びもしやすくなっています。
柔軟性に優れた素材を採用し、更にローターガード一体構造により、壁や障害物など室内で起こりうる様々なトラブルを防止する機能を搭載。そのため、初心者でも安心して屋内でドローンを楽しむことができます。
■ 製品仕様
・商品の大きさ 143mm×143mm×40mm
・商品の重量 16.2g(バッテリー含まず)
・連続飛行時間 約5~6分
屋内でも使えるおすすめドローン4選についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。
今回紹介したドローンは扱いやすく、軽量で価格も安価なため、初心者の方にもおすすめできます。自分に合った屋内でも使えるドローンを見つけ、楽しいドローンライフを送りましょう。
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