スポーツ撮影にドローン活用は当たり前の時代に?ドローンがスポーツ業界にもたらす恩恵とは

更新日: 2021.11.22 公開日: 2018.06.22
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たびたび話題になるドローンですが、実際どのような場面で活用されているのでしょうか?一例としてスポーツ撮影に用いられることがありますが、ドローン撮影はスポーツ業界にどのような影響を与えるのか、詳しく解説していきます。

目次

ドローンを用いたさまざまな活用シーン

テレビ番組の撮影や景色を撮る際にドローンが使用されていることは広く知られていますが、他にはどのようなシーンで活用されているのでしょうか?

・災害発生時の探察や救助
・人が立ち入れないところを撮ることによる自然環境リサーチ
・物の配達
・広告のための動画撮影
・レースによるドローンバトル
・スポーツの撮影

これらはほんの一例で、他にも多岐に渡ってドローンは活用されています。

 

今後のドローン活用拡大に期待できるのは“スポーツ撮影”

スポーツ界では、段階的にドローン撮影が導入されており、今後より一層その傾向は強まっていくと考えられます。現状、ドローン撮影を積極的に取り入れているスポーツとしては、サッカーとラグビーが挙げられます。

このようなフィールド競技では、上空から撮影することによって選手一人一人の位置を確認しやすくなります。競技後にドローンで撮影した内容を確認し、次の試合に活かすことができるのです。

ドローンで撮影することにより、聴衆が楽しめることはもちろん、選手たち自身も自分たちのプレイを上空から客観的に見ることで、技術力向上に役立ちます。

また、フィールド競技だけでなく、スキーのような動作の細かい部分が重要になる競技でも、上空からドローン撮影することによって、自分の動作確認を行うことが可能です。

 

一方でドローンのスポーツ活用を問題視する声も

ドローンの使用はスポーツの発展に大変役立つ要素を持ちますが、残念ながら事故も発生しています。イタリアで行われたアルペンスキー競技の最中に、滑っていた選手のすぐ後ろにドローンが落下して大破するという危険な事故が起こりました。

これは非常に危険な事故であり、ドローン落下の重さとスポーツ競技中の選手のスピードが加われば、普通にドローンが落下するよりも強い衝撃となります。

アルペンスキーでの事故に関しては、あと少しでも選手が後ろにいたら、重大な怪我、場合によっては死亡事故につながっていた可能性も否定できません。

ドローンがスポーツ競技の発展に貢献していても、選手の命に関わるような危険性を持っている以上、スポーツで使用することに疑問を持たれるという可能性は考えられます。

安全な利用方法の考案と、事故の再発防止の徹底が、ドローンがスポーツ競技でさらなる活躍をするためにも不可欠であると言えるでしょう。

 

空撮にオススメの人気ドローンはコレ!

ドローン選びの基本は、カメラの性能と操作性で選ぶことです。まずカメラ性能に関しては、レンズ交換の有無や、固定視点か、自由に撮影ポジションを調整できるかといった違いがあります。

特にスポーツのように縦横無尽に撮影できた方が便利な使用目的の場合、自由に撮影ポジションを確保できるものを選択した方が良いでしょう。

次にドローンの操作性ですが、専用のコントローラーを使用するタイプ、スマホやタブレットで操作するタイプ、そのどちらでも操作できるタイプといった種類があります。

どれが正解というわけではありませんが、操作性の種類を知った上で選ぶと良いです。スポーツ利用は前出のとおり、時には危険を伴うので、安全な操作が絶対条件になります。

以上を踏まえ、空撮におすすめのドローンは以下です。

・ゴープロ(GoPro) Karma Drone QKWXX-511-JK

・ディー・ジェイ・アイ(DJI) Phantom4 Professional

・ディー・ジェイ・アイ(DJI) Phantom3 STANDARD

・ワルケラ(Walkera) QR X350 PRO

・パロット(Parrot) Bebop 2 FPVゴーグルセット PF726273

以上のドローンは、カメラの性能も操作性も申し分ないので、スポーツ利用のような空撮に最適です。興味のある方は、ぜひとも検討してみてくださいね。

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