イギリスでドローンと操縦者の登録が義務化

CAA(英国民間航空局)は、全ドローンの登録を義務化すると発表しました。イギリスでは2018年12月、国内で二番目に大きな国際空港であるロンドン・ガトウィック航空が、周辺でドローンが目撃されたことにより30時間ほど閉鎖される事件がありました。事件は空港にとって最も忙しい時期であるクリスマス前に発生したため、1000便以上が欠航し、足止めされた旅行客は14万人以上です。これを受け、イギリス国内ではドローンの規制を強化する声が高まっていました。

 

新しいドローン登録システムは、ドローンとその持ち主を結びつけるものです。迷子になったドローンを持ち主に返すことが容易になるだけでなく、操縦者が責任を持ってドローンを運用するようになるだろうという期待があります。

 

ドローンの登録にかかる費用はたった9ユーロで、オンラインで操縦者向けの教育コースを受講し、その後テストに合格しなければなりません。登録が完了するとドローンに固有のコードが与えられ、確認しやすいようドローンに書き込んだり、貼り付けたりする必要があります。

 

さらにドローンだけでなく、操縦者もそれぞれID番号を得なくてはなりません。操縦者のID番号は「フライヤーID」と呼ばれ、こちらも取得するにはオンラインテストに合格する必要があります。13歳以下の子供もテストに合格し、フライヤーIDを取得すればドローンを飛行させることができますが、保護者の同意が必要です。また、各ドローンの登録ができるのは18歳以上で、子供や他の人にドローンを操縦させる際は、それぞれが有効なフライヤーIDを所持していることを確認しなくてはなりません。

 

登録が義務となるのは、重量250g以上のドローンで、2019年11月30日までに登録を完了する必要があります。それ以降、未登録のドローンを飛行させると最大1000ユーロの罰金が科せられる可能性があります。

 

アメリカでも同様の規制があることから、多くのドローンメーカーはすでに250g以下で登録が必要ないドローンを販売しています。例えば、DJIの「Mavic Mini」はちょうど249gです。

 

(画像引用:https://www.engadget.com/2019/11/05/uk-drone-operators-registration/)

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