ドローンは飛行時間が長いほうが良い?

更新日: 2018.05.10 公開日: 2017.10.29
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無人飛行機、つまりドローンは、あまり長時間飛ばすことができません。ドローンの飛行時間は30分前後の製品が多いのではないでしょうか。小型になればなるほど、可能になる飛行時間は短くなる傾向があります。これは、本体やバッテリーの性能によって、それぞれドローンごとに飛行時間が異なるのですが、できれば飛行時間が長いほうが、望ましいでしょう。

それでは、ドローンを長時間飛ばすための方法などについて、詳しく見ていきましょう。

 

ドローンの飛行時間を伸ばすには?

ドローンの飛行時間ですが、バッテリーの性能に左右されます。それはすなわち、本体をどの程度飛行中に激しく操作したかにも依存するでしょう。たとえば、ドローンを必要以上に何度も上下旋回させると、当然ですが電池を食いますので、バッテリーが使われてしまって、飛行時間は短くなります。

ですが、一旦飛ばした状態でホバリングして安定させ、上空からカメラ撮影を行うことに集中していれば、その分だけバッテリーの減りは遅くなります。あまり無駄な動きをドローンにさせないことが重要です。

もちろん、もともと高性能で飛行時間が長いドローンを購入した方が、飛行時間は長くなる傾向があります。とはいえ、予算の関係もありますので、ドローンの機体にあまりお金をかけたくないという場合には、バッテリーの減りにくい飛行を見につけると良いでしょう。

 

ドローンの飛行時間が短いことによるリスク

飛行時間が短いドローンを選んでしまうことのリスクとは何でしょうか。

たとえば、ドローンを飛ばしていると、思ったようなポジションにつけることができなかったり、楽しすぎて長時間飛行させてしまったりすることによって、飛行中に落下させてしまうことがあります。

一台数十万円のドローンが、落下することによって壊れてしまい、使えなくなるのはよくあることです。飛行時間がバッテリーを食いつぶさないうちに、しっかりと着陸させる必要があります。

できれば、飛行時間の目安とされているものの75%~80%程度の時間で、飛行させるのが良いでしょう。1時間の飛行時間と製品情報に書かれていたら、45分程度の飛行にとどめておくのがベストです。

ドローンは、カメラの画質で選ぶか、デザインのスタイリッシュさで選ぶか、コンパクトさなどのサイズ感で選ぶかなど、どれを基準にするのかは人それぞれです。

ですが、飛行時間については最低限見ておかないと、いざ撮影しようと思っても、思った通りに飛行することができないので注意してください。

 

ドローンの平均飛行時間は、15分~30分程度

2017年現在のドローンは、それほど長時間は飛行できないタイプがほとんどです。バッテリー込みの飛行時間は15分~30分程度、といったところではないでしょうか。それほど、長くないのが特徴です。

これだと、ワンアクション、もしくはワンテイク程度しか写真や映像を撮れないかもしれません。また、上空にドローンを飛行させ、撮影の位置までしっかりと誘導する時間も必要ですし、バッテリーが切れる前にドローンを無事に着陸させなければ、大惨事が起こってしまいます。

ドローンの飛行時間はさきほどもお伝えしたとおり、平均20分程度の飛行時間なので、ダイナミックなアクションを行うとすぐにバッテリーを食ってしまう可能性があります。ですが、20分もあれば静止画ならきれいに取ることができるのではないでしょうか。

以上、ドローンの飛行時間について、詳しくチェックしてきました。まず、ドローンの製品を選ぶ際には、飛行時間も気にかけるようにしましょう。

ドローンは落ちて壊れてしまうと、数万円〜数十万円が一瞬にして消えてなくなります。そうしたことを防ぐためにも、常に飛行時間を意識しながら、効率よく飛ばす必要があることを忘れないようにしてください。

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