ドローンを上手に操縦できるようになるための第一歩の基本技術はホバリングです。ドローンを安定して飛行させることができなければ、そこからの操作もままなりません。そのため、初心者の方は、まずはホバリングから覚えていきましょう。今回はドローン操作の基本中の基本でもある、ホバリングの練習法をまとめていきます。
室内でできるドローンホバリング練習法とは?
ホバリングを上手に行うためには、基本的な動作を繰り返し練習することにつきます。まずは、シンプルな動きを繰り返しながら、ホバリングの動作を身に着けていきましょう。
しかしながら、いきなり外でドローンを飛ばして、クラッシュして壊してしまうのでは、お金もかかりますし、コストパフォーマンスがいい練習とはいえないでしょう。
そこで、室内でもできるホバリングの練習法をまとめていきます。
1.一定位置をキープする
ホバリング練習は、一定位置をキープする操縦法です。ドローンを高さ1mぐらいのところに飛行させながら、一定のポイントをキープするように操作していきましょう。このときに、操作を行いながら、機体をコントロールする感覚を覚えていきます。
最初は、目視でドローンを確認しながら、この練習をやっていきましょう。
2.FPVを使いながらのホバリング
目視でのホバリングが安定してきたら、次は、FPV機能を使ってみましょう。コントローラーの画面に映る映像を見ながら、ドローンを一定位置にキープさせる練習です。目視であれば、ドローンの動きによって調整できますが、FPVの画面を見ながらだと少し感覚が異なります。
ドローンを本格的に操縦する中では、目視だけでコントロールするのが難しい場面もあります。そこで、FPVを使いながら機体をコントロールする技術を身に着けることで、より精度の高い操縦を身に着けることができます。
3.離陸・着陸といった基本動作も覚える
ホバリングはドローンを安定させるために必要な技術ですが、これをやるためには、まず離陸させなければならず、最終的にはドローンを着陸させる必要もあります。
ホバリングの練習の際には、まずこの離陸、着陸といった基本動作を安定して行えるようになりましょう。
せっかくホバリングができているのに、着陸がうまくできなくて自由落下となってしまっては意味がありません。ホバリングと離陸、着陸はセットで練習しましょう。
ホバリングの上達には、ドローンスクールを利用するのもアリ!
ドローンの基本動作にはホバリング以外にも様々な動きがありますよね。そういった操縦技術を自分で1から覚えていくのは、結構大変なことでもあります。また、間違った方法で技術を身に着けてしまっては、後々で修正困難になってしまう可能性も考えられます。
それらの懸念を防ぐためには、ドローンスクールを活用してみるというのもおすすめです。ドローンスクールでは、ドローンに関する知識や技術を正しく身に着けることができます。専門の講師から教えを受けることができますので、上達も早いでしょう。
本格的な空撮映像を撮影してみたいと思っている人や、ドローンを仕事にしてみたいと思っている人であれば、ドローンスクールに通うというのは、とても有効な手段といえます。
慣れてきたら200g以下の小型ドローンでホバリング練習をしよう!
ドローンの操縦に慣れてきたら、本格的にホバリングの練習を始めるかと思いますが、その際には、重量200g未満のドローンがおすすめです。
まず、一番のメリットとしては、200g未満のドローンは、規制の対象外となっています。法律では、200g以上のドローンを「無人航空機」、それ未満を「玩具」として扱っており、玩具に関する規制は多少緩くなっているので、飛ばすことのできる場所も広がります。
また、軽量なドローンであれば、たとえ落下したとしても危険性も低いですし、なにより安いので、練習用にはもってこいです。ぜひとも、扱いやすい200g未満のドローンを活用して、ホバリング技術を体得してください。
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