ドローンが撮影した映像をリアルタイムに見ることができるカメラつきドローンが増えています。FPVなど迫力あるダイナミックな臨場感を体験できることからも大変人気です。今回は、リアルタイムに楽しめるカメラつきドローンと、飛ばす際の注意点などを解説していきます。
リアルタイムに楽しめるカメラつきドローンの魅力とは?
ドローンは、ただ飛ばすだけでも十分に面白いアイテムですが、自分では直接見ることができないような、空からの映像を楽しめることも大きな魅力の一つです。
プロポと呼ばれるコントローラーにモニターがついていて、ドローンが撮影している映像をリアルタイムに見ることができるもの、スマホやタブレットをモニター代わりにしてリアルタイムに楽しめるものなどがあります。
さらに、近年大人気なのは、FPV専用のヘッドマウントディスプレイを装着して、コックピットにいるかのような臨場体験が可能なものです。
ただ飛ばすだけでなく、普段は見ることや感じることができないアングルからのさまざまな映像をリアルタイムで楽しめるのが、カメラつきドローンの魅力です。
リアルタイムにモニタリング可能なおすすめのカメラつきドローン5選
UDIRC U31W
※参考価格9,210円
1万円以下で購入できるカメラつきドローンの中でも、初心者に嬉しい機能が充実していて、リアルタイムに楽しめるおすすめのドローンです。
気圧センサーによる高度維持機能、自動ホバリング機能、ワンキー離着陸、ヘッドレスモードなどが搭載されていて、カメラは720p、120度広角レンズを搭載しています。スマホに無料アプリをインストールすれば、すぐにリアルタイムな映像が楽しめます。
Holy Stone HS200
※参考価格12,080円
高度維持機能、ワンキーリターン、ヘッドレスモード、フリップモードなど多彩な機能が搭載されていて、ドローンの魅力を存分に感じられる一台です。FPVカメラを搭載しているため、コックピットにいるかのような映像をリアルタイムに楽しむことができます。
DJI Tello
※参考価格12,800円
わずか80gのトイドローンです。手のひらからトスするだけで即座に起動し空中でホバリングするといった画期的な機能が搭載されています。
自動ホバリング、高度維持機能なども搭載されているため、超初心者でも安心して操縦できます。720pカメラとブレ補正機能できれいな映像が撮影できます。FPVにも対応しているため、リアルタイムな映像が楽しめます。
DJI Mavic Air
※参考価格99,800円
折りたたんでポケットに入れて持ち運びできるドローンです。最大速度68.4km/hになりますので、かなり迫力ある映像を楽しめるでしょう。そのうえ、映像は4Kで撮影できますので、リアルタイムはもちろん、画質や、より臨場感あふれる映像を楽しみたい人に最適です。
DJI Phantom4 PRO
※参考価格216,820円
動画処理性能が高い1インチカメラを搭載しています。1080pのディスプレイは輝度1000cd/㎡と、一般的なスマートデバイスのおよそ2倍の明るさを実現しています。5方向障害物認識機能によって、GPSがないケースでも安定して飛行することが可能です。
リアルタイムに楽しめるカメラつきドローンを操縦する際の注意点とは?
リアルタイムに映像を楽しみながら飛ばせるカメラつきドローンは、一度体験するとやみつきになるほど、魅力に溢れています。
しかし、映像にばかり目がいってしまうとドローンの周囲の監視が不十分となり、衝突や墜落といった事故を招いてしまうおそれがあります。
そもそも、航空法では200g以上のドローンについて、目視外飛行を禁止しています。直接、肉眼で目視できる範囲内で、ドローンとその周囲を常時監視しながら飛行させることがルールとして定められているからです。
そのため、一人でリアルタイムにモニタリングしながらカメラつきドローンを飛ばすことは控え、二人以上で安全性を確保しながら飛ばすように心がけましょう。
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