ドローンスクールに通おうと考えている方にとって、最も気になる要素が料金です。コースごとに料金が違ったり、ドローンスクールごとに料金が違ったりすることが多いため迷ってしまいがちですが、特に資格取得を目指す方に向けて、代表的なドローンスクールの料金例をご紹介します。
ドローンスクールの料金に含まれているものは?
全国にはたくさんのドローンスクールがあり、受講できるコースもさまざまです。ここではJUIDAやDPA認定のドローンスクールをメインに各コースの料金を比較していこうと思います。
ドローンスクールの料金には何が含まれているのか?ということですが、ドローンスクールによって多少違いはあるものの、受講料のほかドローンレンタル料金が含まれていたり、保険の料金が含まれていたりすることが多いようです。
*この場合の保険とは、レンタルしたドローンを破損した場合などに適用されるものです。
逆に、ドローンスクールの料金に含まれていないものとして、
JUIDAに証明証の発行を申請する料金および入会に必要な料金
・操縦技能証明証の申請料金 20,000円
・安全運行管理者証明証の申請料金 15,000円
・準会員入会料金 入会金5,000円/年会費5,000円
DPAに資格認定証を発行してもらう料金および入会に必要な料金
・資格認定証発行料金 初回12,000円/更新時(2年ごと)6,000円
・個人技能会員入会料金 初回15,000円/更新時(2年ごと)9,000円
などがあります。これらは、ドローンスクールの料金とは別に必要となりますので覚えておきましょう。
DPA認定のドローンスクールは料金がほぼ同じ
2018年1月現在、DPAは全国に32の認定ドローンスクールを抱えていますが、そのほとんどがドローンスクールジャパン加盟校になります。
コースや料金が統一されていて、どのドローンスクールに通ってもほぼ同じ料金・内容の講習を受けることができます。
DPAの認定ドローンスクールの主な料金例をご紹介します。
ドローンスクールジャパン北海道新冠校
・スカイチャレンジコース 料金1万円
・フライトコース 料金12万円
・ビジネスコース 料金20万円
ドローンスクール東京ベイエリア校
・スカイチャレンジコース 料金1万円
・フライトコース 料金12万円
・ビジネスコース 料金20万円
*ビジネスコースはDPA「ドローン操縦士回転翼3級」の資格が取得できるようになるコースです。
このように、ドローンスクールジャパン加盟校の場合、設定されているコースや料金はほぼ同じです。ただし、今後は変わる可能性もありますので、実際の料金はホームページなどで確認してみてください。
上記のほか、ドローンスクールによっては、
・スキルアップコース 料金1万円
・現場体験コース 料金5万円
・スマート農業コース 料金要問い合わせ
・ビジネスプロコース 料金要問い合わせ
などが用意されています。
JUIDA認定のドローンスクールはコース内容や料金が異なる
JUIDAが認定しているドローンスクールは、ドローンスクールジャパンのようなフランチャイズ加盟校からドローン関連団体までさまざまで、コース内容や料金設定もドローンスクールごとに異なるという特徴があります。
とはいえ、JUIDAの「操縦技能証明証」「安全運行管理者証明証」が取得できるコースのカリキュラムは統一されていますのでご安心ください。
JUIDA認定のドローンスクールの料金例を見てみましょう。
雪研ドローンスクール
・操縦技能証明証取得コース 料金23万円
・安全運行管理者証明証取得コース 料金3万円
みちのくドローンスクール三沢校・仙台校
・ドローン操縦技能+安全運航管理者養成コース 料金27万円
つくばドローンスクール
・無人航空機操縦技能コース 料金34万円
・無人航空機安全運航管理者コース 料金8万5000円
ドローンスクール静岡
・一般初級コース(フルサポートパッケージ) 料金38万9000円
*上記コースにJUIDA資格が含まれます。
広島ドローンスクール
・操縦技能コース 料金16万8000円
・安全運航管理者コース 料金6万円
一例ですが、このようにドローンスクールごとに料金に違いがあります。他のドローンスクールと比べて料金が高い場合、ドローンスクール独自のカリキュラムやサービスが組み込まれていることがあります。
たとえば上記のドローンスクール静岡の例でいうと、JUIDAの資格以外にアフターサポートとして、実技再試験および操縦技能訓練場の利用が1年間無料になるサービスが用意されています。
今回はドローンスクールの料金例をご紹介してきました。
・DPA認定のドローンスクールは料金がほぼ同じ
・JUDA認定のドローンスクールは料金が異なる
簡単にまとめるとこうなります。
料金はドローンスクールを選ぶ際の一つの目安になりますが、ドローンスクール独自のカリキュラムやサービスなどが含まれているものもありますので、探す際はぜひカリキュラムにも注目してみてはいかがでしょうか?
この記事と一緒によく読まれている記事
-
水中ドローンの操縦に免許は必要?水中ドローンに関する資格を解説
-
ドローンの操縦に無線技士の資格は必要?必要なケースや資格の取得方法を解説!
-
ドローン測量管理士とは?新しく登場したドローン測量の資格を取得する方法を解説!
-
海でドローンを飛ばす際の規制や必要な許可申請は?海で飛ばす時のルールを解説
-
ドローン国家資格の取り方を解説!取るまでの手順や取得期間はどれぐらい?
-
ドローン国家資格の難易度は高い?試験の合格率や勉強時間はどれぐらい?
-
ドローンを使った橋梁点検とは?メリット・デメリットや橋梁点検で使用される新技術を解説!
-
ドローンの目視外飛行は飛行許可が必要?目視外飛行を行う条件や練習方法を解説!
-
100g未満のドローンを飛ばせる場所を解説!チェックすべき法律や飛行ルールは?
-
ドローンの高さ制限を解説!ドローンを飛ばせる高度はどこまで?
-
ドローンサッカーってどんな競技?ルールや始め方を詳しく解説
-
東京ディズニーリゾートがドローンショーを開催!ショーの中身や見た人の反応は?