2016年から全国各エリアに続々と開校しているドローン学校ですが、その中でも特に、資格が取得できるようになるJUIDAやDPA認定ドローン学校について、2018年1月時点の最新情報をもとに特徴などをご紹介します。
JUIDA認定ドローン学校は全国各エリアに127校
JUIDA認定ドローン学校では、カリキュラムを修了すると「操縦技能証明証」「安全運行管理者証明証」の資格を取得できるようになります(発行してもらうには別途JUIDAに申請する必要があります)。
JUIDA認定ドローン学校は現在、北海道エリアに4校、東北エリアに17校、関東エリアに33校、中部エリアに27校、関西エリアに15校、中国エリアに9校、四国エリアに3校、九州・沖縄エリアに19校の合計127校あります。
*JUIDA認定ドローン学校のエリア別一覧は認定スクールで確認できます。
費用や開催日程、時間なども重要ですが、ドローン学校に通う際の大きなポイントはやはり「通いやすいエリアにある」ということではないでしょうか。
多くのドローン学校が2日~4日など、短期間ではありますが、仕事をしながらの方も少なくありませんので、ドローン学校が通いやすいエリアにあることは大きなポイントです。
なお、JUIDA認定のドローン学校はエリアまたは学校ごとに費用が異なる特徴があります。
参考までに各エリアの「操縦技能証明証」と「安全運行管理者証明証」を同時に取得できるようになるコースを比較してみると次のようになります。
北海道エリアのドローン学校の費用例(費用はすべて税別です)
Dアカデミー北海道札幌校:27万円
東北エリアのドローン学校の費用例
福島ドローンスクール:24万円
関東エリアのドローン学校の費用例
Futabaドローンスクール:35万円
中部エリアのドローン学校の費用例
サイトテック:32万円
関西エリアのドローン学校の費用例
ドローン撮影クリエイターズ協会:3日コース20万円(非会員は21万円)、4日コース26万円(非会員は27万円)
中国エリアのドローン学校の費用例
JUIDA広島ドローンスクール:22万8000円
四国エリアのドローン学校の費用例
UAS多用推進技術会:20万円
九州・沖縄エリアのドローン学校の費用例
DRONEBASE:27万5000円
たとえば、Dアカデミー北海道札幌校ではi-Constructionにも対応したカリキュラムが含まれるなど、各ドローン学校の特色が組み込まれている場合もあります。
JUIDA認定のドローン学校を探す際は、これらの特徴を踏まえたうえで、通いやすいエリアにあるドローン学校を探しましょう。
DPA認定のドローン学校は全国各エリアに32校
DPA認定のドローン学校では、カリキュラムを修了すると「ドローン操縦士回転翼3級」の資格を取得できるようになります(発行してもらうには別途DPAに申請する必要があります)。
DPA認定ドローン学校は現在、北海道・東北エリアに4校、関東エリアに14校、中部エリアに6校、関西エリアに3校、中国・四国エリアに2校、九州・沖縄エリアに3校の合計32校あります。
*DPA認定ドローン学校のエリア別一覧はDPA認定校で確認できます。
各エリアに点在していますが、JUIDAと比較すると、ドローン学校自体の数は全体的に少なめになっています。
ただし、DPA認定ドローン学校は、運営会社は違いますがそのほとんどがドローンスクールジャパン(DSJ)に加盟しているという大きな特徴があります。
そのため、一部専門学校などを除き、どのエリアのドローン学校に通っても「ドローン操縦士回転翼3級」を取得できるようになるカリキュラム(ビジネスコース)や費用(税別20万円)は一定ということになります。
ドローン学校は各エリアに今後も続々と開校予定
今回は、全国各エリアにあり、かつ民間資格も取得できるようになるJUIDAとDPA認定ドローン学校について、2018年1月時点の最新情報をもとに特徴などをご紹介してきました。
繰り返しになりますが、ドローン学校選びはエリアが重要になってきます。
費用も決して安くはありませんので、「短期間だから少しくらいエリアが遠くても大丈夫」と思っていても、仕事帰りや休日など通うのが大変で通いきれなかった……といった事態になった場合、後悔することになります。
今回ご紹介した以外にも、ドローン学校は各エリアに今後も続々と開校していくと思われますので、ぜひ最新情報をチェックして自分に合ったドローン学校を見つけてください。
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