アクロバティックな操縦ができる、バッテリーの持ちが良いなど、それぞれドローンには特徴があります。その中で初心者の場合、ドローンの操縦を楽しむために何より大切なのが「丈夫さ」です。それでは、どういうドローンが具体的に丈夫であると言えるのでしょうか。初心者でも安心して操縦できる、丈夫なドローンの選び方を紹介します。
ドローンの難点は壊れやすいこと!丈夫なドローンが便利
ドローンは総重量が軽くなるように、軽い素材で作られています。また、空気抵抗を無くすため、シンプルな構造になっています。そのため、どうしても衝撃への耐性が低く、落下したときに破損しやすいのです。
ドローンは見た目以上に操作が難しいものです。操縦に慣れていないうちは方向を変えるのも、その場に止まったまま飛行させるのもなかなか上手にできません。
初心者が開始早々ドローンを壊してしまうというのは、実はよくあることです。最初は丈夫で壊れにくいドローンを選んで、操縦の感覚を身に着けるようにしましょう。
丈夫なドローンを選ぶなら、プロペラガードは必須!
激突したり墜落したりしたときに壊れやすいのがプロペラです。プロペラは折れてしまったらもちろんのこと、曲がってしまってもバランスを崩し、飛行することができなくなります。丈夫なドローンを選ぶなら、このプロペラを守る「プロペラガード」が付いているものにしましょう。
元からプロペラガードが固定されて付いているドローンもあれば、取り外し可能なものもあります。プロペラガードが付いていれば、壁や地面に多少ぶつかっても、大きなダメージを避けることができ、プロペラに物を巻き込むことも防げます。
また万が一、人に当たっても、回転するプロペラで人や物を傷つけることも防げますので、丈夫さだけでなく安全にも考慮できます。
オススメはコレ!丈夫さが自慢のドローンをピックアップ
ラジコンも触ったことのないドローン初心者は、操作が簡単で丈夫なトイトローンで練習してみましょう。丈夫で壊れにくく、安価なので万が一壊れてもコスト的なダメージも少ないでしょう。
Luxon ミニドローン
スマホと同じくらいのミニサイズなので、室内で飛ばすことができます。4つのプロペラには丈夫なプロペラガードが付いているので、落としてもプロペラにダメージを与えません。2,000円台で購入できるので、初心者がドローンを練習するのにおすすめです。
ジーフォース SQUARED
四角いフォルムが珍しいドローンで、全体がメッシュで囲まれているので、丈夫さは一目瞭然です。ポケットサイズのトイドローンですが、LEDライトが装備されており、暗がりでのライトアップも楽しめます。
トイドローンは練習するのにぴったりですが、屋外で空撮などを楽しみたい人には、少し物足りないかもしれません。もう少し本格的なドローンで楽しみたい人におすすめなのは以下の2つです。
DJI MAVIC AIR
ドローンの老舗メーカーDJIによる、丈夫さを売りにしたドローンです。本格的ですが、ワンタッチで装着できるプロペラガードが付いています。丈夫さを証明するために様々なダメージテストを行なっています。
さらに、衝突回避センサーが付いているので障害物も自動で避けてくれます。たとえ衝突回避センサーが無効になっていても、衝突実験でプロペラが折れない丈夫さを証明しています。
Aerodyne RC Nimbus195
丈夫なレース用ドローンです。Aerodyne RCが公開したクラッシュテストでは、車に轢かれても壊れない丈夫さを見せています。
その秘密は、軽量で丈夫なカーボンファイバーを使ったボディと、柔軟性のあるプラスティックで作られたプロペラです。プロペラガードは標準装備されていませんが、プロペラに衝撃を受けても曲がって折れない仕組みになっています。
価格の高い本格的なドローンこそ、壊して悲しい思いをしないために、今回の記事を参考にしていただきつつ、まずは丈夫さをしっかりチェックしてから購入しましょう。
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