日立が不審ドローンを迅速に発見するシステムを提供 12月より

更新日: 2018.05.08 公開日: 2017.10.07
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日立製作所は10月6日、施設の上空から接近する不審なドローンを迅速に発見するドローン検知システムを、2017年12月より提供開始すると発表。

同システムは、レーダー1台、カメラ1台、操作端末など一式で構成されるが、小型軽量で持ち運びが容易である。ケーブルを接続しレーダー、カメラの設置位置や向きなどの設定を行うだけで利用できる。そのため、少人数のスタッフで短時間での設置・運用・撤収が可能。

また、レーダーおよびカメラを地図ソフトウェアと連携させることで、不審なドローンの侵入経路や検知位置、映像などを地図ソフトウェア上に表示する。

同システムではレーダーを用いて不審なドローンを検知するため、従来の検知手法では難しかった、大きな音のするイベント会場や他の電子機器の電波が飛び交う場所でも利用可能となっている。

加えて、レーダーの検知情報をもとにしてカメラが作動し、不審ドローンを追尾することもできるという。

参照:「日立、不審なドローンを迅速に発見するドローン検知システム提供

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