ドローンメーカー市場シェアの内訳とは?人気のドローンメーカーを紹介

2015年、日本では首相官邸屋上に落下したのをきっかけに、多くの人がドローンの独特のフォルムや目新しさに大きな興味を持ったことは間違いないでしょう。

現在ではドローンもすっかり馴染み、手軽に誰でも購入できるようになったことで、世界中のドローンメーカーによる市場シェア陣取り合戦が始まりました。

今回は、激戦ドローン市場の全体のうち、大幅なシェアを誇る世界3大ドローンメーカーをご紹介していきます。

デザイン性の高いドローン!フランスドローンメーカーのParrot社

フランスのドローンメーカーであるParrot社の代表的ドローン「AR.Drone」は、緩衝用の枠組みを四角くプロペラの周りに取り付けた、洗練されたデザインが特徴です。

他のドローンと比べると、デザイン性に優れているAR.Droneですが、実は世界のドローンブームはこのメーカーから始まったといわれています。

Parrot社のドローンは、本格的というよりは誰でも楽しく簡単に操作ができる点に重きを置いているため、ドローンの楽しさを手軽に感じられるのも、ドローンメーカーとして世界におけるシェア率が高い理由でしょう。

 

最強のベース機体でシェア獲得!アメリカドローンメーカーの3D Robotics社

3D Robotics社がドローンメーカーとして世界的に有名になった理由はなんといっても、全世界にプログラムを公開して作った、オープンソースコードでのドローン開発でしょう。

これは、今後のドローン改良に役立ててもらうことを意図して、メーカー技術のノウハウの中身を世界的に公開するという試みでした。

さらにもう1点、このメーカーのドローンメーカー市場シェアが高い理由として、ウェアラブルカメラで世界的シェアを誇るGo Proとの連携があります。

一般的によく見かけるカメラ付きドローンとは異なり、このメーカーのドローンはGo Proのウェアラブルカメラを外付けできるようになっています。

つまり、空撮用カメラを取り付けられるベース機体であり、Go Proのバージョンが上がって新しいカメラが発売された場合にも、その都度ドローンを丸ごと買い替える必要がないのです。

Go Proのカメラだけ取り替えれば、ほとんどお金をかけることなく、どんどん空撮の性能を高めていけるのが大きな特徴といえます。

このメーカーがドローンメーカー市場で大きなシェアを占めるのは、機体だけでなく空撮にこだわるユーザーの需要があるからなのです。

 

世界シェア率7割!中国ドローンメーカーのDJI社

「DJI」という文字をドローン好きの皆さんは目にしたことや、耳にしたことがあるのではないでしょうか。それもそのはず、DJI社はドローン界では有名な「PHANTOM」シリーズのメーカーなのです。

空撮を目的としたマガジンやウェブサイトなどでも、必ずといっていいほど出てくるのが、このメーカーのPHANTOMシリーズでしょう。現在はPHANTOM4 PRO まで発売されており、徐々にその性能を上げています。

このメーカーが大きなシェアを占める理由として、価格が高すぎず、操作性にも優れている点や、性能進化ペースもずば抜けて早く、平均点以上のドローンである点が挙げられます。まさにドローンの代名詞とも言える機体なのです。

DJI社は大きなシェア率を誇っており、大変有名なことから、アメリカもしくは日本のメーカーだと思い込んでいる方も多いようですが、実は中国のメーカーです。

しかも、創業から10年程度にも関わらず、世界ドローン市場の約7割ものシェアを獲得しているといいますから驚きです。

中国製と聞くと、耐久性や操作性の点で躊躇する方もいらっしゃいますが、こちらのメーカーは、中国のインテリジェンスの要とも呼べる広東省にある深圳(しんせん)で、ドローンの研究や開発を行っています。

そのため、強いノウハウと高い技術力で、最先端のテクノロジーを搭載したドローンの製造ができるというわけです。世界的なドローン市場で高いシェアをキープしている秘訣はここにあります。

ちなみに、首相官邸に落ちたドローンも、このメーカーの機体といわれています。

 

いかがでしたか?世界的なシェアを持つドローンメーカーの中に、日本メーカーが入っていないことに驚いた方も多いのではないでしょうか。

やはり世界的なドローンメーカー市場でシェアを陣取っているのは、ドローンブームに先駆けしたメーカーや、他とは違う観点でドローン開発を行ったメーカーが多いようです。

日本メーカーは質こそ高いといわれていますが、ステレオタイプな部分も否めません。日本メーカーがさらに斬新さや独創性をドローンにプラスできたとき、市場シェアを獲得できるのではないでしょうか。

今後も激化していくであろう、最先端のドローン市場に目が離せません。

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