初めてドローンを購入した人がぶつかる壁として、ドローンの操縦が挙げられます。魅力的な空撮映像を作ってみたいけど、そもそも操縦がうまくできなければ、それも叶いません。そのため、ドローンを購入したらある程度、操縦の練習をしなければならないでしょう。今回は、初心者のためのドローンの練習場所や、おすすめの方法をまとめていきます。
ドローン初心者のための練習場所をご紹介!
ドローンを購入してみたものの、どこで練習をすればいいのかわからないという人も多いはずです。ドローンには、法律や条例などによって飛行場所に関する規制がかかっており、自由にドローンを飛ばすことができる場所は限られています。
せっかくドローンの練習をしたいと思っているのに、練習場所がないのは不便ですよね。かといって、十分な練習を積まずにドローンを飛行させると、落下や事故の危険性もあります。
ドローンをうまく操縦するための基本的な技術を身に着けるためには、相応の練習を行う必要があります。ドローンを飛ばす場所がないのであれば、ドローン専門の練習場所を利用するという方法があるでしょう。
都内を中心に、ドローンの練習ができる施設があり、そこでは国土交通省の許可申請がなくてもドローンを飛ばすことができます。ドローンの飛行場所に困っており、練習ができないという人は、このようなドローン練習場を訪れてみてはいかがでしょうか。
初心者に最適なドローンの練習方法とは?
練習場所の次は、練習方法についてです。ただ闇雲にドローンを飛ばしているだけでは、飛行技術を身に着けることはできません。基本的な動作やテクニックを重点的に練習することで、効率的に飛行技術を向上させることができます。
ここでは、初心者向けのドローンの練習方法をまとめていきます。
1.ホバリング
ドローンを地面から離陸させ、目標の高さをキープするという動作を行います。ホバリングはドローン動作の第一歩となりますので、まずはここからマスターしていきましょう。
2.前後移動
ホバリングができるようになったら、正確にドローンを移動させるテクニックを身に着けます。ホバリングさせた状態から目標の地点まで正確に移動するという練習を行いましょう。
3.エルロン
エルトンとは、左右の動きを指す言葉です。前後移動とエルロンをマスターすることで、スムーズな移動操作を身に着けることができます。
4.四角形
これまでのホバリング、前後移動、エルロンで身に着けた上下左右前後の動きを応用させる練習です。四角形の形を作った目標点を時計回りに移動するという練習です。
5.ホリゾンタルエイト
四角形での直線的な動きをマスターしたら、次は、曲線的な動きの練習です。ドローンを8の字を描くように飛行させるという練習を行います。
このように、基本的な単純動作を練習して身に着けていきながら、それを応用した複雑な動作を練習するという流れで、飛行技術を向上させていくようにしましょう。
正しい知識を身につける!ドローン講習会のすすめ
自分でドローンの練習を行うというのもいいですが、正しい知識と運転技術を身に着けたいのであれば、ドローン講習会に行くというのもおすすめです。
ドローン講習会では、独学では会得できないような、ドローンに関する知識や技術を学習できるというメリットがあります。
ただ、講習費用はそれなりに高価なものが多いので、講習を受ける上では、これからドローンをどのように使っていきたいのか、明確な目的意識やビジョンがないと費用対効果が低いといえるでしょう。
本格的な空撮映像を制作したいと考えている人や、ドローンを使ったビジネスを視野に入れている人など、目的意識やビジョンが明確な人には、ドローン講習会はおすすめです。
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