ドローンを試しに飛ばしてみたいという方もいるでしょう。しかし困るのが、ドローンをどこで買えるのかということではないでしょうか。また、ドローンの買い方だけでなく、選ぶポイントやメーカー等も大事です。今回お伝えするドローンの買い方や選び方のポイントを身につけて、ベストなドローンを手に入れましょう。
ドローンの買い方は?どこで購入できる?
ドローンの買い方は主に5種類あります。まずは、大手家電量販店での購入です。商品の知識のある販売員が常駐しますのでアドバイスをもらえますし、ドローンコーナーがあれば実機を見ながら購入できるのも大きなポイントです。
次にAmazonなどのネット通販サイトや、ドローン専門のECサイトでの購入です。品揃えが豊富なだけでなく、周辺アクセサリーを同時購入可能です。実機を見ることはできませんが、わざわざ家電量販店に出かけなくても買える利便性は高いでしょう。
その他、ヤフーオークションなどを利用した個人取引や、海外サイトから個人輸入する方法もあります。ドローンの買い方を知り尽くした方なら、できるだけ安く手に入れられるかもしれませんが、初心者の買い方としてはおすすめできないでしょう。技適の問題等、製品保証の問題がありますので、初心者にとってハードルの高い買い方だといえます。
ドローンの買い方を知るには選び方が重要!選ぶ際のポイントとは?
ドローンの買い方を知るには、ドローンの選び方を理解する必要があります。ドローンの選び方で最も重要なのは、自分の腕前にあった商品を購入することです。
ドローンを操縦した経験のない方なら、5,000円前後のトイドローンの購入から経験を積むといいでしょう。いきなり10万円以上もする本格的なドローンを購入し、墜落させたり事故を起こしたりしては大変です。
次に、ドローンをどんな目的で使用するのかというのも重要です。空撮したい場合はカメラを搭載したドローンを購入する必要があります。どのような撮影をするのかも大事で、操縦にこだわる方はラジコンタイプのドローン、空撮にこだわる方は自律飛行可能なタイプを選ぶのがいいでしょう。
予算も重要で、趣味でドローンを飛ばしたいのであれば、数千円程度から購入が可能です。またカメラ機能を搭載したドローンでも、1万円前後から購入可能です。高機能であるほどドローンの価格は上昇しますので、予算にあったドローンを検討しましょう。
このほか、アフターサービスの有無も大事な決め手です。ドローンの多くは海外製ですが、日本のドローンと比べてアフターサービスは劣ります。パーツを交換したい場合も、海外の商品の場合、気軽に問い合わせしにくいといったデメリットもあります。
ドローンの人気メーカーは?
ドローン市場には多くのメーカーが参入していますが、なかでもDJI社はシェアの7割を占める人気メーカーです。低価格のドローンから、プロ向けのものまで、幅広く販売されています。空撮を仕事にするプロにも人気で、一眼カメラを扱うのも魅力的です。
パリを本拠にするParrotのドローンも人気が高いです。農地のマッピングやモニタリング可能な産業用ドローンも扱います。もちろん、低価格のドローンからプロ用のものまで幅広く販売されています。
おもちゃメーカーのHoly Stoneは、トイドローンに特化した企業です。ドローン自体も安く、高品質なのが特徴です。中国福建省の企業ですが、日本語でのサポートが可能と人気も上々です。
初心者におすすめの買い方は「200g以下のドローン」を選ぶこと
初心者におすすめの買い方は、200g以下のドローンを選ぶことです。200g以上のドローンは航空法の規制対象になり、規制対象の場所で飛ばすにも許可が必要など大変です。200g以下のドローンならば、改正航空法の規制対象外ですので、室内はもちろん、ルールで禁止されていない場所であれば、どこでも飛行させられます。
とはいえ200g未満のトイドローンがまったく法律の規制がないのではありません。公園条例や、200g未満のドローンでも規制対象になる「小型無人機等飛行禁止法」が定められています。また、技適を受けていないドローンの場合、電波法など関連法規がありますので、注意しましょう。
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