ドローン測量の技術が屋根の点検にも活躍!その技術やドローンでおこなうメリットについて解説

更新日: 2021.11.24 公開日: 2020.04.26
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近年、ドローンを使ったさまざまなビジネスが増え、屋根の点検においてもドローンが活躍していることをご存じでしょうか。従来、落下などの危険なリスクと隣り合わせだった屋根の点検に、ドローン測量の技術を生かすことで、効率的に、より安全に行うことが可能となっています。今回は、屋根の点検に活用されるドローン測量の技術と、ドローンで屋根の点検をおこなうメリットについて紹介します。

目次

ドローン測量技術で安心した屋根の点検を実現

近年は、土木・建設現場でドローンを用いておこなう測量が普及してきていますが、そのドローンを活用した測量技術が屋根の点検にも活かすことができることをご存じでしょうか?

ドローンを活用した測量とは、測量したい場所の上空でドローンを飛行させ、位置情報や空撮画像、高度などのデータを取得し、そのデータをもとに測量したり、3Dモデルを生成したりします。

その技術を用いて屋根の点検を行う場合は、ドローンを対象とする建物の上を飛行させ、屋根の点検したい箇所の写真を撮影したりして、データを取得します。そうすることで、作業を効率的に行うことができるのです。

特に屋根の上は非常に危険を伴うため、人が上らずともドローンで細部まで確認できるメリットは非常に大きいと言えるでしょう。

また、点検後に修理が必要となった場合には、ドローン測量でも用いられる3Dモデルを作成するソフトの技術を活用できます。作成した3Dモデルから、どのような形で修理をしていけばよいのかなどを考え、お客様へ提案することができます。

 

ドローンで屋根の点検をおこなうメリット

・安全に点検ができる

ドローンを使って屋根の点検をおこなう一番のメリットは、安全に点検ができることです。

これまでのような、人が屋根に登り手作業でおこなう点検では、滑ったり、足を踏み外したりして落ちる危険性がありました。

ドローンで屋根の点検をおこなう場合には、屋根に登る必要がないので落ちる危険性は全くありませんので、安心しておこなうことができます。

・屋根の細かいところまで確認ができる

屋根には、雨や風が屋根裏に侵入するのを防ぐ破風板という場所があります。

破風板は屋根と壁の間にあり、屋根の端の部分にあたるので、人が手作業で点検をするとなると、細かいところまでの確認が難しい場所でした。

ドローンなら、いままで確認が困難だった場所も、リスクを伴わずに点検をおこなえます。あらゆる角度からの撮影で詳細なデータを取得し、高い精度の計測ができます。

・屋根の状態を共有が明確かつ安易にできる

ドローンで屋根の点検を行う場合、撮影した画像をパソコンなどにデータを保管できるため、点検時の屋根の状態をいつでも確認することができます。

また、データとして残せるため、依頼者へ写真を通して屋根の状態を確認してもらうことができる利点もあります。屋根の状態についての説明も安易に行えるうえ、その状態をみてすぐに修理が必要な状態であるのか説明することもできるのです。

依頼者もしっかりと状態を確認することができるため修理が必要であるか安心して判断することができるでしょう。

 

ドローンを使った屋根の点検がアプリで簡単におこなえる

前述したように、屋根の点検後、修理が必要となった場合には屋根の寸法や面積などを求める必要があります。

ドローンで屋根の点検をおこなう場合は、3Dソフトで作成した3Dモデルを使い、寸法や面積の計測が可能です。ドローン測量の際にも用いられる3Dソフトは、ドローンで撮影した複数枚の写真を組み合わせて使うことで、高精度なデータが得られます。

様々なソフトがある中で、テラドローンが発売している「Terra Roofer」なら、高精度な3Dモデルの作成はもちろん、自動航行システムや屋根の点検の際に必要な飛行申請の代行、保険もセットとなっているのでお勧めです。

これまで困難だった、屋根全体の写真もドローンであれば容易にでき、なおかつソフトを使うことで高精度な情報を取得できるようになりました。

また、「Terra Roofer」で撮影した写真で3次元点群データを生成したのち、「Mr.瓦プロ2000」に取り込ませることで、屋根積算に必要な図面を自動で生成することもできます。

このように、ドローン測量の技術は危険を伴う屋根の点検でも活躍が期待でき、まだまだドローンを活用した屋根の点検の歴史は浅いですが、今後も需要が高まることが予想できるでしょう。

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