ドローンの定義付けとドローン市場価格の変化

更新日: 2017.04.30 公開日: 2017.04.30
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今、巷で騒がれているドローンって何だかわかりますか?ラジコンとは一体、どこが違うのでしょうか?ドローンの実体に迫り、今後の価格の変化について考えてみたいと思います。

目次

ドローンとラジコンの違いとは!?

ドローンとラジコンの違いとは!?
ドローンとは一般に米国では軍事目的に使用されています。自立型の無人航空機を指し、主に偵察用ヘリとして利用されていますが、民間利用や商業利用もメジャーになりつつあります。主なものはローターに回転翼を搭載し、安定した飛行が得られるマルチコプターと呼ばれるもので、空撮や偵察、情報収集能力に長け、様々な分野で活用されています。一方、ラジコンヘリは大きく分類するとドローンの一種と捉えることができますが、一般的な認識としては区別されています。ラジコンヘリは無線装置により機体そのものを操縦しますが、自立移動はできません。これに対しドローンは、自立移動機能が搭載されている点が大きな違いになってきます。ラジコンヘリの用途は大抵がホビー用でありますが、ドローンの場合はホビー用に限らず、産業利用されているというのも大きな違いです。両者、いずれにしても民間利用、商用利用の枠にとらわれず、今後、市場の拡大が見込まれていくでしょう。

ドローンの種類~色々なサイズのドローン~

ドローンの種類~色々なサイズのドローン~
現在ではドローンとして利用されている機体のほとんどがヘリコプタータイプのものです。その理由は、通常の航空機タイプの物ですと離着陸に滑走路を必要とし、思うように場所の移動ができないためです。その点、ヘリコプタータイプであれば飛行する際の距離も必要とせず、空中でもピンポイントで撮影等が可能となります。そのため利用されているほとんどの機体がヘリコプタータイプのものなのです。また、機体の大きさも様々なものがあり、産業利用されている大きなものから手のひらサイズのホビー用のものまであります。米国などでは軍事用として地上を自由に行き来するロボットタイプのものもドローンと位置付けています。各国でも多種多様なドローンが存在するのが現状です。

我が国におけるドローンの価格帯

我が国におけるドローンの価格帯
ドローンの用途は使う人によってかなり相違があります。その為、価格帯も様々です。単に趣味として楽しむホビー用の場合は、数千円から数万円のものまであります。また、業務用として事業目的での購入となれば数万円から数百万円が相場となります。さらに軍事目的のドローンとなれば数億円単位となるでしょう。この様にドローンといっても価格は目的に応じて変わってくるので一概には言えません。また、趣味でホビー用のドローンを購入する場合においても価格の相場は変わります。ジャイロセンサーやGPS機能が搭載されたものであればより高価になるのは言うまでもありません。安価なものであれば撮影カメラが搭載されていない物などもありますので、興味のある方は1度、購入してみるのもいいかもしれません。

今後のドローン市場価格の変化予想

今後のドローン市場価格の変化予想
日本はドローンの利用に関しては農業分野を始め、早急に取り組んできました。しかし、ドローンの開発に関しては世界各国に遅れをとっています。その為、現状ではアメリカやフランス、中国といった国と比べると市場規模が小さいです。ゆえに機能性のあるドローンの購入を考えた場合、コストが高くなってしまうのは否めません。しかし、我が国は高度な精密機器を作る技術に優れています。ドローン市場が拡大され需要が大きくなってくれば機体自体の開発にも力が入ってきて産業が伸びてくるでしょう。そうなれば需要にも拍車が掛かり、輸出も伸びてくるに違いありません。輸出が伸びれば生産台数も上げなければなりませんので、機体1台あたりの市場価格は下がると思われます。国内で考えると今までは輸入していた機体も、今後は国産ドローンの台頭により性能が飛躍的にアップすることが考えられます。性能のいい国産ドローンは価格が高く、輸入ドローンは安価になるといった傾向も生まれてくるかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか?ドローンの定義付けと共に市場価格が今後、どの様になるかを簡単に予想してみました。ドローンをこれから購入してみようかと考えている方に少しでも参考にしていただければ幸いです。今後のドローンのサイズや価格、新しい市場分野などに注目してみてくださいね。

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