世界中で活況を呈しているドローン市場ですが、日本で上場しているドローンメーカーや関連銘柄にはどのような企業がラインナップされているのでしょうか?この記事では、2018年11月時点で上場しているドローンメーカーおよび関連企業をいくつかご紹介します。拡大が見込まれるドローン市場の動向に要注目です。
そもそも上場とは?日本にはどんなドローンメーカーがある?
ドローンメーカーや関連企業について解説する前に、そもそも「上場」とは何を意味するのか、まずは基礎的知識を身につけておきましょう。
端的に分かりやすく言えば、「上場する=証券取引所で株の取引ができるようになる」ことです。世間的な企業の信頼性や評価も高まり、これまで以上に資産運用がしやすくなります。
ドローンメーカーと上場、一見あまり関係がなさそうですが、ドローンメーカーの中にも上場している企業があり、また多数の関連企業も上場しています。
ドローンメーカーと言えば、DJIやParrot、3DRなどが有名ですが、これらはすべて海外のメーカーです。
日本でドローンメーカーと言えば「ヤマハ発動機」「京商」「enRpute」「Terra Drone」「PRO DRONE」「日本遠隔制御」「TEAD」など多数のメーカーがあります。
ヤマハ発動機などは知名度が高いですが、他は「聞いたことがある程度」または「聞いたことがない」といった人も多いメーカーではないでしょうか?
近年では「楽天」「ヤマトホールディングス」「ソニー」「デンソー」「アイサンテクノロジー」などの企業も、独自のドローン開発に乗り出すなど、ドローンメーカーとしての地位を築きつつあります。
このように、実はドローンメーカーやドローンに関連している企業というのは、日本にも数多く存在し、その中で上場している企業も多数あります。
具体的に、どんなドローンメーカーや関連企業が上場しているのか、見ていきましょう。
2018年11月時点で上場しているドローンメーカーや関連企業は?
上場しているドローンメーカーでも特に有名な企業といえば、前出の「ヤマハ発動機」や「楽天」「ソニー」「デンソー」「ヤマトホールディングス」などが挙げられます。
上場しているドローン関連企業(関連銘柄)としては「ドーン」「綜合警備保障」「菊池製作所」「トプコン」「ブイキューブ」「北陸電機産業」「セコム」などもあります。
関連企業は、ドローンの開発などを手掛ける企業もあれば、それ以外にドローンに搭載するセンサーやシステムの開発、ドローンに対する保険商品の取り扱いなど、さまざまな角度からドローンに携わっている企業もあります。
上記は一例ですが、こうして見てみると上場しているドローンメーカーやドローンに関連する企業は非常に多く、いずれも知名度の高い企業であることが分かります。
他のドローンメーカーも今後上場する?ドローン市場に注目!
どこで上場するかにもよりますが、基本的に上場するためにはさまざまな厳しい審査を通過する必要があります。そのため、希望すれば必ずしも上場できるという訳ではありません。
数あるドローンメーカーの中でも、上場しているのは一部の大手企業ばかりです。
しかし、2017年度のドローンビジネスの市場規模は「503億円」、前年比42%増と急速に拡大していることが分かります。2018年度は「860億円規模」に、2024年には2017年度の実に約7倍となる「3,711億円規模」になるのではないかと言われているほどです。
このように、今後も急速に拡大するドローンビジネス市場ですから、現在上場していないドローンメーカーの上場も大いに考えられます。自分がひいきにしているドローンメーカーの動向に着目してみるのも、面白いかもしれません。
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