ドローン用モーター市場、 2020〜2030年に28.4%のCAGRで成長の見通し

2020〜2030年における世界のドローン用モーター市場は、加速度的に規模を拡大し、28.4%の年平均成長率になるだろうと予想されています。市場調査会社「Fact.MR」によると、新型コロナウイルスの流行によって、感染者や接触者のトラッキング、モニタリングを行うにあたってドローン技術の需要が高まっているのが市場規模拡大の理由の一つです。しかし、ロックダウン期間中は、貿易規制やサプライチェーンの混乱などによって、ドローン用モーターの市場は短期的には低迷していました。

 

Fact.MRのリポートには、「娯楽用や武器としての用途だけでは、ドローン用モーター市場の拡大には限界がある。商業用の輸送としてのドローンへの投資や、商業利用に有利なドローン規制の変更などによって、ドローン用モーターのメーカーは長期的に収益を拡大できるだろう」と書かれています。

 

ドローン用モーター市場に関する重要なポイント
・eコマース、不動産、農業の急速な成長を受けて、商業用ドローン向けのモーターが大きなシェアを占める。
・長時間飛行し、広いエリアをカバーできる固定翼式ドローンのモーターの需要が高い。
・民間用、軍事用ドローンの開発に対して、政府が有利な政策を行っている北米が主要な市場である。

 

ドローン用モーター市場の成長要因
・軍事、エネルギー産業、エンターテイメント産業、農業などにおいてドローンの役割が重視されていることは、市場に好影響を与えている。
・再生可能エネルギーを使用するドローンや、ハイブリッドドローンなどの開発により、適用範囲の拡大が見込める。

 

ドローン用モーター市場の抑制要因
・娯楽用ドローンの使用が規制される傾向にあり、需要が後退している。
・訓練を受けたドローン操縦者が不足していることが市場の成長を妨げている。

 

新型コロナウイルス流行の影響
新型コロナウイルスの流行において、ドローンが様々な役割で活躍しました。ドローン技術は、人混みの管理や、医薬品のリモート配送、汚染が疑われるエリアの消毒、感染者や接触者の追跡、重要な情報の拡散などに役立っています。結果として、ドローンやドローン用モーターの需要が急速に高まっています。一方で、世界各地で貿易規制や、製造の遅延・中断が発生したことから、需要と供給の間にギャップが生まれ、今後数ヶ月続くと見られています。このため短期的に市場は停滞する見通しです。

 

リポートでは、ドローンのタイプ(固定翼、マルチローター、シングルローター、ハイブリッド)、モーターのタイプ(ブラシレスDCモーター、ブラシ付モーター)、電力(50W以下、50W〜200W、200W以上)、用途(商用、個人用)、販売チャネル(OEM、アフターマーケット)、地域(北米、南米、ヨーロッパ、東アジア、南アジア、オセアニア、MEA)それぞれの観点から見通しが述べられています。

 

(画像引用:https://finance.yahoo.com/news/drone-motors-market-soar-28-132000146.html)

NEWS

ドローンを使ってキーウィと「ハイテク隠れんぼ」?!ニュージーランドでの新たな取組み

NEWS

ドローンでメタンを検知 シェルとベーカー・ヒューズが提携

NEWS

釣り人必見!赤外線カメラ搭載の水中ドローンで狙った魚を逃さない

NEWS

中国「HEISHA」が最新ドローンプラットフォームをリリース、限定キャンペーンも

NEWS

日本船座礁で大被害のモーリシャス ドローンが捉えた衝撃映像

NEWS

ドローンと「粘土団子」で森林面積を増やす取り組み 

NEWS

ドローン用モーター市場、 2020〜2030年に28.4%のCAGRで成長の見通し

NEWS

ParrotとWISeKeyがパートナーシップ締結、ドローンセキュリティの再定義を目指す

© DRONE NEWS