ドローンもレンタルできる便利な時代になりました。様々な目的で利用できるレンタルサービスですが、その前にしっかり押さえておきたいポイントを解説するとともに、お勧めのドローンレンタルサービスをご紹介します。
ドローンレンタルサービスを利用する前に
マイクロドローンやトイドローンで練習してある程度上達し、小型ドローンの操縦にも慣れてきたら、次はいよいよ「本格的な空撮をしてみたい」と思うものです。
しかし「いきなり高額機体はまだちょっと自信がない」という方もいるでしょうし「いろいろな機体で空撮してから購入する機体を決めたい」「最新機体を操縦してみたい」という方もいるでしょう。
そんな方には“ドローンレンタルサービス”があります。
レンタルサービスは1泊2日、2泊3日など短期で借りることができますので、単発の撮影やちょっと試してみたい方にとっては手軽に利用しやすいサービスです。
今後さらにニーズが拡大していくものと思われますが、まずはドローンレンタルサービスを利用する前に押さえておくポイントがあります。
ドローンに関する知識
ドローン機体に関する基礎知識、各部の名称や機能など、ドローンを操縦するために最低限必要な知識は蓄えておきましょう。
また、法には触れなくても飛ばすのに危険を伴う場所や天候(電波干渉が起こりやすい、強風など)も把握しておきましょう。
ドローンの操縦技術
ドローンを操縦するための免許や資格などは必要ありませんが、操縦技術に自信がない場合は、事前にしっかりとトレーニングを積んでおく必要があります。ドローンは手軽なツールですが、一歩間違えると凶器にもなりうるということを忘れないようにしましょう。
ドローンに関連する法令
航空法、小型無人機等飛行禁止法、電波法、道路交通法に加えて、民法(土地所有者)、個人情報保護法、河川法、海岸法、港則法、重要文化財保護法、各自治体が定める条例など様々な法令が絡んできます。
上記の法令を1から10まで熟知する必要はありませんが、知らなかったでは済まないケースもありますので、ドローンを飛行させる場合に関わってくる部分に関しては事前にしっかり理解しておくようにしましょう。
保険の種類
レンタルする際、保険の種類や補償範囲、保険がおりる条件などは念入りに確認しておく必要があります。
墜落、衝突、破損などに対する保険はもちろんのこと、誤って第三者を傷つけてしまった場合の対人損害賠償についても補償されるかどうか、しっかり確認するようにしましょう。
レンタルをする前に、以上の4点を押さえておきましょう。不安な方は、事前に講習会などに参加して正しい操縦技術や基礎知識を身につけておくことも検討したほうが無難です。
お勧めのドローンレンタルサービス
初心者でも利用しやすいお勧めのドローンレンタルサービスをご紹介します。
*基本的に第三者や物への損害賠償保険に加入している業者ですが、適用の条件などが異なる場合がありますので、レンタル前に必ず確認するようにしてください。
ドローン・レンタルネット
レンタル費用例:25,800円(Phantom 4 Pro/2泊3日)
日本で初めてレンタルドローンサービスを開始したのが同社です。法人、個人問わず実績が豊富です。
レンタルドローン
レンタル費用例:21,060円(Phantom 4 Pro/2泊3日)
来店可能かつ希望すればレンタル前に無料でドローン研修を実施してくれますので、初心者でも安心です。
ドロサツ!!
レンタル費用例:15,980円(MAVIC PRO/2泊3日)
人気のあるPhantom 4 PROは長期(20泊~)レンタルのみの対応ですが、本格ドローンのMAVIC PROを安くレンタルすることができます。
ディードローン
レンタル費用例:19,500円(Phantom 4 Pro/2泊3日)
ラインナップが豊富なディードローンは業界最安水準のレンタル費用となっており、人気があります。
ドロレン
レンタル費用例:21,800円(Phantom 4/2泊3日)
ラインナップは少ないのですが、空撮に最適な3機体を格安でレンタルしています。
ドローンレンタルを利用して自分に合ったドローンを見つけよう
操縦技術や法令などしっかり身につけておかなければならないこともありますが、ドローンレンタルサービスはドローンの短期レンタルは色々な機体を試したいという方にも、高額な機体を購入するにはまだ自信がないという方にも、単発で空撮したいという方にも、手軽に利用できる便利なサービスです。
各業者とも独自のサービスを提供しており、費用や保険の内容なども異なりますので、じっくり選んでぜひ自分にぴったりのドローンを見つけてください。
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