ドローンで空撮を始めるときに身に付けておきたいテクニックとは?

更新日: 2021.11.24 公開日: 2018.05.25
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ドローンの空撮にはさまざまなテクニックが用いられています。初心者とはいえ、空撮を始めるからには、人に感動を与えられるような綺麗な映像を撮影したいものです。今回はドローン空撮の基本的なテクニックを解説します。

目次

ドローン空撮テクニックを習得するには、まず基本的な操縦から

ドローン空撮を始めることになったら、「感動するような美しい映像が撮れる空撮テクニックを身に付けたい」と思う気持ちは十分に理解できます。

しかしながら、そもそもドローンで空撮するためには、離着陸、ホバリング、8の字飛行など、基本的な操作がしっかりできることが前提です。

これらの基本操作ができなければ、撮影に意識が集中できず、空撮どころではなくなってしまいます。

空撮テクニックを習得する前に、まずはドローンの基本的な操縦を徹底して練習しましょう。

 

初心者もぜひチャレンジしたいドローン空撮テクニック

それでは、初心者もぜひチャレンジしたいドローン空撮テクニックをご紹介します。

「前進と後退」

ドローン空撮テクニックの基本中の基本です。対象物に向かってズームインしていく前進、ズームアウトしていく後退をうまく使うことで、初心者でも簡単に魅力的な映像を撮影できます。

「スキャニング」

ビルなどの大きな建物に対して、ドローンを垂直方向に、あるいは海岸や地平線対してドローンを平行方向に、安定して飛行させる空撮テクニックです。

「バードアイ」

ドローンのカメラを真下に向けて、鳥の視点のようなアングルで空撮するテクニックです。

「POI」

Point of Interestの略で、一つの対象物を中心に、ドローンを360度回転するように移動させる空撮テクニックです。

「追跡」

移動している対象物を真後ろから追跡する、あるいは走っている電車を斜め移動しながら追いかけるなどの空撮テクニックです。斜め移動はカメラの向きとドローンが進む方向が違いますので、慣れるまでは2人以上で行うことをおすすめします。

「低空飛行」

地面から近い位置でドローンを低く飛ばすことで、ダイナミックな映像を撮影できる空撮テクニックです。その先にひらけた場所がある場合は、一気に視野が広がり、感動を生み出すことができます。

「通り抜け」

橋の下など、狭い障害物の間や空間部分をドローンですり抜けていくことで、緊迫感がある映像が撮影でき、その対象物を通り過ぎたときに視界がひらけてスケール感を出すことができる空撮テクニックです。

一例ですが、ドローン空撮にはこのようにさまざまなテクニックがあります。

このほか、プロの空撮では、

※わざと障害物からスタートして徐々に対象物に近づいていく

※ビルなどを乗り越えて撮影することで次に一気にひらけた映像を撮影する

※人の目線からスタートして徐々に後退しながら上昇していく

などのテクニックも用いられています。

もちろん、ここでご紹介する以外にもさまざまな空撮テクニックがありますので、もっと知りたい方はぜひ、YouTubeなどで「ドローン 空撮 テクニック」で検索してみてください。

 

ドローン空撮をより魅力的にするためにテクニックを駆使した「複数カット」を

上記のようにさまざまなテクニックを用いてドローンで空撮した映像は、そのほとんどが編集され、音楽などと組み合わせて、ようやく一つの作品として完成します。

編集によって空撮映像の完成度が変わってくるわけですが、いくらドローン操縦士にテクニックがあって、編集者に良いアイデアがあっても、そもそもの「素材」がなければ(つまり撮影していなければ)形にすることはできません。

ドローン空撮をより魅力的にするには、たとえ1分の映像であっても、アングルを変えたり、さまざまなテクニック駆使したりして「複数カット」を撮影しておくことが大切です。

ドローンの空撮テクニックを身に付けて、ぜひあなただけの魅力的な映像の撮影にチャレンジしてみてください。

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