ドローンの農薬散布はプロに依頼できる!その方法とメリットとは?

ドローンを使った農薬散布とは?

農家の人は、年間を通して防虫・防除・殺菌などの対策をしなければなりません。そうしないと、作物が虫や病気によって害を受けて、収穫量や品質が大きく下がってしまいます。でも、農薬を散布するのには非常に手間と労力がかかり、農家にとって大きな負担となっています。

そこで、農薬散布の労力を減らす画期的な手段として注目され始めたのが、ドローンによる農薬散布です。農薬散布用のドローンが開発・商品化され、ドローンを使って農薬散布する農家が増え始めています。

 

ドローンの農薬散布をプロに依頼する方法

ドローンによる農薬散布は、ドローンを持っていなくても、ドローンの操作ができなくてもできます。プロのドローンパイロットに農薬散布を依頼することができるのです。料金相場は1アールあたり200円と比較的リーズナブルですので、おすすめの方法と言えます。

では、ドローンの農薬散布はどうやってプロに依頼できるのでしょうか?「DRONE CONNECT」といった、プロのドローンパイロットを紹介してもらえるマッチングサイトを利用できます。

そうしたサイトに登録すると、同じサイトに登録しているドローンパイロットの中から条件に合う人を紹介してもらえ、手軽に作業依頼ができます。

 

ドローンの農薬散布をプロに依頼するメリットとは?

ドローンによる農薬散布を依頼する一番のメリットは、人力で行う場合にかかる時間や労力を減らせることです。これは人件費削減にもつながります。機種にもよりますが、ドローンなら1分あたり8~10アールくらいの面積に、上空からまんべんなく農薬散布できます。

また、手作業で農薬散布をすると農薬が体に触れるリスクがあり、人体への影響について心配する声もあります。農薬散布時の事故も数は多くはありませんが毎年発生しています。でも、ドローンによる農薬散布を依頼すればこうした危険について心配する必要はなくなります。

次の項目でご説明しますが、ドローンを自分で購入して農薬散布するという方法もあります。この場合、ドローン本体やドローンに搭載する散布装置の購入代という大きめの初期費用がかかってしまいます。また、ドローンを使って農薬を散布するには国の許可が必要で、その手間もかかります。

業者に依頼すればこうした出費や手間を省くことができます。この点も、ドローンの農薬散布をプロに依頼するメリットの1つと言えるでしょう。

 

ドローンを購入して自分で農薬散布するという方法もある!

先ほど述べた通り、ドローンを購入して農薬散布するには、初期費用や手続きの手間がかかります。それでも、以前よりはドローンの価格は下がっていますし、規制緩和によって手続きの負担もかなり減りました。

例えば、以前であれば、農薬散布用のドローンや機材を揃えるには300万円以上のお金が必要でした。でも、今は100万円くらいで手に入るドローンも販売されています。

プロに依頼した場合の費用の相場が1アールあたり200円ですから、5ヘクタールの農薬散布を年4回のペースで4年間依頼した場合、かかる費用は約160万円になります。10ヘクタールの場合は320万円もかかってしまいます。このようにして計算すると、ドローンの価格が下がった現在、ドローン購入費用の元は取れることがわかります。

また、ドローンの操縦自体に免許や資格は不要ですが、農薬散布に関しては教習を受けた上で「一般社団法人農林水産航空協会」に技能認定を受ける必要がありました。現在は規制緩和によって不要になっています。

散布区域周辺へ情報提供することを前提に、事業計画書の提出が必要なくなりましたし、指定業者による定期点検も不要になったため、以前よりドローンによる農薬散布が身近になってきています。

今後は、航空法に基づいて国土交通省に許可と承認を求めるだけで、農薬散布用のドローンを飛ばすことができます。許可と承認を受けるための条件は「10時間以上の飛行経験」と「5回以上の散布経験」となっています。

このように、ドローンを購入して農薬散布することのハードルは、以前よりだいぶ低くなっています。ですから、外部の業者に依頼せずに、自分でドローンによる農薬散布を行うのも1つの方法と言えるでしょう。

RECOMMEND おすすめ記事

上に戻る