ドローンスクールとは?スクール選びのポイントなども交えて解説

更新日: 2021.11.24 公開日: 2018.04.09
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近年、開校ラッシュを迎えているドローンスクールは、全国にたくさんのスクールを有し、ドローン操縦士や安全運航管理者を目指す方々が日々訓練を積んでいます。ドローンスクールとは何を学ぶ場所なのか、スクール選びのポイントとは何なのかを解説します。

目次

ドローンスクールとは?何を学ぶところ?

2018年1月現在、ドローンを飛ばすため取らねばならない特別な資格や免許は必要ありません。日本では現在、購入すれば即、ドローンを飛ばすことができるのです(Phantomは18歳以上などメーカーによる年齢制限が設けられているものは多数あります)。

では、わざわざドローンスクールに通う人が急増している理由とは何なのでしょうか?

答えは単純です。ドローンスクールに通う目的とは、ドローンの操縦に必要な技術や空撮技術、関連法制の知識やモラルを身につけ、安全に飛行させることができるようになるためです。

手軽に飛ばすことができるとはいえ、知識や技術がなければ、墜落させてしまったり、クラッシュさせてしまったりする可能性は高く、単独ならまだしも、第三者に危害を及ぼしてしまうと賠償責任問題に発展する可能性もあります。

2015年には改正航空法が施行され、200g以上のドローンについては航空法における規制の対象となるほか、電波法や民法、刑法なども絡んできます。

独学で操縦技術や法令などの知識を身につけることは大変で、飛行させることができる場所も、まだ日本にはそこまで多く存在しません。

ドローンスクールとは、ドローンを飛行させるために必要な技術や知識を学ぶのに最適な場所なのです。

 

ドローンスクールのもう一つの目的とは?

ドローンスクールには技術や知識を学ぶ以外にもう一つの目的があります。

すでにドローンで行えるサービスは60種類を超え、潜在的とはいえ市場規模も年間15兆円を超えるのではないかと言われており、ドローンは今後さらにさまざまな分野の産業に導入されていくことがほぼ確実視されています。

しかしながら、現在ドローンを使って空撮や測量などを行うにあたって国家資格などはありません(今後創設されると言われています)。一方で、ドローンを使った仕事に就きたいという方もどんどん増えています。

雇用する側としてはやはり、確かな技術や実績、正しい知識などを身につけたドローン操縦士を求めたいところですが、判断基準になる明確な指標がありません。

そこで重要になってくるのが、ドローンスクールの修了です。

ドローンスクールではカリキュラムを修了し、最終試験などに合格した方に「技術認定証」や「技能証明書」などの民間資格を発行し、一定基準をクリアしたことを証明してくれます。

ただし、この場合のポイントとしては日本UAS産業振興協議会(JUIDA)ドローン操縦士協会(DPA)など、国土交通省管理団体が管理する講習団体で受けるという点です。

ドローンスクールとは専門学校、建築会社、コンサル会社など運営している企業がさまざまで、ネットで検索しても多数ヒットするため、自分に適したスクールとはどこなのか、探すのも大変です。

国土交通省管理団体が認定しているスクールであれば、技術認定証や技能証明書などを発行してもらえますので、探す際の一つの目安になります。

このように、ドローンスクールとは、操縦に必要な技術や知識を身につけ、一定レベルに達したことを証明してくれる場所なのです。

 

ドローンスクールを選ぶ際のポイントとは?

最後にドローンスクールを選ぶ際のポイントとは何かを解説します。

ドローンスクールはそれぞれに特色があり、カリキュラムや費用、通う日数なども異なります。また、スクールによって設備も大きく変わってきます。

まず、先ほどもお伝えしたように「国土交通省管理団体が管理する講習団体」に通うことがおすすめです。そのうえで、

・開催場所と開催時間
・設備の充実さ

などから絞り込んでいくと良いでしょう。ある程度絞り込めたら、

・無料体験や説明会を開催している
・スクール独自で飛行場所を保有している
・講師のレベルや数が充実している(マンツーマンに近い方が習得しやすい)

などのメリットを比較しながら、最終的に決めるとスムーズです。

今回は、ドローンスクールとはどのような場所なのか、選び方のポイントとは何なのかを解説してきました。

今後もまだまだ開校ラッシュが続きそうですが、自分に合ったドローンスクール選びのコツとは、通う目的を明確にさせることです。

今回お伝えしたポイントを踏まえながら、ぜひとも、あなたの目的にぴったりのドローンスクールを選んでみてください。

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