ドローン測量におすすめのソフトとは?

ドローン測量用に開発されたソフトはいくつも販売されていますが、初期費用が高額なものが多く、導入に踏み切れない建設会社や測量会社も少なくないといいます。そんな中で登場した待望のソフト「TERRA MAPPER」を中心に、おすすめのドローン測量用ソフトをご紹介します。

ドローン測量向けソフトの需要は高まる一方

国土交通省が推進する施策の一つ「i-Construction」によって、建設現場ではICT技術(情報・通信に関する技術)の活用が広がってきています。

ドローンによる測量もその一つで、ドローンで撮影した画像の解析、3次元点群データの作成、オルソ画像(電子国土基本図)の作成などが可能なソフトの需要が高まってきています。

今後、ドローン測量の導入が普及していくにつれ、ソフトの需要も拡大していくことはほぼ確実視されていますので、将来的にドローン測量士を目指したいという方は、今のうちにソフトに慣れておくことが大切です。

 

人気のドローン測量用ソフト「TERRA MAPPER」とは?

ドローン測量用ソフトは各メーカーから多数販売されていますが、ドローン本体や測量用ソフトと併せて高性能のパソコンを同時に購入するとなると、200万円~300万円など、多額の初期費用が必要になるケースが少なくありません。

加えて、ドローン測量用のこうしたソフトは海外製品が多いため、使い方をマスターするまでに時間がかかってしまうという難点もあります。そのため、導入を躊躇してしまう測量会社や建設会社が多いのが現実です。

ところが、そんなドローン測量用ソフト分野において、いわば価格破壊が起こったのです。

2017年8月にテラドローン株式会社から発売されたドローン測量用ソフト「TERRA MAPPER」が登場したためです。

ドローン測量用ソフト「TERRA MAPPER」には、デスクトップ版とクラウド版が用意されていて、デスクトップ版が45万円、クラウド版は月額5万円または10万円の定額制、もしくは使った分だけ支払うプランから選択できます。

ストレージ利用料金も20Gなら無料、50Gで月額3,000円、100Gで月額5,000円とリーズナブルに設定されています。

ドローン機体を購入しても、初期費用100万円程度に抑えることができますので、これまでのドローン測量用ソフトの相場を考えると、経費を大きく削減できる待望のソフトと言えるのではないでしょうか。

もちろんソフトとしても優秀で、デスクトップ版にはGCP(対空標識)、不要物の自動撤去、縦横断図の取得、度量計算および比較などの機能が搭載されています。

クラウド版では、撮影画像を自動で3次元化する機能や度量の変化などの高度な解析機能、人や物の配置や現場の進捗状況などを比較できる管理機能を利用することができますので、現場と事務所で情報共有する際には非常に便利です。

このように、低価格にもかかわらず、高性能の機能を利用することができる「TERRA MAPPER」は、今もっとも注目を浴びているドローン測量用ソフトです。

 

そのほかにおすすめのドローン測量用ソフト

スイスのPix4D社が開発した「Pix4D Mapper」はまさにドローン測量のために開発されたソフトで、点群データを元に、3Dデータはもちろん、高精度で距離や面積(体積)を算出することができます。

また、ロシアのAgisoft社が開発した「PhotoScan」はドローンが撮影した画像から3Dモデルを作成する機能がメインのソフトですが、その機能を測量に応用することが可能です。

「TERRA MAPPER」含め、これらドローン測量用ソフトにはデモ版(無料)が用意されていることが多いため、まずはそれらを利用して、機能、性能、目的に合わせた使い方ができるかどうかなどを試してみましょう。

まだまだ普及が進んでいないドローン測量用ソフトですが、「TERRA MAPPER」の登場によって、今後急速に拡大する可能性があります。

いったんソフトを導入してしまえば、測量における経費削減や作業の効率化が期待できますので、ドローン測量士を目指したいという方はぜひ、こうしたソフトについての最新情報をこまめにチェックしておきましょう。

RECOMMEND おすすめ記事

上に戻る